英語、外国語など語学に携わる仕事内容を紹介

語学スクールカウンセラーとは、主に語学スクールの受講希望者の相談に応じるスタッフのことです。
語学スクールに興味があり、話が聞きたいという方に対して、授業のシステムやレッスン方法、プランの説明、体験入学の受付などを行います。受講に関する不安があれば、話を聞いて解決に努めます。
入会を希望する人には入会手続きを行います。入会後の個別カウンセリングや教師のサポートも語学スクールカウンセラーの役割です。企業によって、法人営業を行う場合もあります。
就職先としては、語学スクールや、語学系専門学校となります。

語学スクールカウンセラーになるには、必須免許はありませんが、外国人スタッフが多い職場となるため、ある程度の語学力がある方がよいでしょう。子ども向けや留学希望者向けなど、特色を打ち出している学校もありますので、自分の希望にあった仕事先を見つけるとよいでしょう。求人は、正社員のほか、派遣社員やアルバイトも行われる場合があります。
業務に必要なスキルは基本的に実務の中で身に付けていくことになりますが、学校によっては事前研修を行う場合もあります。
訪れる方を初めて接客対応するのが語学スクールカウンセラーです。対応次第でスクールの印象が大きく変わるため、重要な役割といえるでしょう。一般的なマナーがあり、丁寧な対応ができる人が望まれます。

全国外国語教育振興協会

日本語教師とは、日本語の専門家として、日本語を母国語としない人に対して日本語を教える人のことです。
具体的な業務としては、生徒の目的やレベルに応じて、カリキュラムを作成し、レッスンごとの事前準備を行います。レッスンでは、日本語の読み書き、発音や文法などを教えます。レッスンは日本語で行うのが一般的です。これは生徒によって母国語が異なることと、言葉をより早く馴染ませるという意味があるそうです。
生徒は、国籍や母国語が異なるだけでなく、ビジネスマンや留学生、子ども、主婦など、年齢もバックグラウンドもさまざまです。
就職先としては、日本語学校や大学、専門学校などの日本語教室が挙げられます。公的機関などから派遣されて海外で教える場合もあります。

日本語教師になるには資格は不要ですが、専門スキルが重要であるため、大学や短大で日本語教育を専攻したり日本語教師の養成講座を経て仕事に就く人が多いようです。関連資格としては、日本語教育能力検定があります。この仕事に就くにあたって外国語が話せる必要はありませんが、自分自身が外国語を習った経験はレッスンで活かせるでしょう。なお駐在員向けに教える場合は英語力などが問われる場合があります。
多様な生徒への対応力が求められる仕事です。また繰り返しの学習が成果を生むため、教える側にも根気強さが必要です。
言葉を教えることは大変ですが、いろんな人や文化に触れられるのがこの仕事の醍醐味です。自分が教えた生徒の上達を感じたとき、大きな喜びと充実感を得られる仕事です。

日本語教育振興協会　日本国際教育協会

英会話講師とは、英語が母国語でない人に英会話を指導する人のことです。
英会話講師には、英会話学校に所属する場合と、フリーで活躍する場合があります。 生徒は留学や受験、旅行、ビジネスなど、さまざまな目的を持ってレッスンに望むため、英会話講師は、目的やレベルに応じたレッスンを準備し、実施します。授業が終わったら、その日のレッスンの結果をフィードバックします。
1回のレッスンで教える人数は、マンツーマンの場合から少人数、大人数まで、目的によって異なります。日本人の英会話講師については、初心者向けのレッスンを担当する場合が多いようです。
就職先としては、大学や専門学校、英会話学校、カルチャースクールなどが上げられます。英会話学校は、子供向けからビジネス英語まで、分野に特化している場合が多いので、自分の方向性に合ったところを選ぶとよいでしょう。

英会話講師になるには、特別な資格は必要ありませんが、採用条件としてTOEICの点数が挙げられる場合が多く、一般的に800から900点以上が求められているようです。大学などで英語の教授法などを学ぶと役立つでしょう。
英会話講師は、本人の英語力の高さだけでなく、教えるスキルが求められます。外国語を話すという緊張感を和らげるため、明るいキャラクターでコミュニケーション能力に長けた人が向いている仕事です。また英語を習う人には留学予定者も多いため、留学経験があると有利といわれています。

日本英会話協会　全国外国語教育振興協会

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