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恵比寿レストランのホールスタッフ直伝! 親近感あふれる「Aoyuzu」接客心得

株式会社にっぱん Aoyuzu
株式会社にっぱん

[創業]1982年5月
[本社所在地]東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館10階
[アクセス]各線 有楽町駅から徒歩3分

握りたての江戸前寿司を提供する「魚がし日本一」をはじめ、魚と米を重視した飲食事業を展開。1989年6月、新橋に「魚がし日本一」を初出店したあとは、魚と野菜をふんだんに使った料理とアルコールを主体とする「青柚子」、油そば専門店「油ゃ」といった複数の業態を開発した。2018年4月現在、「魚がし日本一」は東京、大阪に33店舗へと拡大。スタンディング形式で気軽に寿司をつまめる、約200年前の “寿司屋台” に似たスタイルが、多忙なビジネスマンを中心に支持を集めている。
取材に赴いた「Aoyuzu」は、ワインとイタリアンおよび小皿料理を楽しめるダイニングレストラン。日本の食文化をメインに据えた業態が並ぶ中で異彩を放っている。

Aoyuzu(取材場所)
[店舗所在地]東京都渋谷区恵比寿1-8-14 大黒ビル 地下1階
[アクセス]JR山手線 / 東京メトロ日比谷線 恵比寿駅から徒歩1分

※内容はすべて取材当時のものとなります。

恵比寿駅から徒歩1分もかからない位置にある、レストラン「Aoyuzu」。
店内はオープンキッチンが見守るレストランエリア、熱帯魚がゆらゆら泳ぐ水槽が配置されたラウンジエリアからなっており、日常のランチ利用からパーティーシーンまで使い勝手も抜群だとか。
ピザや生パスタをワインで味わうオシャレな店かと思えば、“タパス” と呼ばれる豊富な小皿料理をつまみにアルコールを楽しめる気さくさも覗かせます。

立ち食い寿司の「魚がし日本一」を運営する株式会社にっぱんの傘下というこの異色店に、Career Groove編集部は潜入。
ステキな接客をするホールスタッフがいると聞きつけ、インタビューを敢行しました。

ランチタイムに働く菱川浩太郎さんと浅川智美さん。
“イケメン” に “癒し系” との呼び声が高いお2人に、接客の心得と働きやすい「Aoyuzu」の魅力をお話しいただいています!

オススメの提案でお客様との距離を詰めろ! ホールスタッフの接客心得

Aoyuzuホールスタッフ・浅川智美さん 浅川 智美(あさかわ・ともみ)さん
2017年3月から働いているAoyuzuのホールスタッフ。ランチタイムのシフトを終えたあとは、店にほど近い専門学校で鍼灸を学んでいる。友人に「飲食業は経験しておいた方がいいよ」と勧められ、接客未経験ながらAoyuzuの門を叩く。菱川さんから「自然な笑顔と愛嬌で、一緒に働いているとホッとする」と褒められ、はにかんでいた。
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――こんにちは、今日はよろしくお願いします! この「Aoyuzu」はどんなお店なんでしょう?

浅川 “スパニッシュイタリアン” を提供しているダイニングレストランです。
カレーやハッシュドビーフなどもご用意していますが、パスタメニューが豊富なランチタイムはイタリアンの要素が強いかもしれません。

菱川 スパニッシュの要素はディナータイムでしょうか。
小皿料理を豊富に取り揃えていて、いろんな料理をちょうどよい量とサイズで楽しめます。

――お2人はランチのシフトに入っている同僚とお聞きしていますが、業務の流れを教えていただけますか?

浅川 ランチはメインメニュー以外に、サラダ・スープ・パンが食べ放題なんです。
なので10:00に出勤したら、11:00の開店までにドリンクバーを含めたカウンターセットを完成させます。
そこから14:30くらいまで接客に専念しますね。
カウンターに並べてあるパンなどが足りなくなったら補充するのも、ホールスタッフの役割です。

菱川 ピークが落ち着いたら少しずつ片付けをし始めます。
同時にディナーの準備をし始め、15:00には完全に切り替えて。
とはいえ実質通し営業なので、お客様がいらっしゃる前で大きく動くことはあまりできないんですけど。
そんな感じで16:00まで働きます。

――ランチ、お得ですね! どんなお客様が多くいらっしゃいますか?

浅川 ランチは恵比寿駅近くのオフィスで働いている方によくご利用いただいています。
「月曜はチーズパスタが安い!」といった曜日ごとのイベントを行っている影響なのか、ご常連の方々が曜日めがけて来てくださることが多いような。

菱川 ディナーは打って変わって “ハレ” の日仕様というんですかね。
女子会をはじめ、カップルのお2人がデートでご利用いただくお姿をよくお見かけします。

――ご常連の心をつかんで離さないのはイベントだけではないのでは? 接客で心がけていることを教えてください。

菱川 お客様に積極的に話しかけること、でしょうか。
僕は接客の仕事をするまで人に自分から話しかけるのは苦手だったんですけど、だんだんと会話のやり取りができるようになっていきました。
気難しそうな感じの人でも、こちらがひと声を発したら笑顔で応じていただけることが多くて。
反応していただけるとうれしいので、また来ていただいた時にお声がけするようになり。
そうするうちに自然とお互いに顔を覚えて仲良くなる……みたいな感じです。

Aoyuzuホールスタッフ・菱川浩太郎さん 菱川 浩太郎(ひしかわ・こうたろう)さん
福岡から上京し、音楽活動のかたわらAoyuzuと広尾のカフェバーでダブルワークをしている。2017年10月入社とAoyuzu歴は浅いながら、上京前はホテルで働いていたこともあって接客はお手のもの。浅川さんいわく、「菱川さんは “ランチのイケメン”」。密かにそう呼んでいるお客様がいらっしゃるという。

――気難しい人には何と声をかけられたんですか?

菱川 メニューを紹介する際に「今日は金曜なのでカレーにカツが2枚乗りますよ」みたいな、ちょっとしたお得情報を挟みましたかね。
そんな何でもない切り口から広がるんじゃないかと思います。

浅川さんはお客様のお召し物や持ち物によく反応しているみたいですけど(笑)。

浅川 わたし、ジャニーズのとある方のファンでして。
その方の名前があしらわれたうちわを持っているお客様がいらして、お声がけしたら大いに盛り上がってしまいました(笑)。

――それぞれお声がけの得意ジャンルがあるんですね! 接客のやりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?

菱川 お客様の目線に立って「今こうしてさしあげたら気持ちよく過ごせるのかな?」と自分なりに考えたことを行動に移して、ご満足いただけた時ですかね。
ご年配の女性が食事を召し上がっている時、傍らに飲み薬が置いてあったんです。
お食事のあとに服用されるのかな、と思って白湯をお出ししたら……とても喜んでくださって。

――気が利いていらっしゃいますね! 浅川さんは?

浅川 カウンターにはドリンクをお好きな味に調えていただけるカスタマイズ用のシロップが置いてあるんですけど、使い方が分からずに眺めているお客様が多くて。
なので気づいた時に「コーヒーにキャラメルシロップを入れるとおいしいですよ」とオススメの飲み方をお伝えするようにしています。
そうすると喜んでくださる方が多くて。
良かれと感じたことを実行に移して、笑顔になってくださるとこちらもうれしくなります。

――オススメを共有することでスタッフの人となりもお客様に伝わって、親近感を持っていただけそうですよね。ちなみに、わたしに「Aoyuzu」のメニューを勧めてみてもらってもいいですか?

菱川 ランチ限定の「ミートソース」をオススメします!
うちのミートソースは、皆さんが想像されるソースの色より “黒め” なんです。
色の秘密はお味噌。コクがあってめちゃくちゃおいしいんですよ。

――うわぁ……いまそれほど空腹ではないはずなのに頼んじゃいそう(笑)。浅川さんも、オススメのご提案をお願いします!

浅川 プレッシャーですが、さっそく(笑)。
わたしが好きなのは「サルシッチャとゴロゴロ野菜のオルトラーナ」っていうパスタです。
ぷりっぷりのサルシッチャソーセージと素揚げしたお野菜がトマトソースで絡めてあって……絶品です!

あと、うちの店は生パスタを使っていて麺にもこだわっています。
これまでに食べたパスタの中で、いちばんおいしい!

――麺のクオリティまで入れてくるとは抜かりない接客ですね(笑)。でも実感のこもった自然な提案で、やっぱり注文したくなっちゃいました!

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大らかな雰囲気で働ける、「Aoyuzu」ホールスタッフの接客業

――次に職場環境についてお聞きしていきます。スタッフにはどんな方が多いですか?

菱川 男女比は6:4くらいで、20代のスタッフが多いですね。
僕、30代なので平均年齢を上げてしまっているかもしれません(笑)。
シフトはランチ組とディナー組にわりとキレイに分かれていますが、通しで働くスタッフもいます。

それと、オンとオフの切り替えが上手な人が多いですね。
僕も音楽活動をしていますし、俳優を目指していたスタッフもいるようですし。
金髪姿で働くなど自分の世界がありながら、いざシフトに入ると本当に真面目なんです。
ダラダラせずにやる時はやる! みたいな。
あと浅川さんも含め、総じてみんな笑顔が素敵です。

浅川 ありがとうございます!(笑)

わたしは優しい方が多くて働きやすいと感じてます!
入りたての頃は注文を入力するハンディの取り扱い方が分からなくて、注文ミスを何度もしてしまいました。
でも先輩は全く怒らず「いいんだよ、最初なんだから」と励ましてくださって。

Aoyuzuホールスタッフ・浅川智美さんの接客風景

――浅川さんは接客未経験でしたよね。どのような指導を受けましたか?

浅川 トレイの持ち方、フォークとナイフの置き方といったテーブルマナーの基本から教えてくださったので安心して働き始められました。
仕事を覚えて早く作業できるようになったり自分から率先して動いてみたりすると、「さすが!」ってからかい半分に褒めてくださって(笑)。
先輩とコミュニケーションが取れるのはうれしいです。

――褒めて伸ばす指導方針なんですね。新しく入った後輩に対してどのような指導をしようと考えていますか?

浅川 わたしが先輩にしていただいたように、年下の方だったら褒めて伸ばしていきたいですね。
菱川さんのように年上の後輩でしたら、これまで培ってこられたスキルを尊重して。

菱川 せっかく一緒の店で働いているわけだから、仕事以外にプライベートでも仲良くしたいですね。
楽しく迎え入れたいです。

――シフトが終わったら皆さんで一緒に過ごされることはあるんでしょうか?

浅川 わたし、学校に行っちゃうのでなかなか機会に恵まれないんですよね。

菱川 僕も17:00から広尾にある別の店で働くので、なかなか。
あ、でも一度みんなで来てくれたことあったよね?

浅川 はい! キッチンの方と菱川さんのお店にお邪魔しました。

――「Aoyuzu」のホールスタッフとして、特に心がけるべき点は何ですか?

菱川 ディナーだとメニューの数が多いので、料理やドリンクの知識量が求められると思います。
特にバーカウンターのポジションでは、入ったオーダーをどんどんつくっていくスピードも必要ではないかと。
シフトに入るうちに自然と身につくことだとは思いますが。

Aoyuzuホールスタッフ・菱川浩太郎さんがドリンカーを務めている様子

――どのような方と一緒に働きたいですか?

浅川 明るくて笑顔の素敵な人でしたら大歓迎です!

菱川 相手の立場で物事を考えられる、気遣いのできる方はご活躍いただけるかと思います。

――「AOYUZU」独自の昇進・昇給の仕組みはあるんですか?

浅川 3ヵ月の試用期間中は時給1,000円です。
そのあと、簡単な試験に受かって正式に勤務をスタートさせたら100円上がります。

菱川 試験はうちの店を運営する(株式会社)にっぱんの社是を暗唱したりする、簡単な内容です。
毎日朝礼で声に出して「みんなでこれを心がけて働きましょう」みたいな。
それを覚えているかどうか、ですね。

――最後のメッセージとして、ご自身の立場から「Aoyuzu」で働くメリットをお答えください。

菱川 現時点で在籍しているスタッフは、みんな個性豊かでおもしろい人ばかり。
でもそれだけじゃなくて、一緒にいて気持ちいい人が多いので楽しく働けると思います。

あとは料理がすごくおいしいから、自信をもって提供できます。
食材や調理法、ドリンクの知識が自然と増やしていくことができますよ!

浅川 等身大の自分で働くことができます。本当にそれに尽きるんですけど。
菱川さんもおっしゃっていましたが、同僚のスタッフに恵まれています。

これまでのアルバイトでは正直「行きたくないな……」と思うこともありました。
でも、このお店の自由だけど節度ある雰囲気が気に入っていて。
シフトに入るのが毎回楽しみです。

――楽しい雰囲気が伝わってきました。どうもありがとうございました!


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株式会社にっぱん
[本社所在地]東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館10階
[アクセス]各線 有楽町駅から徒歩3分

Aoyuzu(取材場所)
[店舗所在地]東京都渋谷区恵比寿1-8-14 大黒ビル 地下1階
[アクセス]JR山手線 / 東京メトロ日比谷線 恵比寿駅から徒歩1分

面接会場はご応募のうえ、ご確認ください。

取材・文・撮影 / 岡山朋代

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