ダンスや踊りに関係する仕事内容を紹介

舞妓とは15～19歳くらいまでの芸妓の見習い期間の者を指します。舞妓は京都の花街での呼び名とされ関東では半玉と呼ばれています。祇園甲部・先斗町・祇園東・宮川町・上七軒の五花街にて活躍しています。

置屋に所属し、花街の伝統やしきたり、行儀作法などを取得する必要があります。舞、三味線、笛、太鼓、お茶、お花、習字など芸全般に精通する必要があるため毎日の厳しい修練が必要とされています。

祇園甲部組合

プロダンサーとは、舞台やイベントなどのステージでダンスを踊って収入を得る人を指します。活躍の場としては、テレビや映画、コンサートやミュージカル、舞台、遊園地、ダンススクールなど、さまざま挙げられれます。またプロダンサーが自ら舞台自体の企画を行ったり、舞台やミュージカルのダンスの振り付けを考えて振り付けを指導する場合もあります。
自分の身一つで多くを表現でき、また人を感動させる仕事として、人気が高い職種です。高いダンス技術はもちろん、個性やアピール力といった自己表現が求められます。またバランス感覚やリズム感、体力も不可欠です。
華麗なパフォーマンスから華やかな世界に見えますが、日々のトレーニングや練習の上に成り立つ、地道な仕事でもあります。

プロダンサーになるには、決まった道は存在しません。ダンスを学んだ後にダンススクールの講師になる場合や、ダンススクールで学んだり留学などで業界のネットワークを構築し、そこから仕事のチャンスを得る場合、コンテストやオーディションにより役を得る場合などさまざまです。
舞台などにおいては、相応の日数や準備を持って本番に臨むため、急な怪我や病気などを防ぐための体調管理が不可欠です。また表現には完璧や終わりはないため、新しいスタイルや表現を学び続ける姿勢も大切です。
プロダンサーとして活躍するには、自らチャンスを勝ち取る姿勢が必要ですので、アグレッシブで前向きな性格が向いているといえます。

全日本ダンス協会連合会　一般社団法人 ストリートダンス協会

バレエダンサー（バレリーナ）とは、バレエを踊ることで出演料を得ている人を指します。 バレエダンサー（バレリーナ）は、バレエ団に所属して、公演スケジュールに合わせて振り付けを覚えて、練習を積み重ね、本番に備えます。公演に際してはオーディションなどで配役が決定されるため、常に実力を問われる厳しい世界といえます。
ダンサーには階級があり、一般的には、大勢で踊る役からエトワールやプリンシパルと呼ばれる主役級を目指します。日々の練習のほか、体型維持も重要な仕事となるため、食事管理が欠かせない仕事です。

バレエダンサー（バレリーナ）になるには、特別な資格は必要ありません。多くは、幼いころからバレエを習い、その中でも実力を持った人がバレエダンサー（バレリーナ）となります。バレエはヨーロッパやロシアが有名であり、国立のバレエ学校などが存在します。世界で活躍するために留学をして、そこから著名なバレエ団に所属する人もいます。
バレエダンサー（バレリーナ）として活動する場合はバレエ団と団員契約を結ぶことが多く、その場合は各地で開催されるコンテストで実績を残すか、オーディションを受けて合格することが必要です。バレエ団に所属せずにフリーランスで活躍する場合もありますが、その場合は高い実力と業界のネットワークが不可欠といえるでしょう。
海外では、バレエ団からの収入や公演による収入のみで生計を立てる場合が多くありますが、日本ではそれだけで生計を立てている人はごく稀といわれており、バレエ教室で講師のアルバイトをするなど、他の仕事との兼業が多いのが現状です。
バレエは基礎が大事であり、日々の練習は欠かせません。また競争が激しい世界ですので、積極性が重要です。コツコツと地道に努力を続ける姿勢と、表現力や個性、自己アピール力や積極性をもった人が向いている仕事です。
なおバレエの世界では男性ダンサーの数が非常に少ないことから、男性の方がチャンスや収入を得やすいといわれています。

日本バレエ協会

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