コンビニバイトはきつい?早朝や深夜などシフト別の特徴や体験談をお届け

「コンビニのバイトって実際はきついの?」
実際にきついか楽か――というのは、あなたの生活スタイルや店舗との相性によって異なるでしょう。
コンビニのバイトは早朝から深夜までシフトに入れる時間の幅が広く、「一日2時間からOK」など働きやすい条件もあって魅力的。時間帯によってバイトメンバーの年齢層が異なるといった特徴もあるんですよ。勤務時間帯を適当に選ぶと、あなたに合わなくて「思ったより大変……」と感じるかもしれません。
この記事では、コンビニバイトの仕事内容や時間帯別のメリット・デメリット、経験者から届いた体験談など気になる情報を多数掲載。さいごまで読めば、あなたにベストな働き方を判断できるようになるでしょう! ぜひ、参考にしてください。
【目次】
1. 慣れれば簡単!コンビニバイトの仕事内容
2. 【時間帯別】コンビニバイトのメリット・デメリット
3. やってよかった!コンビニ店員の体験談
4. これはきつい……!経験者の苦労話
5. コンビニが初めてのバイトに向いている理由
6. さいごに
慣れれば簡単!コンビニバイトの仕事内容

- コンビニ店員の主な仕事内容一覧
●レジ・接客
●品出し
●店内清掃
●簡単な調理
●発注
コンビニのバイトで最初に覚えるのはレジ業務。覚えることが多いのもレジ業務でしょう。なぜなら、レジでは精算だけでなくコンビニ決済できる公共料金などの収納代行や宅配便の受け渡しといったサービスも行うからです。
覚えることはたくさんありますが、マニュアルに沿って行えば難しいことはありません。すぐ慣れられるでしょう
品出しや店内清掃、ホットスナックなどの簡単な調理もマニュアルがあるので、バイト初心者でも安心してください。
また、発注業務は初心者に任せられることはありません。基本的に社員が担当する業務ですが、ベテランであればバイトスタッフが担うことも。どの商品がどれくらい必要か把握できたころに教えてもらえるでしょう。
コンビニの仕事は覚えることがたくさんありますが、すぐ慣れられるような単純作業の繰り返しになります。
もっと詳しく仕事内容を知りたい人には、以下の記事がおすすめ。さらに具体的に仕事内容を解説しています。
⇒コンビニバイトの実情を深掘りしてみた! 向き・不向きを判断しよう
▼コンビニバイトは意外と体力を使う▼
一見楽そうに見えるコンビニのバイトですが、実は体力を使う一面も。
コンビニは立ち仕事が基本。品出しや清掃の作業中でもレジに人が来れば急いで戻らなければなりません。意外とゆっくりできる時間が少ないと感じる人が多いのではないでしょうか。
品出しや商品棚の整理をするときは立ったりしゃがんだり。バックヤードから商品が詰まった重たいコンテナ(箱)を運ぶこともあります。
特に、来店客が少ない深夜の時間帯は清掃業務や翌朝の営業に向けての商品補充がメインとなるため、ひたすら動きっぱなしです。
- 経験者の体験談
●「4時間以上立ちっぱなしという状況に慣れるまで大変でした」(10代/女性)
●「深夜シフトはポリッシャーで床を掃除し、トイレやカウンターもピカピカにしないといけないので大変です」(40代/男性)
体を動かす機会が多いということを心したほうがよいでしょう。
深夜シフトのきつい点については、以下の記事でさらに詳しく紹介しています。
【時間帯別】コンビニバイトのメリット・デメリット

この章では、以下の4つの時間帯に分けてメリット・デメリットを解説していきます。
・早朝シフト
・昼間シフト
・夕方シフト
・深夜シフト
それぞれ、どのような特徴があるかチェックしてみてください。
▼コンビニ早朝シフトのメリット・デメリット▼
早朝シフトのメリット・デメリットは以下の通りです。
【メリット】
●早朝手当が付いて高時給な店が多い
●ほかのバイトと掛け持ちしやすい時間帯
【デメリット】
●早起きが大変
●通勤・通学時間はレジに行列ができて忙しい
早朝のシフトは5:00~9:00ごろ勤務の店が多い模様。大学生や専門学校に通っている人は登校前に働ける時間帯です。特に、駅や学校の近くの店舗を選べば、バイトが終わってからそのまま学校に行けるので便利でしょう。
早起きするのは大変ですが、考えようによっては規則正しい生活リズムが身につくというメリットになります。早起きの習慣は、社会人になっても役立つでしょう。
早朝は通勤や通学前に立ち寄る人が多いため、基本的にはレジに付きっ切り。忙しいので「あっという間にバイト終了」と感じる人が多いようです。
以下の記事でもコンビニの早朝シフトについて紹介しています。体験談も紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
⇒【経験者の声あり】大学生におすすめのメリット満載早朝バイト4選
▼コンビニ昼間シフトのメリット・デメリット▼
昼間シフトのメリット・デメリットは以下の通りです。
【メリット】
●主婦(夫)は家事や子育てと両立しやすい時間帯
●身につくスキルが多い
【デメリット】
●昼食時は品出しとレジに追われる
●仕事が多い
昼間のシフトは子育てや家事の合間に働く主婦(夫)が多い時間帯。
昼食時は弁当や飲料を求める客で長蛇の列ができることも。特に、オフィス街や大学などの学校が近くにあるコンビニは、レジや商品補充に追われてとても忙しいです。
また、日中はさまざまな目的で来店する人がいるため、早朝シフトのようにレジに集中したり、深夜シフトのように清掃業務が中心となったりすることはありません。ありとあらゆる業務があるでしょう。その分、さまざまな仕事ができるようになりますよ。
▼コンビニ夕方シフトのメリット・デメリット▼
夕方シフトのメリット・デメリットは以下の通りです。
【メリット】
●学生スタッフ中心で同年代の友だちが増える
●学校が終わったあとに直行できる
【デメリット】
●会社員などの帰宅時間帯は忙しい
●スタッフが充足する時間帯のためシフトに入りづらいケースも
夕方シフトは高校生や大学生といった学生アルバイターが多い時間帯。同年代のバイト仲間と仲良くなれるでしょう。
サラリーマンや学生の帰宅時間は夕食を買い求める人が多く、一気に忙しくなります。駅やバス停に近い店は到着時間に合わせて来店客も増加。忙しくなるタイミングが何度かありますが、タイミングを掴めば商品補充などの準備を整えられるようになります。
また、夕方シフトは希望者が多いため “シフト激戦区” になることも。店によっては、勤務希望日に入れないケースがあります。
▼コンビニ深夜シフトのメリット・デメリット▼
コンビニ夜勤のメリット・デメリットは以下の通りです。
【メリット】
●基本給より25%時給アップ
●黙々と作業に集中できる
【デメリット】
●睡魔が襲ってくる
●体力を使う
●酔っ払いに絡まれる
夜勤は深夜の割増賃金が付くため、原則22:00~翌5:00の間は時給が25%アップします。6~8時間勤務がケースも多いため、1回のシフトでがっつり稼げるでしょう。
また、暇すぎて辛く感じる人もいるかもしれませんが、黙々と業務に集中したい人にはおすすめの時間帯です。床掃除や調理器具の清掃を中心に、日中にできない業務をこなしてください。
眠気対策としては、以下のような方法が考えられます。
・バイト前に十分な睡眠を取る
・バイト前の食事量を調整して満腹にならないようにする
・カフェインを摂取する
夜勤は睡魔との戦いになるので、以下の記事で眠気覚ましの方法を探っておくとよいでしょう。
やってよかった!コンビニ店員の体験談

続いて、コンビニバイト経験者から届いた体験談を紹介していきます。まずは、「やってよかった!」と感じた経験者たちのエピソードを見ていきましょう。
▼幅広い年齢層の人と交流できて楽しい▼
コンビニには高校生からシニアまでさまざまな年齢層のアルバイターがいます。年齢が近い学生同士で仲良くなったり、普段関わらない主婦層の人に料理のレシピを教わったりと、飽きることなく交流できるでしょう。特に、土日祝日勤務の人はさまざまな世代のスタッフと働けそうです。
- 経験者の体験談
●「年齢が近い人や還暦を迎えたバイト仲間がいます。いろんな人と会話できて楽しいです」(10代/女性)
●「主婦の方からいろんな話を聞けて、いい勉強になっています」(10代/女性)
●「1つ下からおばあちゃんまで幅広い年齢層のスタッフで構成されているので話題が豊富でした」(20代/女性)
コミュ力に自信がない人でも「バイトを通してコミュニケーション能力が身についた」という人は少なくありません。人と接することが苦手だけど克服したいという気持ちがあるなら、コンビニバイトを始めてみてはいかかでしょうか?
▼挨拶を進んでできるようになった▼
コンビニバイトは接客業。「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」と元気よく挨拶するのが当たり前です。バックヤードで挨拶の発生練習をしてから店頭に立つ店もあります。バイトで元気よく挨拶を繰り返すうちに、私生活でも自然と挨拶ができるようになるでしょう。
- 経験者の体験談
●「挨拶やマナーを徹底して教育していただきました。社会人になっても活きています」(20代/男性)
●「接客対応に慣れて、自分から進んで挨拶できるようになりました」(10代/女性)
●「声を出すことに抵抗がなくなります。大きな声で挨拶するとストレス解消になるし、お客様に返事をもらえるとうれしいです」(20代/男性)
どのような仕事でも挨拶や気配りは必要です。コンビニバイトでは一通り身につけることができるでしょう。今後ほかのバイトをする際や社会人になったときに役立つのではないでしょうか。基礎から丁寧に教えてもらえので、バッチリ身につけておきましょう!
これはきつい……!経験者の苦労話

経験者の声を見ると大変だったエピソードも見受けられます。
コンビニには多くの人が来店するため、優しい客もいれば迷惑な人も……。理不尽なクレームや無理な要求、酔っ払いの迷惑客などさまざまな人に対応しなければなりません。
この章では、コンビニバイトでよくある苦労話をお届けしていきます。
▼タバコの銘柄を覚えるのが大変▼
- 経験者の体験談
●「タバコの銘柄が分からなくて『番号でお願いします』と言ったら怒られました」(10代/女性)
●「タバコを買うお客様を苛立ててしまうことが多いでの、なるべくすぐに取れるように覚えようなければなりません」(10代/女性)
タバコを取り扱うコンビニでは各銘柄に番号が割り振られています。「ナンバーを言ってもらえばいいや」と思っていても、急いでいる人の怒りをかってしまうケースも……。銘柄は早く覚えたほうが気持ちよく働けそうです。タバコの品出しを率先して請け負えば、すぐに配置を覚えられるでしょう。
▼酔っ払い客は何をするか分からない▼
- 経験者の体験談
●「一度だけ酔ったお客さんが勝手に店のものを食べ出した! 警察を呼びました」(40代/男性)
●「酔っ払ったおじさんに怒鳴られて唐揚げ棒の串で攻撃されたことがありました。会話にならないし、ただただ野獣のようでした」(20代/女性)
働いていると迷惑客の対応することも。試練と思って逃げずに向き合えば、対応力が向上し多少のことでは怯まない忍耐力が身につきます。
ただし、すべて自分一人で対応する必要はありません。行き過ぎた迷惑客がいれば、店長に連絡する、通報するなどマニュアルに沿って対応してください。
▼理不尽なクレームがある▼
- 経験者の体験談
●「何もしていないのに怒っている人がいて『理不尽だな』と思うことが何度かありました」(10代/女性)
●「理不尽にキレてくる人や細かいことに文句を言う人もいる。そんなときは心底めんどくさいと思っていました」(10代/男性)
コンビニバイトだけでなく、接客する仕事ではクレーム対応がつきもの。怒りの感情に任せて苦情を言う人がいるときは、まず話を聞きましょう。だんだんと頭が冷えてきて、スタッフの声に耳を傾けられる余裕が出てくる人もいます。
対応できないような理不尽なクレームは、店長やベテランスタッフに相談して対応を代わってもらうのもひとつの手ですよ。また、気持ちをすぐ切り替える強さも大切です。以下の記事ではクレームの対応方法を紹介しています。合わせてご覧ください!
コンビニが初めてのバイトに向いている理由

コンビニのバイトは覚えることがたくさんありますが、ほとんどの業務がマニュアル化されています。そのため、バイト未経験者でも対応の仕方に悩む必要はありません。困ったときはマニュアルを見れば失敗しないでしょう。
もちろん、接客業なので臨機応変に対応しなければならない場面もあります。そういった際は、ベテランにアドバイスを求めれば大丈夫。「確認して参りますので、お待ちいただいてもよろしいでしょうか?」と許可を得てから、店長や先輩スタッフへ聞きに行きましょう。誰でも初心者の時期を経験しています。あなたの気持ちを理解してくれますよ。
また、コンビニでバイトデビューする人が多い点も、バイト未経験者におすすめのポイントのひとつ。新人教育の体制がしっかりと整っている店が多いのではないでしょうか。安心して働き始められそうです。
さいごに
コンビニバイトの仕事内容やメリット・デメリットなど、バイトを検討する人にとって気になる情報をお届けしてきました。働くイメージが膨らみましたか?
経験者の体験談では、よかった点と大変だったエピソードを紹介。どれも “コンビニバイトあるある” といえるでしょう。
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