おすすめディスカバイトとは？一緒に働く仲間
先日、バイトの研修が行われました。その際、「生徒にとっての幸せは何か」という内容についてディスカッションがありました。
「それはもちろん第一志望に合格することでしょ！」と私は思っていたのですが…
私より後に働き始めた人が「生徒が本当に行きたい志望校に合格すること」と言いました。
その人が言うには、「第一志望と言っても親御さんに行けと言われたからそうしているだけの子もいる。『第一志望＝生徒が一番行きたい学校』とは限らない。だから、生徒が一番望んでいる学校に進学できるように私たちは指導していくべきだ。」とのことでした。
確かに第一志望に合格させることは塾講師としての使命かもしれないけれど、それ以上に通塾している生徒が一番幸せになる選択肢を考えてあげることの方が、より良い講師となるためのつとめなのだなと感じました。
楽しかった事、やりがい
私が働き始めた当初から通塾している生徒さんがいて、先日入試を終えました。
その子は3年近く入試に向けて努力してきたもののなかなかふるわず、3月入試までもつれ込みました。
あまりメンタルの強くない子だったので、受験期はいつも辛そうにしていたのをよく覚えています。諦めそうになることも何度もありました。
私には「諦めるな。最後まで頑張ればいい結果が得られるかもしれないから。」と励ますことしかできませんでしたが、その子は苦しみながらも期待に応えられるよう努力していました。
そして、最後の入試でついに合格を勝ち取ってきました！
合格の報告に来てくれた時の顔に浮かぶ安堵感と幸福感は今でも忘れられません。
