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居酒屋・バーのアルバイト特集のバイト関連情報(居酒屋の歴史や成り立ち)

居酒屋の歴史について

 居酒屋はいつ生まれたのか、居酒屋でバイトをしている皆さんは知っていますか?2000年を越える歴史を持つ国日本において、居酒屋の歴史はかなり古い時代にまで遡ります。日本最古の歴史書である「古事記」には飲酒の記録があり、太古の時代から酒を楽しむ文化があったことが伺えます。しかし、それらが一般の人々にまで広がっていたとか考えにくく、身分の高い人々のみが酒を嗜んでいたことが考えられています。

 一般の人々にまで広く酒の文化が広まったのは江戸時代であり、居酒屋のスタイルが確立されたのもこの時代と言われています。「居る酒屋」が元となったそうで、元は酒屋の店先でお酒を飲んでいた人達へ、簡単な料理を振る舞ったことがきっかけなのだそうです。それから長い間居酒屋は主に男性の社交場として、スタイルを変えながらも続いてきました。女性客が多く訪れるようになったのは、女性の求人が増え、仕事を持つようになった頃…いわゆる「女性の社会進出」が大きく関わっていると言われています。さらに、1980年代に入ると居酒屋のチェーン店化も進み、女性向けのカラフルなカクテルやサワーやワインを多くの居酒屋が提供するようになりました。内装や料理も工夫を凝らす店が増え、低価格を売りにする店も多くなり、次第に女性のグループや家族連れのお客さんも来店するようになったのです。様々な店が増えたことで選択肢が広がり、より居酒屋に対する敷居が低くなったのも居酒屋が増えた原因と言えるのではないでしょうか。

居酒屋チェーン店の台頭について

 皆さんがパッと思い浮かべる居酒屋チェーン店と言えばどの店でしょうか?実際にバイトをしている方はもちろん自分が仕事をしている店なのかも知れませんが、それ以外の人は意見が分かれるところかも知れません。それもそのはず、皆さんが一度は目にしたことのある居酒屋チェーン店は20以上存在しており、中堅の居酒屋チェーン店を合わせるとその数は一気に増えます。繁華街へ行けば短い距離の間に何軒もの居酒屋店が出店しています。人通りの多い時間帯にはどの店舗もバイト店員を使って道行く人へ宣伝する姿を目にすることができます。求人も常に数多く出ていますし、まさに「居酒屋戦国時代」と呼ばれてもおかしくありません。

 売上高としては、1位がモンテローザ、2位コロワイド、3位大庄と続きます。業界的に古いのはつぼ八グループや白木屋、笑笑を運営するモンテローザでしょう。つぼ八は1973年に北海道の札幌に一号店を開業、その後札幌を中心にチェーン展開を進め、現在の全国展開するまでに至りました。モンテローザ社長は元々つぼ八店の店長をしていましたがその後独立し現在に至るまで店舗数を拡大してきたのです。そ競合他社が短期間で増大したこともあり、居酒屋チェーンの運営する企業サイドとしても店舗の差別化、独自路線が客を取り込むキーワードと言えるでしょう。

現在主流の居酒屋スタイルについて

 居酒屋でのバイト店員の仕事ぶりを見れば、そのお店のスタイルが何となく分かるものですよね。数十年の間で一気に店舗数を増やした居酒屋ですが、居酒屋が生まれた江戸時代は居酒屋は立ち飲みのスタイルが主流でした。店先で飲んでいた…という由来もありますし、最初は現在で言うところの「ジューススタンド」のような形式だったのかも知れません。フラりと気軽に入ることができ、回転率もいいので立ち飲みスタイルの居酒屋は店の形態としては理にかなっています。バイトとして働くことを考えた時も、立ち飲み店の方が店自体が狭く、働きやすいのです。

 しかし、近年少し増え始めた立ち飲みの居酒屋ですが、数が多いとまではいきません。新橋辺りを夜に歩けばいくつもの立ち飲み屋を見かけますが、他の街では逆に見かけることの方が難しいでしょう。大手の居酒屋では、「個室」や「半個室」といった仕切りのあるタイプの店がここ数年人気となっています。少人数で来る場合、込み入った話をする人も少なくないため、こういったプライバシーが守られる店は人気なのです。店内にいるお客さんを気にしなくていいのも嬉しいところすよね。また、どの店舗も大型のチェーン店ならば団体客向けの座敷スペースが予め作ってあり、これも一種の「個室」と呼べるのかも知れません。

居酒屋ーお通し文化について

 居酒屋に入店し飲み物を注文すると、威勢のいいアルバイト店員のお兄さんが「お待たせしましたー!」という声とともに小鉢をテーブルに並べますよね、それがお通しです。関西では「突出し」と言う店が多いようですが、意味合いは全く変わりません。  お通しは「つまみがくるまでのつまみ」としてお客に提供されている料理です。どうしてもお酒の方が先に運ばれますので、料理がくるまでの間にお酒と一緒に出されます。よく出されるものとしては枝豆やちょっとした刺身や前菜のような料理が多く、中には煮つけや唐揚げを少量出す店もあります。

 お通しの由来は「間違いなく注文が調理場へ通りました」という合図の一種であったと言われています。「注文が通ったので、お席ににお通しして」という合図だという説もありますが、大きな差はありません。しかし、最近は「注文をしていないのだから断りたい!」というお客様も多いのだそうです。居酒屋でバイトをしたことのある人は経験があるのではないでしょうか?断ることのできる店もありますが、日本人が築き上げた文化の一つでもあるので、余裕のある方はそのまま召し上がることをお勧めします。嫌いなものを出されたら変更をしてもらえる店が多いので、酒の肴として料理がくるまで味わう方がいいでしょう。

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