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サイトについて

学童、児童教育など幼児教育に関係する仕事内容

幼稚園教師、保母さんの仕事内容について

幼稚園教師とは、文部科学省のもと「教育」の面から保育を行い、3歳~5歳の園児を対象に国公立の幼稚園、私立の幼稚園などで園児の才能を育てる幼児の教育者です。幼稚園は、学習面を中心とした指導になっていて、「幼児を保育し、適当な環境を与えてその心身の発達を助長すること」が目的となっています。また幼稚園は学校教育施設になるので、教育免許保持者でないと働けません。これに対し、保母さん(保育士)は、厚生労働省のもと「福祉」の面から保育を行い、0~18歳までの児童を対象に、公立・私立・企業の保育園(保育所)や児童福祉施設で、子供の発達段階に合わせた援助や指導を行う人のことで、児童福祉法により都道府県知事の登録を受け、児童の保育および児童の保護者に対する保育指導を行うことを業とする者と定められています。保育園は基本的に生活面を中心とした指導となっており、「日々保護者の委託を受けて、保育に欠けるその乳児又は幼児を保育すること」が目的となっています。

アルバイトから幼稚園教師、保母さんになろう!必要な資格・スキルとは?

幼稚園教師になるには、幼稚園教諭普通免許状(専修、一種、二種)が必要です。基本的には、幼稚園教員養成課程のある大学、短大、文部科学大臣指定の専門学校などで、所定の教科、教職課程の単位を取り、卒業すれば取得できます。免許状は「1種免許状」「2種免許状」「専修免許状」の3つに分かれていて、短大や文部科学大臣指定の専修学校(専門学校)などで取得できるのが「2種免許状」、4年制大学を卒業すると取得できるのが「1種免許状」、4年生大学を卒業後、大学院修士課程・専攻科などで取得できるのが「専修免許状」です。保母さん(保育士)になるには、福祉の国家資格のひとつである保育士資格が必要です。厚生労働大臣の指定する保育士を養成する学校、その他の施設で所定の課程・科目を履修し卒業するか、保育士試験に合格するかのどちらかです。幼稚園教師も保母さん(保育士)も子供が好きなことはもちろんですが、それだけでは務まりません。行動力や責任感、コミュニケーション能力、観察力などを求められ、体力も必要となるお仕事です。

幼稚園教師、保母さんの関連サイト及び団体

文部科学省、厚生労働省、全日本私立幼稚園連合会、全国保育士会、全国保育士会、全国保育協議会

児童福祉司の仕事内容について

児童福祉司とは、児童相談所の職員として、乳幼児を含む子どもやその保護者の相談に乗り、問題解決を後押しする人のことです。
児童相談所は、各都道府県と政令指定都市に設置することが定められている施設で、全国に約200施設あるといわれています。ここには心身の障がいや家庭問題、非行など、様々な問題を抱える人が訪れます。児童福祉司はこれらの問題について、現状を調査したりヒアリングを行って、医師などと連携して対応策を練ります。それらを通じて、改善や立ち直りをサポートするのが児童福祉司の役割です。通常業務のほか、講演会を開催したり、巡回相談などを行う場合もあります。

アルバイトから児童福祉司になろう!必要な資格・スキルとは?

児童福祉司は、児童相談所に勤務する地方公務員ですので、公務員の採用試験に通ることが必要です。それに加えて児童福祉司の任用資格を取得しなければいけません。
児童福祉司の任用資格は、大学で心理学や教育学、社会学のいずれかを学び、定められた福祉施設で1年以上実務を経験するなどいくつかの条件がありますので、目指す場合はこれらを確認のうえ、指定された専門分野を学ぶとよいでしょう。
子どもや保護者からの信頼を得ることが重要な仕事ですので、コミュニケーション能力はもちろん、相談者の身に立って親身になれることや誠実さが重要な仕事です。また、深刻な相談が多く寄せられるため、予定通りにいかないことも多く、忍耐力も必要です。問題を抱える子どもたちの助けになりたいという高い志を持つ人に向いています。

児童福祉司の関連サイト及び団体

厚生労働省

児童指導員の仕事内容について

児童指導員とは、児童福祉施設で生活する子どもを、保護者に代わって援助、育成、指導する人を指します。
18歳未満の子どもたちに対して、主に父母に代わって食事や衣服の着脱、排せつといったしつけを行ったり、スポーツなどの団体活動を通じて社会のルールやマナーを指導します。生活指導計画を立てたり、計画を実行するための諸調整も、児童指導員の大切な役割です。のびのびとした成長を促すため、児童指導員にはあらゆるケアが求められます。
児童福祉施設には、乳児院や母子生活支援施設、障がい児施設などが含まれます。児童指導員は、保育士や理学療法士、栄養士などの専門スタッフと連携し、生活指導計画を立てて、業務を行います。

アルバイトから児童指導員になろう!必要な資格・スキルとは?

児童指導員になるには、まず児童指導員任用資格を取得し、公務員試験や各施設の採用試験で合格することで職に就くことができます。児童指導員の任用資格は、地方厚生局長の指定する児童指導員の養成施設を卒業した者などいくつか条件が定められていますので、事前の確認が必要です。就職にあたっては、社会福祉士の資格があると、有利といわれています。
子どもたちの生活に深く関わる仕事ですので、まず児童指導員自身が心身ともに健康であることが大切です。その上で子どもたちに深い愛情を持って接することができることや、責任感が強いことが求められます。

児童指導員の関連サイト及び団体

特にありません。

学童保育指導員の仕事内容について

学童保育指導員とは、主に放課後児童クラブで子どもが安全に過ごせるように見守り、指導する人を指します。保護者が働いている間、子どもたちの様子を見守るのが主な目的とされています。
具体的には、施設を掃除し、おもちゃや教材を準備し、子どもたちが来たら安全を確認しながら遊ばせます。おやつを準備して、食べさせたり、子どもの様子を親に伝えたり、日誌に記録します。おやつの発注や支払い、備品代などの予算管理、親を招いての報告会なども行います。
放課後児童クラブの場合、小学校低学年を対象とするのが一般的ですが、高学年を受け入れている場合もあります。通常は学校が終わった後に業務が始まりますが、夏休みなどの長期休暇の時期は、午前中から受け入れを行います。
活躍の場としては、放課後児童クラブのほか、各地域の児童館が挙げられます。

アルバイトから学童保育指導員になろう!必要な資格・スキルとは?

学童保育指導員になるには、明確な資格はありません。保育士や小学校教諭、幼稚園教諭、児童指導員、児童厚生員などの資格が採用条件として定められている場合があります。季節ごとに子どもの数が変動するといった事情で、パートタイムなど非正規雇用が多いといわれています。
子どもたちと触れ合うため、子どもが好きなことは必須条件といえます。塾と異なり、子どもたちの生活の場としての役割が大きいため、おおらかで子どもに安心感を与えられる人に向いた仕事といえるでしょう。

学童保育指導員の関連サイト及び団体

日本放課後児童指導員協会

チャイルドマインダーの仕事内容について

チャイルドマインダーは、少人数保育をベースとした保育のスペシャリストです。イギリスで生まれた資格であり、現地では国家職業基準資格として認定されています。特徴としては、家庭的な温かさの重視、少人数の保育、子どもの個性の尊重、質の高い保育といったことが挙げられます。少人数を見るため、一人ひとりにきめ細かい対応ができることが強みとされています。
チャイルドマインダーは、乳幼児から12歳くらいまでの子どもを主に在宅で預かり、保育するのが一般的です。そのため、自分のスケジュールに合わせて仕事を請けることができます。そのほか専門知識を生かして個別で訪問保育を行ったり、企業内の託児所や託児施設、保育所に就職し、業務を行う場合もあります。

アルバイトからチャイルドマインダーになろう!必要な資格・スキルとは?

チャイルドマインダーになるには、民間資格であるチャイルドマインダー資格を取得します。専門講座で学び、認定試験に合格すると資格が取得できます。
日本では、保育士という保育の国家資格があるため、チャイルドマインダー資格を求める託児施設や保育所は少ないのが現状です。しかしながら保育現場では常に社会変化に即した保育が求められているため、保育士として活躍中の人がチャイルドマインダーの保育方法について学び、業務に生かすこともあるようです。
子どもを預かることは大きな責任が伴います。ケガなどをさせないよう注意を払う注意力や仕事への集中力、体力が求められます。

チャイルドマインダーの関連サイト及び団体

日本チャイルドマインダー協会

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