引越しのアルバイトは男性だと結構の割合で経験をしたことがある仕事ではないでしょうか。仕事の内容は引越業者として引越しのお手伝いをします。引越しをされるお客様や引越業者にもよりますが、引越業者の集合場所からトラックでお客様のご自宅にいき、梱包をおこない、トラックに引越し荷物の積み込みをおこないます。その後、引越し先現地にトラックで向い、新居に荷物の搬入をおこなうとともに、家具の設置をして完了となります。当然、引越し先が遠方の場合は荷物の引継をおこなう形となります。引越しバイトでは必ず責任者である社員が付き添いますので安心して作業をするこができます。仕事内容自体は、スキルのいる仕事はないですが力仕事なので体力に自信のない方はおすすめできません。
引越しのアルバイトの最大の魅力はバイト代です。能力・学力・経験・スキルのどれも関係なくどれだけ荷物を運べるかが仕事ですので、てっとり早くお金を稼ぐには昔から引越しバイトと決まっています。通常のバイトと違い時給計算より、日給での給与計算になる場合が多く、日給8,000円から1万円の仕事もすぐに見つかります。拘束時間が最低半日から1日単位となるので、数日まとまって働いて数万円を稼ぐにはうってつけのバイトです。引越業者にもよりますが、バイト代を日払いで支給している会社もあるので面接時に確認をしておくといいでしょう。引越しバイトは力仕事な分だけ若い男性に適した仕事といえますが、近年、梱包作業や丁寧な引越し作業を希望されるお客様が増えている関係で女性スタッフを求人している現場も多く存在しています。高校生や大学生が引越しバイトをする場合、普段の日常生活では見ることのできない働く社会人の姿が実体験できます。物があふれている現代社会において、「その物」が「そこにある」のを担っているのは物流現場であり、具体的には荷物を運んでいる方やトラックの運転手であり、倉庫での作業現場であり、引越しバイトを経験するとその一旦を垣間見ることができ新たな発見があると思います。
今は金融系のサラリーマンをしていますが、高校生や大学生時代に引越しのアルバイトをしたことが懐かしく思います。元々は高校時代の友達の実家が運送業者だったため、その手伝いで引越しのアルバイトを始めました。初めは家具や冷蔵庫を運ぶ社員さんをみて絶対無理だと思ったものですが、体も大きく体力だけは自身があったので、すぐに大きな家具担当にされて大変な目にあいました。ただし、数回バイトをしたぐらいから家具や冷蔵庫の運び方や持ち方のコツがつかめて慣れてきたので、意外と楽勝で運べるようになりました。大学生になりメインではほかのバイトもしながらも、給料がいいのでスポットで引越しバイトを続けていました。学生時代には普通自動車免許を取ったあとに、何度か4トントラックを運転させてもらいドキドキ感を味わった思い出があります（注：2007年法改正後の普通自動車免許所得者は積載量3トンまでに変更されております）。通常のルーティーンなバイトに加え引越しバイトを続けていたのは、日払いの給料のよさとともに、ブルーワーカーな雰囲気が好きだったのかもしれません。金融機関でサラリーマンを続けていると、ふとそんな気持ちになるときがあります。（30代男性、サラリーマン）
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