アルバイトの面接は何分前に行く?当日慌てないために知っておくべき知識

「アルバイトの面接には何分前に行けば良いの?」と悩むことはありませんか?
適切な時間に会場へ到着できれば、気持ちに余裕を持って面接に臨めます。
本記事では、アルバイトの面接当日に慌てないために知っておくべき知識をまとめました。希望するアルバイトの採用に近づくためにも、ぜひご一読ください。
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【目次】
1. アルバイトの面接は何分前に行く?把握しておくべき3つのシーン
2. アルバイトの面接当日に慌てない5つのコツ
3. 【例文】アルバイトの面接に遅刻しそうなときの伝え方4
4. アルバイトの面接で採用に近づける4つのポイント
5. まとめ
アルバイトの面接は何分前に行く?把握しておくべき3つのシーン

まずは、アルバイトの面接当日の流れにそって、3つのシーンごとに把握しておくべき時間を紹介します。
1.面接会場の近くへ到着【開始10~30分前】
2.面接会場で受付【開始5~10分前】
3.面接の所要時間【開始から20~30分間】
では、順番に見ていきましょう。
シーン1.面接会場の近くへ到着【開始10~30分前】
まず、面接場所の近隣には、開始時間の10~30分前に到着しておきましょう。汗を拭く、髪を整えるなど、身だしなみや持ち物を確認する余裕が生まれます。
特に下記のようなときは、早めに到着するようにしましょう。
<早めに到着できるとおすすめな3つのケース>
1面接会場が自宅や学校から遠い
2最寄り駅から離れている
3初めて行く場所で土地勘がない
早めに到着できれば「うまく話せるかな」と緊張していても、いったん深呼吸をして気分を落ち着かせられます。
また電車やバスが遅延した場合も、時間に余裕をもって向かっていれば、遅刻するリスクを抑えられます。
できるだけ早めに到着し、開始10分前になるまでは、面接場所近くのカフェなどで待機しましょう。
なお、急な日程変更の方法などの詳細は下記の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
>>バイト面接のベストな到着時間、電車遅延ほかトラブル対応まとめ
シーン2.面接会場で受付【開始5~10分前】
アルバイトの面接開始5~10分前になったら、面接会場や店舗に入ります。
もし早く到着したからといってすぐに面接会場へ向かってしまうと、面接担当者が接客中だったり他の作業をしていたりするかもしれません。
店舗や会場の中に入ったら、受付で以下のように声をかけましょう。
<受付での声かけの例>
本日○時に面接のお約束をしている△△と申します。担当の方はいらっしゃいますか?
受付から面接担当者へ取り次いでもらったら、案内にしたがって面接に臨むという流れです。
また、アルバイト先の会社や店舗の敷地内に入ってからは、すれ違う人に明るく挨拶をしておくことがおすすめです。
面接担当者が、職場の人の声を参考にして採用を決めるケースもあるので、心がけておきましょう。
なお、入店から退店までの流れについては、下記の記事で解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
>>バイト面接の流れを徹底解説! 入店から退店、採用連絡まで
シーン3.面接の所要時間【開始から20~30分間】
面接の所要時間は、20~30分くらいが一般的です。集団面接の場合は、1時間近くかかることもあります。
また、派遣会社に登録するアルバイトなら、登録の説明会が1時間を越えるケースもあります。
もし面接後に別の予定を入れるのであれば、時間が長引く可能性を考慮してスケジュールを組みましょう。
アルバイトの面接当日に慌てない5つのコツ

アルバイトの面接当日に慌てないために知っておくべき5つのコツを紹介します。
1.到着時間をアルバイト先へ確認しておく
2.面接前に会場まで行ってみる
3.前日までに必要な持ち物を用意しておく
4.面接会場までの経路をメモしておく
5.遅刻しそうなときはできるだけ早く連絡する
では、順番にお伝えします。
コツ1.到着時間をアルバイト先へ確認しておく
「本当に10分前に到着して大丈夫かな」と不安な場合は、到着時間をアルバイト先へ確認してみましょう。
確認することで不安を払拭できるので、心に余裕をもって臨めます。
アルバイト先に確認するときのポイントは、下記のように自分から到着時間を提案することです。
<OK例>
「○時開始とうかがっているので、10分前の○時に到着ですとご迷惑にならないでしょうか?」
<NG例>
「何時に到着すれば良いですか?」
自分から提案することで、面接担当者の手間を省けることがポイントです。気が利く印象になり、好感を持ってもらえる期待ができます。
コツ2.面接前に会場まで行ってみる
もしスケジュールに余裕がある場合は、面接前に一度会場へ行ってみることがおすすめです。
時間帯によって面接会場までの混雑具合が変わったり、踏切がなかなか開かなかったりなど、想定より時間を要する場合があるからです。
あらかじめ移動にかかる時間がわかっていれば、心に余裕が生まれ、面接で普段の調子を出しやすくなります。
コツ3.前日までに必要な持ち物を用意しておく
アルバイトの面接前日までに、必要な持ち物を用意しておくことも重要です。当日慌てて準備すると忘れ物をしてしまい、取りに戻る必要があるかもしれません。
アルバイトの面接では、基本的に下記の持ち物が必要です。
<アルバイトの面接で必須の持ち物>
●履歴書
●筆記用具
●メモ帳
●面接会場の住所や担当者の連絡先のメモ
応募先によっては身分証明書が求められるケースもあるので、事前に確認しておきましょう。
なお、他にも用意しておくと安心な持ち物については、下記の記事で紹介していますので、あわせてご一読ください。
>>バイト面接時の持ち物リスト・忘れ物をした際の対処法!手ぶらはNGコツ4.面接会場までの経路をメモしておく
4つ目のコツは、アルバイトの面接会場までの経路をメモしておくことです。
スマートフォンやパソコンで経路を把握したつもりでも、次のようなトラブルが起きるかもしれません。
●緊張で、道順や目印となる建物の名前を忘れる
●道の途中で工事をしていて、迂回するうちに迷ってしまう
急なトラブルへ柔軟に対応するためにも、経路は自分がわかるようにメモしておきましょう。
コツ5.遅刻しそうなときはできるだけ早く連絡する
アルバイトの面接に遅刻しそうなときは、できるだけ早く連絡することが大切です。
もし開始時間になっても到着できなかった場合、時間を確保してくれた面接担当者の業務が滞る恐れがあります。
「ギリギリ間に合いそうかな」など一人で判断するのではなく、自分の状況について連絡をしておきましょう。
【例文】アルバイトの面接に遅刻しそうなときの伝え方4選

遅刻しそうなときは、「遅れそう」と思った時点で早めに連絡することが大切です。
ここで、アルバイトの面接に遅刻しそうなときの断り方を、下記4つのケース別に紹介します。
1.電車やバスが遅延している場合
2.道に迷っている場合
3.面接に向かう途中で体調が悪くなった場合
4.寝坊した場合
では、1つずつ見ていきましょう。
例文1.電車やバスが遅延している場合
<例文>
お忙しいところ申し訳ございません。○○線の電車が遅れているため、到着が○時○分頃になりそうです。
◯分ほど遅れてしまうのですが、面接にうかがってもよろしいでしょうか?
電車やバスなどの交通機関が遅れているときは、路線名や到着予定の時間をあわせて伝えましょう。
面接担当者が、状況を把握しやすくなるからです。
状況が伝われば「○時○分までに来てもらえれば大丈夫です」のように調整してもらえるケースがあります。
もし電車内など電話ができない場所にいるときは、いったんメールで連絡しましょう。
電話ができるようになってから、すぐに「先ほどメールでもお伝えしたとおり……」とあらためて伝えることで、より丁寧になります。
例文2.道に迷っている場合
<例文>
お忙しいところ申し訳ございません。道に迷ってしまい、今は○○という建物の前におります。
お手数をおかけしますが、道順を教えていただけないでしょうか?
道に迷っていることを連絡するときは、状況を具体的に伝えましょう。面接担当者が、応募者のいる場所をイメージできるようになります。
伝え方の例は、以下のとおりです。
- 建物・お店の看板からわかるお店の名称は何か?
- 道路標識に交差点名が書いてあるか?
道順を教えてもらった後は、念のため復唱することで認識の誤りを防げます。ただ基本的に、道に迷ったことは自分で解決すべき問題です。
教えてもらって当然と考えるのではなく、先方の業務時間を割いて対応してもらっていることに感謝しましょう。
例文3.面接に向かう途中で体調が悪くなった場合
<例文>
バスで店舗に向かっておりましたが、急に気分が悪くなってしまい、下車して近くのベンチで休んでいる状態です。
大変申し訳ございませんが、面接を別日に調整していただけないでしょうか?
急な体調不良の場合は、無理に向かおうとせずにアルバイト先へ連絡しましょう。体調が悪いまま面接へ向かっても、バイト先へ迷惑がかかるかもしれません。
また、いつもの調子で臨むことが難しいので、失敗してしまい「もっとうまく回答できたかもしれないのに……」と落ち込んでしまう可能性もあります。
正直に体調が悪いと伝え、面接日時を変更してもらえないか相談することがおすすめです。
例文4.寝坊した場合
<例文>
申し訳ございません。寝坊してしまったため、到着が面接の開始時間より1時間ほど遅れそうです。
時間を確保いただいたところ、誠に申し訳ございません。本日、面接を実施していただくことは可能でしょうか?
もし、アルバイトの面接当日に寝坊してしまった場合は、正直に打ち明けましょう。
本当のことを伝えにくい気持ちはわかりますが、嘘はいつかバレるものです。本当のことが伝われば、信頼を失ってしまいます。
お詫びの気持ちを伝え、到着予定の時間とともに、予定どおり面接を実施してもらえるかを確認してみましょう。
アルバイトの面接で採用に近づける4つのポイント

せっかくアルバイトの面接を受けるなら、内定をもらいたいものです。ここで、より採用に近づける4つのポイントを紹介します。
1.履歴書の書き方を調べておく
2.志望動機や面接でよく聞かれる質問への回答を用意しておく
3.清潔感のある服装を選んでおく
4.緊急時のためにアルバイトの連絡先をメモしておく
1つずつ見ていきましょう。
ポイント1.履歴書の書き方を調べておく
1つ目のポイントは、履歴書の正しい書き方を事前に調べておくことです。内定をもらうためには、面接だけでなく履歴書も重要な判断材料の1つになります。
例えば次のような点に注意して、必要事項を記入しましょう。
<履歴書を書くときのポイント>
●できるだけ丁寧に書く
●間違えた場合は二重線や修正ペンを使わずに、新しい用紙を使う
●誤字脱字がないように見直す
面接当日に用意すると、時間が足りず最善の準備ができないことがあるので、前日までに余裕をもって書いておきましょう。
もし、履歴書の「長所・短所」の書き方で悩んでいるのであれば、短所を長所に変換するコツを以下で紹介していますので、ぜひご覧ください。
>>【長所例文付き】アルバイトの履歴書・面接で使える短所の変換テクニック
ポイント2.志望動機や面接でよく聞かれる質問への回答を用意しておく
志望動機や面接でよく聞かれる質問に対して、自分なりの回答を用意しておくことも有効です。
あらかじめどのようなことを聞かれるかがわかっていれば、質問されたときも落ち着いて回答できます。
アルバイトの面接で、一般的に以下の質問がよくされます。
<アルバイトの面接でよく聞かれる質問の例>
●なぜこのアルバイトを選んだのか?
●アルバイト先までの通勤時間はどれくらいか?
●週何回シフトに入れるか?
●年末年始やGWなど、長期休暇にシフトに入れるか?
●いつから働けるか?
内定が欲しいからといって、面接のときだけ都合の良い回答をすることは避けましょう。採用後に面接で伝えた内容とあまりにも違えば、トラブルに発展する恐れがあります。
なお、以下の記事ではアルバイトの面接で採用担当者に聞かれることが多い質問と、その返答例を紹介していますので、ぜひご覧ください。
>>【体験談】アルバイト面接で採用担当者に聞かれることの返答例特集
ポイント3.清潔感のある服装を選んでおく
アルバイトの面接の服装は、清潔感を重視して選びましょう。
清潔感を意識してマナーを守ることで、採用後に規律を守って勤務できる人材と判断されやすくなります。
例えば下記のような服装です。
<OK例>
・白シャツやブラウスに、細身のパンツを合わせた格好
<NG例>
・サンダルやジャージ、パーカーなどカジュアルすぎる格好
高校生の場合は、制服で面接に行っても問題ありません。シャツやブレザーのボタンを閉めて、靴の汚れを拭いておくと、より清潔感が増します。
なお、下記の記事では、アルバイトの業種や職種ごとに適した服装を解説しています。服装で悩んでいる方は、ぜひご一読ください。
>>アルバイト面接に適した服装はコレ!男女・職種別の私服&制服の着こなし
ポイント4.緊急時のためにアルバイトの連絡先をメモしておく
緊急時に備えて、アルバイト先の会社や店舗の電話番号や、面接担当者の連絡先をメモしておきましょう。
当日に面接の開始時間に遅れそうになった場合、連絡先を知らないと最善の対応ができません。
万全の状態で面接に臨むためにも、連絡先をスマートフォンに登録しておくことがおすすめです。
アルバイト先の情報は、基本的に応募時のやり取りメールや、募集要項などに記載されています。
もし募集要項などを見てもわからない場合は、面接前日までに担当者に連絡先を聞いておきましょう。
まとめ

アルバイトの面接の際は、10分前までに到着することがおすすめです。
余裕をもって向かうことで、交通機関が遅延したり道に迷ったりしたときも、間に合わないリスクを抑えられます。
また、事前に面接会場までの経路をメモしておき、遅刻しそうな場合はできるだけ早くアルバイト先に連絡を入れることが大切です。
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