近年ではセルフサービス方式が多くなってきたため、有人のガソリンスタンドは「サービスステーション(SS)」として、クルマに関する総合的なサービスを提供するようになりました。同時に、販売員も自動車のメンテナンスや関連商品の販売といった仕事をこなすようになっています。ただしメインの業務はあくまで給油です。入ってきた車を誘導して計量機の前に止めてもらい、給油するガソリンの種類や量、支払方法を確認し、自動車の給油口にノズルを差し込んで給油します。その間に窓ガラスや灰皿の清掃を行い、給油が終わったらノズルを外して、自動車の給油口のふたをしっかり閉めます。また車の前回点検日・タイヤのすり減り具合と空気圧・ワイパーのゴムの傷み具合などをチェックし、それぞれの不具合に応じて、エンジンルーム点検や、消耗品の交換と補充を行うこともあります。洗車を頼まれた場合は、お客様の車を洗車機のところまで運転し、機械を操作して洗車サービスをします。場合によっては手洗い洗車やワックス処理なども行います。そのあと現金やカードで支払いを受け、出口の誘導をし、お客様を安全に送り出して完了です。簡単そうに思えますが、取り扱っている物は危険物です。ふとした不注意で大惨事を引き起こしますので、注意が必要です。
ガソリンスタンド販売員になる為に、特に資格は問われませんが、募集のときに運転免許を必要条件としている会社が大変多いです。その他に持っていると役に立つ資格は、「自動車整備士」と「危険物取扱者」の二つです。なお、スタンドの責任者になるためには「危険物取扱者乙種第4類」の資格が必要です。
特にありません
マンションの管理室にいる管理会社に雇われた従業員です。主にマンションの清掃、受付、マンションの点検、会社への報告が仕事になります。マンションの便利屋さんではないため、各家庭のトラブルには契約によって対応しなくてもよい場合があります。マンションの雇用形態によってさまざまなタイプがあります。日によって管理するマンションが変わったり、時間によって巡回するタイプなどがあります。マンション管理人になる人は主婦や年金者、オーナーだったりします。特に肉体労働ではないため、女性の管理人が最近は増えてきているようです。
財団法人マンション管理センターが実施しているマンション管理士(通称：マン管)という国家資格があります。この資格は一級建築士、土地家屋調査士などと並ぶ試験ですが、受験者数は年々低下しているためねらい目の資格。マンション管理士は専門知識を有し、大規模修繕から建物構造上の問題、マンションの維持・管理等の相談や助言などをおこなうマンション管理のスペシャリストです。名称独占資格のため、資格を有していないと「マンション管理士」として名称を使えません。
財団法人マンション管理センター 一般社団法人 日本マンション管理士会連合会 首都圏マンション管理士会 各都道府県マンション管理士会
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