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【具体例付き】求人広告の効果的な書き方決定版!大切なポイントを全て公開

 応募者を増やす求人広告の効果的な書き方大公開

たくさんの応募者が集まる効果的な求人広告の書き方はないものか……。アルバイト・パート採用を担当する人は知りたい情報ですよね。

求人広告を出したけど思うように応募が集まらないときは、まず原稿内容を見直す必要があります。求人広告の効果的な書き方を知らないと、コストをかけて掲載したのに応募が集まらない! なんてことも。掲載費が無駄になってしまいます。

一方で効果的な書き方のポイントを押さえていれば、短期間でたくさんの応募者を集めることも可能! コストパフォーマンスを向上させるには求人広告の中身を充実させることが大切です。

この記事では求人広告の見本となるような書き方や例文を解説。すべて読み終わるころには効果的な書き方を取り入れて応募者を増やせるようになります。求人広告作成をするなら知っておくべき大切なポイントを順番に紹介していくので、さいごまでしっかりと目を通してください。

【目次】
1. 応募者が増える求人広告の書き方
2. 効果的なキャッチコピーの例文一覧
3. それ違法!求人広告に書いてはいけない内容とは
4. 応募者の年齢や性別をある程度絞りたいときの書き方
5. まとめ

なお、原稿内容の見直しが済んでいる場合は以下の記事を参考にそのほかの対策も検討することをおすすめします。

求人募集をしても応募が来ない原因&対策!コストを抑えて応募を増やす方法

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応募者が増える求人広告の書き方

たくさんの応募者

この章では応募者が増える求人広告の書き方をご提案していきます。大切なポイントは以下の2点。

求職者がどんな情報を知りたいか考えて情報選定する
スマホで見やすい・読みやすい工夫をする

基本的に上記を念頭に置いて内容を練っていきます。

完成した求人広告を確認する際は、パソコンではなくスマートフォンの見た目をチェックしてください。多くのユーザーはスマホを使って求人検索をしているからです。スマホとパソコンでは見せ方が異なるサイトも少なくないので、スマホの表示画面チェックはかかせません。

では、具体的なテクニックを順番に紹介していきましょう。

▼求人広告の書き方① 目立つ部分は渾身の内容に▼

求人広告の内容を考える際に特に熟考するべき箇所は下記(画像青枠部分)のテキストです。

見出しの場所を記したキャプチャ

求人広告を開いたときに一番目立つ見出しのテキスト部分(画像左青枠)
検索結果一覧ページに表示されるフリーテキスト部分(画像右青枠)

目に留まりやすいテキストが求職者にとって魅力的であれば、クリックして詳細を確認してもらえます。応募へつながる大きな一歩となるでしょう。反対にたくさん表示される求人リストのなかからクリックしてもらえなければ、応募にはつながりません。実際に当サイトを運営する『おすすめディスカバイト』のデータを分析したところ、検索結果の一覧ページ(画像右)から応募する人よりも求人情報の詳細ページ(画像左)から応募する人のほうが圧倒的に多いという結果が出ています。クリックしてもらうには目立つテキスト部分で魅力を伝えることが大切です。

また、クリックしたもらえたとしてもファーストビュー(※)で表示される内容に魅力がなければ離脱されます。基本的には見出し部分(画像左)のテキスト内容で求職者の関心を引かなければなりません。たくさんの求人情報であふれている昨今は興味のある/なしを瞬時に判断されます。ユーザーの興味を引ける渾身の内容にしてください。
(※)スクロールをせずに最初に表示される範囲のこと。

ちなみに、注力する部分として2ヵ所を挙げましたが、アルバイト求人サイトではどちらも同じデータが使用されるケースが目立ちます。そのため1パターンのテキストを考えれば両方ともカバーできる傾向にあります。

▼求人広告の書き方② 職場イメージが伝わりやすい写真を選定▼

求人広告では使用する写真も重要です。撮り方によってはテキストよりも瞬時に多くの情報を伝えることができるからです。

たとえば、アイキャッチ(メイン写真)は働きやすい職場に見える写真やブランドロゴが最適。アイキャッチは検索結果一覧ページでも使用されます。求職者の目に留まりやすい、または写真でバイト情報が伝えられるものを選定してください。

ブランドや企業ロゴが世間に浸透している場合、ロゴだけで瞬時にどんな求人情報か伝えられます。一方、あまりロゴの知名度が高くない場合は職場写真のほうが求職者の関心を引くでしょう。特に3K(きつい・汚い・危険)のイメージのあるバイトは嫌われがちです。イメージを払拭できるアイキャッチを選定してください!

さらに、多くの求人広告では掲載できる写真枠が複数あります。おすすめディスカバイトの場合はアイキャッチ以外にPR写真を3枚まで掲載可能。こちらも有効活用しましょう。PR写真では以下のような写真が効果的です。

制服デザインがわかる写真
実際にバイトスタッフが作業している様子
店内や職場の雰囲気がわかる写真
「週1~OK」などアピールポイントを目立たせた画像

御社の求人広告に興味を持った求職者は、写真を見て働き方のイメージを膨らまそうとします。働くイメージがしづらい写真が多いと具体的なイメージができずに応募を躊躇してしまう可能性も……。たとえば店の外観や内装、商品の写真しかない場合、スタッフがどのように働いているのかイメージできません。求職者がどのような情報を得たいか想像して写真を選定してください。

また、利用している求人媒体の写真枠に合わせて横or縦の構図を決めてください。横長の枠なのに縦長の写真を使うと縮小されて写真が見えづらくなる可能性があります。

▼求人広告の書き方③ 働き方を具体的にイメージできる情報が大切▼

見出しや写真で求職者の関心を引ければ、時給やシフト、仕事内容などの詳細へ目を通してもらえます。これらの情報はなるべくわかりやすく具体的に提示してください。

たとえば主婦・主夫は勤務時間や勤務日数を気にする傾向にあります。「シフト制」という情報だけではなく、扶養内勤務の可否や希望シフトの提出タイミングなど、詳細な情報を提示するとよいでしょう。

また、若者は働く際の髪色制限や一緒に働く人の年齢層も知りたい人が多い傾向があります。学生アルバイターを広く募集したい場合は、こういった情報も組み込むとよいかもしれません。

求職者がどういった情報を求めているか知りたいときは『Yahoo!知恵袋』などの掲示板で検索してみるのも手。「○○のバイトはどういう仕事か教えてください」といった質問が目立つようなら仕事内容を詳しく掲載するのもありでしょう。また、悪い評判が立っている場合はそのイメージを払拭できる内容を盛り込むと興味を持ってもらえるのではないでしょうか。

ほかにも実際に働いている人へのインタビューも需要があるので検討してみてください。

▼求人広告の書き方④ アピールポイントの列挙はほどほどに▼

求人広告でよくある手法ですが、見出し部分に「短期OK、週1~、短時間勤務可、高校生OK」などの人気条件を詰め込む書き方も効果的です。ただし、よく使われる方法なのでほかの求人情報と差別化できずに目立たない可能性があります。せっかくいい情報を並べても目立たないとクリックしてもらえません。特に見出しの先頭部分は意識してオリジナルの文言を入れたほうがよいでしょう。

▼求人広告の書き方⑤ 仕事内容は箇条書きがおすすめ▼

仕事内容は応募の判断基準になる大切な要素のひとつ。なるべく具体的な内容を掲載したほうがよいでしょう。

複数の作業がある場合は箇条書きの使用をおすすめします。なぜなら、スマホで見た際に箇条書きのほうが読みやすいからです。

仕事内容欄の書き方比較

【おすすめの記載例】
ホールの仕事をお願いします!
・オーダーの受注
・客席案内
・会計業務
・テーブルのセッティングや片づけ
・店内の清掃
        など

【スマホで読みづらい記載例】
ホールスタッフの仕事内容は、オーダーの受注や客席案内、会計業務、テーブルのセッティングや片づけ、店内の清掃などです。

短時間で多くの情報を伝えられるような “読みやすさの工夫” をすることで、応募意欲を高められる可能性があります。難しいテクニックではないので、ぜひ検討してみてください。

▼【高度テクニック】タイトルにはブランド名・職種・エリアを入れる▼

検索エンジンのタイトル部分を記したキャプチャ

検索エンジンで求人検索をした際に出てくるタイトル(画像青枠)部分にはブランド名や職種、エリア情報を入れると効果的。求職者がネット検索した際に表示されやすくなる効果やクリックされやすくなる効果が期待できるからです。

職種情報はオリジナル性が高い独自の職種名よりも、よく検索に使われる一般的なキーワードがおすすめ。さらに、「アルバイト」「パート」「求人」といったキーワードも入れるとわかりやすさが増します。

モピバカフェ 世田谷店 ホールスタッフのアルバイト求人情報

一般的にはタイトルタグの設定をしたテキストが検索結果に表示されますが、必ずというわけではありません。求人広告内のどのテキストがタイトルとして使用されるか決まっていませんが、基本的にはタイトル設定したテキストが表示されると考えて問題ないでしょう。

アルバイト求人サイトでは、掲載テキストのなかから自動でタイトルが生成されるケースが主流です。そのため、タイトル用テキストを作成する手間がかかりません。たとえば、おすすめディスカバイトでは店舗名として登録されているテキストに最寄り駅の情報や特定のキーワードを組み合わせたタイトルが自動で生成されます。求人媒体によって異なるので、自社で編集する際はどの項目がタイトルに使用されているか把握しておくとよいでしょう。

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効果的なキャッチコピーの例文一覧

アピール

さて、ここまで求人広告の書き方に関するポイントを紹介してきました。ここからは、さらに具体的に “使えるフレーズ例” を交えて応募者の関心を引く求人広告のキャッチコピーを考えていきましょう。

▼一発で働き方がわかるフレーズ例▼

まずは働き方がイメージできるフレーズの例を紹介します。ポイントは未経験者でもどんな仕事かイメージできる文言にすること。

ファミレスのホールスタッフやコンビニ店員など、人目に触れる仕事は職種名だけでもどういうバイトかある程度はイメージできます。一方で軽作業やデータ入力など、案件によって仕事内容が大きく異なるバイトでは具体的に書いたほうが伝わりやすいでしょう。

たとえば「未経験者でも簡単なデータ入力のバイト」とあっても、未経験者にはどの程度簡単なのかイメージできません。ですが、「タイピングとコピペができればOK」というように必要なパソコンスキルが書いてあるとイメージしやすいですよね。必要なスキルがわかれば求職者は自分にできる/できないを瞬時に判断できます。「自分にもできる」と判断されれば、その人の関心をグッと引き寄せることができるでしょう。

例文

【簡単】タイピングとコピペができればできるデータ入力の仕事
レジ作業だけ!自動釣銭機&袋詰めなしのスーパー店員
一日ほぼ会話せずに黙々と梱包するバイト※立ち仕事※
リストを見て倉庫内で商品を探すピッキングのバイト
接客なし!皿洗いや盛り付けがメインのキッチンスタッフ

▼一部の人に深く刺さるフレーズ例▼

万人受けする求人広告にするより、一部の人の心に深く刺さる内容にすることで応募が増える可能性もあります。特に、こだわりを持ってバイト探しをしている人や経験を活かして働きたい人に需要があるでしょう。全体の求職者数と比較すると興味を持ってくれる人数は少ないかもしれませんが、関心を得られた人たちからの応募率が上がれば一定の応募数を期待できます。

例文

頻繁に英語で接客する機会があります!
フォトショップを使うバイト
乙4免許の保有者必見
就活と両立可能な柔軟なシフト対応可能

おすすめディスカバイトでは一定の条件を満たせば、求人広告作成のプロが御社に代わって原稿作成をします。ターゲット層に合わせた原稿制作ができますよ! 詳しくは下記の企業様向けページをご確認してください。

▼【番外編】ありがちだけど効果があまり期待できない文言▼

下記のようなキャッチコピーを使っている求人広告を見かけたことはありませんか?

創業○年の老舗
行列ができる人気店
品ぞろえ豊富な店

店のいいイメージを伝えられる文言ではありますが、実は求職者にほとんど響きません。これらの情報で興味を持ってくれるのは来店客です。「店に行ってみようかな」という気になっても「ここで働きたい」と思ってもらえない可能性があります。

求人広告で提示する内容は働く人の立場になって考えることが大切。求職者がどんな情報を知りたいか吟味して、需要がある情報は漏れなく提示してください。

それ違法!求人広告に書いてはいけない内容とは

NGワード

求人活動をする際は法律によって下記のような表現が禁止されているので注意してください。

×性別を限定する表現
×年齢制限をする表現
×特定の人を差別・優遇する表現
×実際とは異なる好条件を提示

上記には例外のケースもあります。たとえば、募集年齢の上限を定年年齢とするケースなどです。厚生労働省では採用における年齢制限に関する禁止事項や例外を提示しているので参考にしてください。

参考:厚生労働省「その募集・採用 年齢にこだわっていませんか?

とはいえ、これらをすべて把握して求人広告を考えるのは大変ですよね。実際に多くの企業では「こんな人を採用したい」といった希望を持っています。では、どのようにすれば希望する層から応募を集められるのでしょうか? 応募者の年齢や性別をある程度絞りたいときの書き方は次の章で紹介しています。

参考:e-Gov「労働施策総合推進法(労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律)第9条
参考:e-Gov「男女雇用機会均等法(雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律)第5条

▼そのほか法律で定められている事項▼

年齢や性別に関する記載以外にも、知らないと違法になるパターンがあります。たとえば、受動喫煙対策に関する内容などです。2020年4月1日から職業安定法施行規則によって受動喫煙防止への取り組みを明示することが義務化されました。求人広告で喫煙室の有無などを明示しなければなりません。

参考:厚生労働省「従業員に対する受動喫煙対策について

また、言わずと知れた最低賃金も法律によって定められています。最低賃金未満で雇ってはいけないので、求人広告にも最低賃金に満たない時給や給与を提示しないようにしてください。最低賃金は毎年10月に改訂されます。新たに施行される最低賃金額がわかった時点で掲載内容を更新する準備を進めてください。

応募者の年齢や性別をある程度絞りたいときの書き方

レクチャー

基本的には、応募・採用条件で年齢や性別などを理由に不利にするという内容が見受けられなければ問題ないと考えられます。

たとえば、ティーン向けのトレンドショップで若いアルバイターを募りたいとき「20代を積極的に採用中」といった表現をすると、それ以外の年齢層を差別しているように読み取れます。この場合「多くの20代スタッフが活躍しています」といった内容なら問題ありません。また、「学生歓迎」という表現もOK。若者といったイメージはありますが、学生には年齢制限がないためです。

また、力仕事の求人広告で「男性スタッフ募集」とするのもNG。この場合は「○kgの荷運びがメイン業務です」というように、具体的にどのくらいの力が必要か提示する方法がよいでしょう。性別を限定しなくても、その仕事が自分に務まるかどうかは求職者が判断します。

そのほか、「主婦」や「ウエイター」といったどちらか一方の性別を指す表現にも注意が必要です。男女両方を指す「主婦・主夫」や「ホールスタッフ」という表現へ変更して、性別を限定するような表記をなくしてください。

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まとめ

この記事で紹介した内容を改めて振り返ります。

応募者が増える求人広告の書き方では、以下の内容を提案しました。

求人広告作成時の基本

求職者がどんな情報を知りたいか考慮して掲載情報を選定する
スマホで読みやすい・見やすい工夫をする

具体的には、以下のポイントを押さえると効果的でしょう。

効果的なポイント

目立つ見出し部分は渾身の内容にする
職場イメージが伝わりやすい写真を選ぶ
働き方を具体的にイメージできる情報を入れる
見出しでアピールポイントの列挙は効果的だが他社と差別化する
仕事内容で複数の作業があるなら箇条書きを使う
タイトルにはブランド名・職種・エリアを入れる

上記を踏まえて効果的なキャッチコピーの例文と効果が期待できない例文も紹介しました。

また、求人広告の内容を練る際に押さえておきたい法律についても解説。求人広告では年齢や性別などを限定するような募集は原則禁止されています。基本的に応募・採用において一部の人が不利になる条件はいけません。求人広告の内容を練る際は差別的なニュアンスを含む表現に注意してください。

いかがでしょうか。記事内で紹介したおすすめディスカバイトは大手だけでなく中小企業の導入実績も多数。初期費用や固定費などは一切かからず、採用課金型のアルバイト求人サイトでは業界最安値クラスです。採用した人が初出社するまで費用が発生しません。累詳しくはおすすめディスカバイトをご覧ください!

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