山や自然の中で働く仕事内容を紹介

キャンプ場管理人の仕事とは、施設内の各種施設やバーベキュー施設、道具の準備や後片付けなどが主になります。その他、施設内の駐車場の案内からテントの張り方、虫刺されケアやケガの処置、火のおこし方から御飯の作り方など、キャンプやアウトドアに関係ある事から無い事まで、雑用を含めてキャンプ場の運営に必要な様々な業務を行います。

キャンプ場のスタッフや管理人になるための特別な資格はありませんが、資格としては、「キャンプ・インストラクター」という公益社団法人日本キャンプ協会が主催する認定試験があります。気になる人は取っておくと良いでしょう。また、この仕事は、自然体験活動である「キャンプ」を利用者に楽しんでもらうため、自然に関する知識、キャンプに関する知識、またその土地に関する知識などが必要になります。実際の仕事では力仕事も多くなるので、一定以上の体力や筋力は必要になってくると思います。

公益社団法人 日本キャンプ協会

山小屋の管理人やスタッフの仕事は、主に登山者を対象とした宿泊施設の提供、サポート、食事の提供、登山道や天候、その他登山者に対して重要な情報の提供といった事が主な仕事内容となります。本格的な山小屋はある程度標高が高い場所に建設されていることが多く、冬季は閉鎖されている施設も多いです。そのためオンシーズンの春～秋にかけては、従業員をアルバイトとして募集している山小屋も沢山あります。また山小屋管理人の重要な役割の一つとして登山中の怪我人の受け入れや救助支援など特殊な仕事も含まれます。冬季には、雪下ろしやまき割りなど肉体的に厳しい仕事も多いため体力は必要です。

山小屋の管理人（所有者含む）になるには、新しく山小屋を建設するのは現実的ではないでしょう。近年山小屋の管理人の高齢化等に伴い、山小屋自体を売りに出されているようなこともあるので、管理人や所有者になりたい方は、そういった物件を探し買い取る道が一番の近道かと思います。単に従業員として山小屋の仕事を経験したいのであれば、夏季などに募集される住み込み型のアルバイトなどに応募するのが良いでしょう。ただし勤務地（山小屋）が高所にあることが多いので、高山病などにかかりやすい人には向きません。

北アルプス山小屋友交会

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