大学生アルバイトの平均月収はいくら?より効率よく稼ぐ3つのコツも紹介
「大学生は1ヵ月にどれくらい稼いでいるの?」と考えることはありませんか?
大学生の平均月収や労働時間を知ることは、限られた時間で効率よく稼げるアルバイトを見つけるために役立ちます。
本記事では、大学生アルバイトの平均月収・時給やおすすめの職種などについて解説します。
自分のライフスタイルに合わせてアルバイトと大学生活を両立するためにも、ぜひ参考にしてください。
もし平均月収より多く稼げるアルバイトを探すなら、アルバイト求人サイト「おすすめディスカバイト」がおすすめです。
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【目次】
1. 大学生アルバイトの平均月収は約3万円
2. 大学生アルバイトの平均時給は約1,099円
3. 大学生アルバイトの労働時間は平均で約11時間/週
4. 平均月収よりたくさん稼ぎたい大学生におすすめのアルバイト10選
5. 大学生がアルバイトで平均月収より多く稼ぐ3つのコツ
6. 大学生が自分にぴったり合うアルバイトを見つける3つのポイント
7. まとめ
大学生アルバイトの平均月収は約3万円
学生支援をおこなう独立行政法人日本学生支援機構(JASSO:ジャッソ)の「令和2年度 学生生活調査」によると、大学生の平均月収は3万541円です(平均年収36万6,500円)。
アルバイトの平均月収は、社会情勢により変化することがあります。
下記のグラフでは、2022年に年収が下がっており、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けたと考えられます。
出典:令和2年度 学生生活調査
社会のさまざまな状況によって変化するため、平均月収はあくまで目安として考えておくことがおすすめです。
月収6万円を超えると理系より文系の平均月収が高くなる
アルバイトの平均月収は、文系・理系によっても違いが見られます。株式会社リクルートの調査によると、以下のとおりです。
出典:株式会社リクルート
上記のグラフによると、月収4万円~5万円までは理系の月収(オレンジ色)のほうが高いです。
しかし、月収6万円を超えると文系の月収(青色)が上回っています。
同調査によると、理系の大学生は文系の大学生よりシフトに入る時間が少ない傾向があります。
もし、理系の大学生がアルバイトで稼ぐのであれば、塾講師のように短時間のシフトで時給の高い仕事がおすすめです。
大学生アルバイトの平均時給は約1,099円
株式会社リクルートの「2021年8月度 アルバイト・パート募集時平均時給調査」によると、三大都市圏(首都圏・東海・関西)の大学生アルバイトの平均時給は1,099円でした。
2021年8月度の各エリアの平均時給は下記のとおりです。
エリア | 平均時給 |
---|---|
首都圏 | 1,153円 |
東海 | 1,011円 |
関西 | 1,077円 |
データ引用:株式会社リクルート
同調査によると、平均時給が最も高いのは首都圏です。また、前年(2020年8月)と比べると、全職種で平均時給が増加傾向にあります。
例えば首都圏では、次のような職種のアルバイト時給がアップしています。
<首都圏で平均時給が増加している職種の例>
●カラオケスタッフ
●ホテルスタッフ
●イベントスタッフ(設営・運営など)
●塾講師
これからアルバイトを探すなら、上記のような仕事に注目することも1つの手です。
大学生アルバイトの労働時間は平均で約11時間/週
文部科学省が令和2年に公表した「令和元年度 全国学生調査(試行実施)」によると、大学生の49%が1週間のうち11時間以上をアルバイトに費やしています。
つまり、1回のシフトで4~5時間勤務するなら、週に2~3回ほどアルバイトに出向いている大学生が多いと考えられます。
一方、同調査によると、大学生の67%以下が授業に関する学習をおこなう時間は「5時間以下」です。
授業の予習・復習よりも、アルバイトに時間を費やしている大学生が多い傾向にあります。
限られた時間のなかで効率的に稼ぐのであれば、平均時給が高いアルバイトを選ぶことがおすすめです。
平均月収よりたくさん稼ぎたい大学生におすすめのアルバイト10選
せっかくアルバイトをするなら、平均月収よりもできるだけ稼げる仕事に就きたいものです。
ここで、たくさん稼ぎたい大学生におすすめのアルバイトを10種類紹介します。平均時給(1,099円)に近い職種をピックアップしているので、1つずつ見ていきましょう。
No. | 種類 | 平均時給 |
---|---|---|
1 | 家庭教師 | 1,799円 |
2 | 塾講師 | 1,291円 |
3 | バーテンダー | 1,248円 |
4 | パチンコ店 | 1,196円 |
5 | 家電量販店 | 1,081円 |
6 | カラオケ店 | 1,080円 |
7 | イベントスタッフ(リゾートバイトなど) | 1,062円 |
8 | ピッキング・軽作業 | 1,039円 |
9 | ネットカフェ | 1,038円 |
10 | 動画編集スタッフ | 1,037円 |
※上記では、学生と一般を含めた平均時給を参考として記載(2022年9月末現在の情報)
データ引用:株式会社カカクコム
特に「自分の知識やスキルを活かして働きたい」という大学生には、家庭教師や塾講師などがおすすめです。
また、夜の時間帯を有効活用したいなら、バーテンダーやダーツバーなどで働くことも選択肢の1つです。
大学生は、求人情報に「大学生歓迎」と掲載されているアルバイトを選ぶことで、シフトを考慮してもらえることがあります。
なお「塾講師のアルバイトが気になる」という大学生向けに、下記の記事で塾の選び方やおすすめの理由を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
>>大学生に塾講師バイトをおすすめする理由3つ!あなた向きは個別or集団?
大学生がアルバイトで平均月収より多く稼ぐ3つのコツ
アルバイトで平均月収より多く稼ぐには、どうしたら良いのでしょうか?ここで、大学生がアルバイトでたくさん稼ぐためのコツを解説します。
1.平均より時給が高いアルバイトを選ぶ
2.効率よくシフトを入れられるバイトを選ぶ
3.複数のアルバイトをかけ持ちする
コツ1.平均より時給が高いアルバイトを選ぶ
1つ目のコツは、平均時給より時給が高いアルバイトを選ぶことです。サークル活動やゼミなどが忙しく限られた時間であっても、収入を増やしやすくなります。
例えば、塾講師のアルバイトをした場合の月収例は下記のとおりです。
<塾講師のアルバイトをした場合の月収例>
■勤務条件
・平均時給:1,291円
・シフト:週2日、1日3時間
■月収
1,291円×3時間×週2日×4週=30,984円
上記のように、時給が高いアルバイトなら週2日のシフトでも約3万円を稼げます。求人サイトで仕事を探すときは、「高時給」の条件でも検索してみましょう。
なお、アルバイトの一般的な平均時給は、下記の記事で解説しています。高時給な職種ランキングも紹介していますので、ぜひ合わせてご一読ください。
>>【2022年最新版】地域・職業別バイトの平均時給を総まとめ
コツ2.効率よくシフトを入れられるアルバイトを選ぶ
効率よくシフトを入れられるアルバイトを選ぶことも、重要なコツです。自分のライフスタイルに合わせられるなら、長期的に無理なく働けます。
アルバイトを探すときは、下記の観点でチェックしてみましょう。
<シフトを調整しやすいアルバイトを探すときの例>
●学校や自宅から近いか(短い通勤時間でシフトに長く入れる)
●主夫・主婦が多いか(週末や夏休みなどの長期休暇にシフトを増やしやすい)
●バイト先の営業時間と、自分がバイトに入れる時間が一致するか
なお、スーパーやドラッグストアなど、営業時間が比較的長く、いろいろな年代のスタッフが働いている職場を探すと見つけやすいです。
コツ3.複数のアルバイトをかけ持ちする
できるだけ勤務時間を増やすのであれば、複数のアルバイトをかけ持ちすることを考えてみましょう。
空き時間にできるだけ働けるうえ、かけ持ちしたバイトの数だけ収入が増えます。
また、一方のアルバイトでシフトが減っても、もう一方で勤務できるので焦らなくて済むこともメリットです。
ただ、かけ持ちすると学業やプライベートに割ける時間も減る恐れがあります。自分の時間を確保するためにも、以下のように期間を決めておこなうことがおすすめです。
<アルバイトをかけ持ちするときのポイント>
●週末・長期休暇中だけかけ持ちする
●単発・短期のアルバイトを探す
プライベートの時間が確保できなくなる前に、アルバイトをする目的が何なのか、よく考えておきましょう。
大学生が自分にぴったり合うアルバイトを見つける3つのポイント
ここで、大学生が自分に合ったアルバイトを見つけるときのポイントを3つ紹介します。
1.1ヵ月あたりの必要な金額を計算する
2.学業と両立しやすいアルバイトを選ぶ
3.事前にアルバイト先の雰囲気を知っておく
1つずつ見ていきましょう。
ポイント1.アルバイトをする目的を明確にする
まずは、「何のためにアルバイトをしたいのか」を明確にしましょう。目的がはっきりしていれば、アルバイト選びで優先したいポイントが見えてきます。
例えば目的なら、下記のようにいくつか挙げられます。
<アルバイトをする目的の例>
●生活費を稼ぎたい
●友だちをつくりたい
●社会経験を積みたい
●スキルを身につけたい
自分なりの目的をメモ帳アプリや紙に書き出したら、優先順位をつけていきましょう。順位をつけておくことで、複数のアルバイトで迷ったときに絞り込みやすくなります。
もし「アルバイト先で出会いが欲しい」という場合は、以下で出会いを求める大学生におすすめの職種を紹介していますのでご覧ください。
>>出会いを求める大学生におすすめのバイト15選
ポイント2.1ヵ月に必要な金額を具体的に計算する
2つ目のポイントは、1ヵ月に必要な金額を具体的に計算することです。自分に必要な金額に合わせて、アルバイトのシフトを調整できます。
例えばJASSOの「令和2年度 学生生活調査結果」によると、一人暮らしの大学生にかかる生活資金は、約5万円(家賃・光熱費を除く)です。
一方、前述のとおり大学生の平均月収は約3万円です。
もし生活費をすべて自分で稼ぐのであれば、平均を超えるための工夫をしなければならない金額といえます。
もちろん自分のライフスタイルによって必要な生活資金は変わってくるので、無理のない範囲で働くようにしましょう。
ポイント3.シフトが柔軟に調整しやすいアルバイトを選ぶ
テスト期間やプライベートに合わせて、シフトを柔軟に調整できるアルバイトを選ぶことも大切です。
大学生は、課題・サークル活動や就活などで、思うようにシフトに入れないときがあります。
求人サイトで探すときは、求人情報に下記のような文言が記載されている仕事を選びましょう。
<求人情報の記載例>
●学生歓迎
●シフト応相談
●学業と両立できるように柔軟に対応
また大学や自宅から通いやすいアルバイトなら、通勤に時間がかからない分、早朝や放課後を有効活用できます。
<通勤しやすいアルバイトを探すときのポイント>
●大学や自宅からの距離
●駅からの距離(坂の多さなども)
●移動手段(徒歩、自転車、バスなど)
「大学から徒歩5分以内で行けるか」など、自分にとって負担なく続けられるようなアルバイトを見つけましょう。
また、仕事をかけ持ちしたいときも融通が利くため、収入を増やしやすいこともメリットです。
なお、下記の記事では、大学生におすすめのアルバイトを20種類紹介していますので、ぜひご一読ください。
>>大学生におすすめのバイト20選│ぴったり合う仕事探しのコツも紹介
ポイント4.事前にアルバイト先の雰囲気を自分の目で確認しておく
求人サイトで応募する前に、アルバイト先の雰囲気をできるだけ自分の目で確認しておきましょう。
求人情報に「和気あいあいとした雰囲気」と書かれていても、職場によって雰囲気が異なるからです。
働いてみたいアルバイト先へ実際に出かけ、外観や店内の様子をチェックしてみましょう。
<アルバイト先の雰囲気をチェックするときのポイント>
●お店の外観や内装
●スタッフ同士の連携
●接客の仕方
特にお店が混雑する時間帯に見に行くことで、自分が対応できそうな忙しさかどうかを自分の目で確認できます。
なお、下記の記事では、大学生向けのアルバイトの探し方を解説しています。簡単でお得な仕事を探す方法も紹介していますので、合わせてご覧ください。
>>大学生向けバイトの探し方!簡単・お得・安全にバイトを見つける方法
まとめ
「令和2年度 学生生活調査」によると、大学生アルバイトの平均月収は約3万円です。また、2021年8月度の調査として、平均時給が約1,099円と発表されています。
平均の労働時間は約11時間/週なので、1日4~5時間のバイトを週に2~3回におこなう計算です。
平均月収より多く稼ぎたいのであれば、平均より時給が高めのアルバイトを探すことを考えてみましょう。
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