きついと噂のコールセンターのバイト!発信・受信の仕事内容や面接対策

「コールセンターのバイトは精神的にきつい」という噂を聞いたことがありませんか? おそらくコールセンターのバイト=クレーム対応といったイメージがあるからでしょう。
実は、コールセンターのバイトはクレーム対応がメイン業務なわけではありません。情報を発信する人、使い方を説明する人など、何を担当するかによって仕事内容がまったく異なります。
この記事で詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。
【目次】
1. 発信・受信などタイプ別仕事内容!未経験者向けは?
2. コールセンターバイトのメリット3つ
3. コールセンターバイトのデメリット3つ
4. 志望動機の例文&バイト面接対策
5. まとめ
発信・受信などタイプ別仕事内容!未経験者向けは?

コールセンターの仕事というと、真っ先にクレーム対応のイメージが浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
実は、コールセンターの仕事には大きく分けて「テレアポ」、「テレオペ」、「テレマ」の3つがあります。
簡単に説明すると、テレアポは電話営業などの発信業務。テレオペは、カスタマーセンターや通販の受注など受信業務です。テレマは市場調査や販売促進など、電話を通したマーケティング業務のことを言います。
主な違いを分けると、以下のようになります。
■テレアポ
業務:発信
未経験者へのおすすめ度:★★★★★
■テレオペ
業務:受信
未経験者へのおすすめ度:★★★★☆
■テレマ
業務:発信・受信
未経験者へのおすすめ度:★★★☆☆
それぞれを詳しく解説していきましょう。
▼テレアポは電話を発信するアウトバウンド業務▼
テレアポとは、「テレフォンアポインター」の略。新規の顧客獲得のため、住所録や顧客名簿などを元に営業電話をかける仕事です。発信メインなのでアウトバウンド業務とも言われます。電話をかける先は法人・個人とバイト先によって異なります。
トークのやり方はマニュアルで決められている場合が多いため、初心者でも始めやすい仕事といえるでしょう。発信側なので毎回トーク内容も同じです。数をこなすうちに未経験者でも慣れられますよ。
また、テレアポは仕事の特性上、迷惑がられたり、話を聞いてもらえないまま一方的に電話を切られたりすることがあります。気持ちの切り替えが早く、次々と積極的に業務をこなしていける人におすすめです。
- 経験者の体験談
●「知らない人に電話をかけるので最初は緊張していました。働くうちに会話をする余裕ができてお客様と仲良くなれるようになり、販売実績を上げることができるようになりました」(20代/女性)
●「2日間の研修をしたあと『書いてある通りに読み進めれば大丈夫』と紙を渡されました。セリフを書いた紙のお陰で初めてでも契約が取れました」(20代/女性)
▼テレオペは注文受付や問合せ電話に対応するインバウンド業務▼
テレオペとは「テレフォンオペレーター」の略で、電話を受信する仕事です。インバウンド業務とも言われます。
具体的には、通信販売などの受付窓口や、カスタマーサポートのような利用客からの問い合わせに応じる仕事がメイン。コールセンターというと、多くの人がイメージする仕事ではないでしょうか。まずは用件を聞くことから始まるので、根気強く人の話を聞ける人におすすめです。
また、仕事内容によっては専門的な知識を覚える必要もあるので、前向きに知識を増やしながら取り組める人が向いているといえます。
- 経験者の体験談
●「受信メインのため、どんな内容の電話か取ってみないと分からないロシアンルーレット的なドキドキは常にあります。慣れれば度胸はつきますが、やはり緊張感はあります」(30代/女性)
●「使用方法や契約のご案内をする仕事でした。マニュアルがしっかりしていたので、専門知識に疎くても問題ありませんでした」(30代/女性)
▼テレマは顧客のニーズを調査する仕事▼
テレマとは「テレマーケティング」の略。市場調査や既存顧客の満足度調査のために、顧客のサポートやフォローなどを行います。発信・受信のどちらも行う仕事です。
すでにサービスや商品を利用している顧客が対象となる場合が多いので、新規の顧客獲得がメインのテレアポに比べると会話しやすでしょう。
会話中に顧客のニーズを引き出したり、その人に合った商品を売り込んだりするので、相手の気持ちをくみ取ることが必要です。人と話すことが好きな人やコミュニケーション力に自信のある人におすすめです。
コールセンターバイトのメリット3つ

▼コールセンターのバイトは高時給な傾向▼
一番のメリットは、未経験者でも比較的高い時給からスタートできること。
発信業務では、成績によってインセンティブが用意されていることもあります。がんばった分、給与に反映されればモチベーションアップにつながりますね。
効率よく稼げるバイトなので、働ける時間に制限がある人にもおすすめです。
▼シフトの融通が利きやすい▼
週○日、月△時間以上という条件が設けていますが、その範囲内でなら自分の希望でシフトを決められることが多いです。「今月は稼ぎたい」という目標があれば出勤を増やすことも可能でしょう。予定に合わせて働きやすい環境といえます。
学生や主婦(夫)など、本業の空き時間にバイトしたい人でも働きやすいですよ。
▼さまざまなスキルを身につけられる▼
コールセンターのバイトでは研修をしっかり受けるので、敬語の使い方や基本的な電話応対の仕方を学べます。
また、仕事によっては専門的な知識が身につくことも。業務で得た専門知識が日常生活の役に立つケースもあるようです。
社会に出て働く際は、電話応対は必ずと言っていいほど経験します。社会人としての基本的な電話マナーを身につけられるでしょう。
以下の記事では、コールセンターのバイトで身につけられるスキルについて詳しく紹介しています。合わせてご覧ください。
コールセンターバイトのデメリット3つ

▼クレーム対応がきつい▼
受信業務では電話に出るまでどのような用件か分からないため、どうしてもクレームの電話を受けることがあります。発信業務でも、迷惑がられたり、用件を言う前に一方的に切られてしまったりすることが少なくありません。
とはいえ、対応が難しい場合は上司のサポートが入るので安心してください。一人で全て対応することはありません。うまく気持ちの切り替えができるかどうかが大切です。
▼覚えることが多い▼
言葉遣いやトークフローなどの言い回しなど、最初は覚えることが多いと感じるかもしれません。
特にカスタマーサポートでは利用客の問合せに答えなければならないため、ある程度の知識が必要。もちろん電話応対に必要な資料は用意されていますが、スムーズに対応するためには前もって勉強しておいたほうがよいでしょう。
▼タイピングができる程度のパソコンスキルが必要▼
コールセンターのバイトでは、電話しながら顧客情報の入力をしたり、対応内容を記録したりすることが多いです。ある程度のタイピングスキルがあるとスムーズにこなせるでしょう。
また、企業の独自システムを使っている場合は研修で操作方法を覚えるところからスタートします。パソコン操作に慣れていないと、難しくて大変と感じるかもしれません。
志望動機の例文&バイト面接対策

コールセンターのバイト面接は、複数の面接官に対して応募者一人の形式が多いです。大量募集の場合は、集団面接になることもあります。
また、仕事内容によっては簡単な筆記試験や、基本的なパソコン操作のテストが実施されることも。
面接ではしっかりした受け答えができるかなどコミュニケーション能力をチェックされる模様。そのため、堅苦しくなく応募者が話しやすい雰囲気の面接になることが多いでしょう。
採用担当者の話を遮ったり、質問と関係ない内容を返答したりすると、電話応対をする者として相応しくない印象があります。話は最後まで聞いてから、分かりやすく答えることを意識しましょう。
▼コールセンターの志望動機の例文を紹介!▼
コールセンターのバイトへ応募する際の志望動機の例文を紹介します。
- 志望動機の例文
私は人と話すことが好きで、社会人としての電話応対のスキルを学びたいと思い応募させていただきました。接客業のアルバイト経験があり、その経験も活かせるのではないかと思います。また、以前に他社ではありますがカスタマーサポートに問い合わせた際、とても丁寧に分かりやすく教えていただき感謝した経験があるのも志望した理由の一つです。お客様に喜んでいただけるような対応を心がけますので、どうぞよろしくお願いいたします。
もっと志望動機の例文を見たい人には、以下のページがおすすめです!
⇒おすすめディスカバイト「コールセンターの志望動機例」
⇒おすすめディスカバイト「テレアポの志望動機例」
▼コールセンターのバイト面接ではシフトについて聞かれる▼
コールセンターのバイト面接では、可能な勤務日数や時間を確認されます。必要人数に応じてシフトが組まれるため、どのようなペースで勤務できるのかは採用のポイントになるからです。可能な範囲で柔軟に対応できるのであれば、その点も伝えておくとアピールポイントになるでしょう。
また、志望動機や過去のアルバイト経験など経歴についても聞かれることが多いので、しっかり答えられるように準備しておいてくださいね。
⇒【体験談】バイト面接で採用担当者に聞かれることの返答例特集
▼採用を掴むには清潔感のある身だしなみでハキハキと受け答えを▼
コールセンターのバイト面接では、指定がない限り私服でかまいません。ですが、面接では身だしなみもチェックされるので、きちんとした格好で臨むようにしましょう。
また、先述した通りコミュニケーション能力をチェックされます。
・受け答えがしっかりできているか
・会話がスムーズにできるか
なども面接中の会話で確認されるでしょう。
面接となると緊張してしまいがちですが、早口になったり小声になったりしないよう、明るくハキハキと答えてください。
まとめ
この記事で解説してきた内容をまとめます。
●コールセンターの仕事にはテレアポ・テレオペ・テレマの3タイプがある
●高時給、シフトの融通が利きやすい、スキルが身につくなどのメリットがある
●クレーム対応や覚えることが多いなど、大変なことも
●面接では明るくハキハキと!コミュニケーション力を見られることが多いため、しっかり受け答えをする
未経験の人にとっては、コールセンターのバイトは大変なイメージがあるかもしれません。多かれ少なかれクレーム対応があるのは事実ですが、その分高時給だったり、シフトの融通が利きやすかったりとメリットも多い仕事です。
コールセンターにもいろんな仕事があるので、この記事を参考に、自分に合いそうな求人があればぜひチャレンジしてみてください。
コールセンターは、内定をもらった大学生にもおすすめできるバイト。以下の記事でも取り上げているので、ぜひチェックしてみてください。
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