おすすめディスカバイトとは？楽しかった事、やりがい
私がアルバイトしていた塾は、小学校や中学生の集団授業についていけない子が、自分のペースで勉強を学ぶ教室でした。なので、勉強は苦手もしくは嫌いという子が多く、休まず授業に来てもらうだけで一苦労でした。
しかし、伸び代がたくさんある子たちでしたので、半年も経たないうちにぐんと成績が伸びることも多く、非常にやりがいがありました。勉強が苦手がゆえに嫌いだった子が、頑張って日々の授業や宿題に取り組んでくれて、成績が伸びた後に笑顔で「勉強って案外楽しいじゃん」と言ってくれた場面は特に印象に残っています。
毎回宿題をやってこず、親御さんに電話で相談までした問題児もいました。宿題に出す内容を厳選して、1人でも挫けずに取り組める難易度のものを出し続けたところ、自力で解けたことが嬉しかったのか、徐々に授業に取り組む様子が前向きになっていった子もいて、とても嬉しかったです。
こんな技術やマナーが身に付く
アルバイトとはいえ、塾講師として働く場合、親御さんとの対話は避けることができません。まずはどのようなカリキュラムで受講するか、どのようなペースで進めていくか、どこを目標に頑張ってみるかなどなど。
社員の先生が同席してくれるとはいえ、普段から生徒と接しているのは自分なので、面談では主に発言して話を進めていく必要がありました。親御さんの希望する学校の実力がかけ離れている場合には、どのようにして納得してもらうか非常に頭を悩ませました。
また、授業態度が悪く、やる気のない子に直接指導しても中々改善しない場合には親御さんと話し合いも必要でした。親御さんと私達で協力して、なんとか休まずに授業に来てもらったり、宿題を頑張ってもらったり、非常に苦労しました。
バイト後の交流
私がアルバイトしていた教室は先生の8割以上がアルバイトの大学生でしたので、同僚との交流は非常に多い方でした。最後のコマの授業が終わった後は、ミーティングをして解散なのですが、ミーティングが盛り上がり中々帰れないことも多くありました。
また、最後のコマは21時過ぎに終わるので、働いた後は皆んなお腹がペコペコで、近所の居酒屋に流れ込むこともよくありました。具体的な仕事の愚痴となると、生徒さんの個人情報が多くなってしまうので、中々外では言えないという苦労もありました。
教室長は非常に気さくな人で、よく大学生のアルバイト達の飲み会に参加しては、みんなの分の飲み代を払ってくれたりもしました。そのおかげか非常に人間関係が良く楽しいアルバイトだったことを覚えています。
