≪日暮里駅のアルバイト・パート求人情報≫

JR山手線、京浜東北・根岸線、常磐線、常磐線快速、日暮里・舎人ライナー、京成本線が乗り入れる日暮里駅。有名な童謡『夕焼け小焼け』の作詞者ゆかりの地でもあり、かつては “日暮らしの里” と呼ばれていたんだそう。

駅前はチェーン店系の居酒屋やカフェなどの飲食店に加え、タワーマンションもあり、どちらかというと近代的な雰囲気。その一方で、東側にある生地やボタンなどの洋裁グッズが問屋価格で手に入ると有名な「日暮里繊維街」や、西側にある約60店舗の飲食店が軒を連ねる「谷中銀座商店街」はレトロな雰囲気があります。

近年、谷中～根津～千駄木エリアは “谷根千（やねせん）” という通称で親しまれており、外国人の観光客からも大人気。原宿や浅草ほどとは言いませんが、良い意味でほどよく平日でも賑わっているのが印象的です。

また、たくさんの電車が見られることから “トレインミュージアム” と呼ばれている電車ビュースポットの「下御隠殿橋（しもごいんでんばし）」もあり、鉄道ファンや目をキラキラと輝かせたお子様を連れるパパやママの姿も見られましたよ。実は、日暮里駅周辺は子どもから年配者まで幅広い世代の人たちが楽しめる街なんです。

ここからは日暮里駅周辺を4つのエリアに分け、街とバイトの魅力をたっぷりと紹介していきます！

西口を出てすぐのトレインミュージアムを左手の方向に進むと、桜の名所であり多くの著名人が埋葬される「谷中霊園」や、美しい夕焼けを眺めることができる階段「夕やけだんだん」があり、その先に「谷中銀座商店街」があります。

この周辺は猫に会えるスポットとしても有名で、私も階段付近で休憩しているにゃんこに遭遇しました。猫モチーフのグッズを扱うお店や、猫のしっぽをイメージしてつくられたドーナツ、たい焼きの猫版 “福にゃん焼き” なんてスイーツも！ ちなみに商店街には隠れミッキーならぬ “7匹の隠れ木彫り猫” があって、すべて見つけると良いことがあるそう。バイトの通勤途中に探してみるのも面白そうですよ。

「FUJICHA」のタピオカドリンクや、「肉のすずき」のメンチカツ、「肉のサトー」のメンチコロッケ “谷中メンチ”、「三陽食品」のところてん、「谷中満天ドーナツ」のドーナツ、「和栗や」のソフトクリームなど、食べ歩きフードやドリンクも充実しているので、バイト前後に開拓する楽しみもあります。

商店街を抜けてすぐ辺りの場所には、テレビ出演のポップが新しい日本初国産バナナ専門店「スイーツ＆ジュース 国産バナナ研究所」がありました。ここではタピオカの次にくると言われるバナナジュースやプリン、ジェラートなどを味わうことができます。夏季にむけてスタッフ募集中のようなので、トレンド好きのアルバイターさんは要チェックです！

駅の東口を出てすぐのバスロータリーを越え、少し歩くと「日暮里中央通り」という通りがあります。その両側約１kmに渡り80軒以上の生地織物のお店が軒を連ねるのが「日暮里繊維街」です。

歩いていると何度か目にする垂れ幕には “布の街” “布の道” という文字が。まさにその文字通り、各ショップの入口付近には色とりどりの布やボタン、リボンにレザーなど服飾関連の小物がずらりと並んでいました。とにかく種類が豊富で、なおかつ問屋価格で安く購入できるので、ハンドメイドが好きな人はもちろん、ショップのオーナーや業者さんも足を運ぶほど有名な通りなんです。1m100円の布や、はぎれの束がワンコインで販売されているのも見かけましたよ！ ミシンが最安値で購入できるという専門店もあったので、日暮里でバイトするのを機にハンドメイドの趣味を持つ――なんてこともできそうです。

繊維街へ向かう途中の「ヘイワ堂」や入口付近にある「レモン」は子供服やレディース服、小物などが激安価格で手に入るので、バイト前に立ち寄って掘り出し物をみつけるのも楽しいですよ。

「ファミリーマート」や「ニューヤマザキデイリーストア」などのコンビニ、中華料理店、甘味店、お弁当のお店「二葉屋」もあったので、お昼ご飯や日用品を購入したいときなどに重宝しそうです。店がたくさんあるエリアなのでバイト先も見つけられそうですね。

東口駅前付近には、バスロータリーやタクシー乗り場があり、それを囲うように小さな駅ビルや3つの高層ビルがそびえています。おそらく今まで紹介したエリアとは対照的に、都会的で開けた感じの印象を持たれる方が多いのではないでしょうか。

高層ビルは高層部が住居フロア、低層階が商業施設になっていて、左手側にある「STATION PORT TOWER」には病院や薬局、モバイルショップ、「さくら水産」や「サイゼリヤ」等が入っていました。ここのサイゼリヤは電車が間近でみられるとファンの間で話題だそうですよ。

その向かいの「STATION PLAZA TOWER」には街の電気屋さん、クリーニング店、黄色い看板が目立つ手打ちラーメンの「京の華」が。荒川区食本にも掲載された人気のお店のようです。本場台湾のタピオカミルクティも味わえるんだそう。その横の「GARDEN TOWER」には「メガネドラッグ」や、スーパーマーケットの「マルマンストア」も入っています。こちらのスーパーは深夜１時まで営業しているのでバイト帰りに食材などを調達したいときに便利です。

そのほか東口周辺には「マクドナルド」や「モスバーガー」「銀座ルノアール」「ビッグエコー」「金の蔵」「ミライザカ」など馴染みのあるチェーン系のショップのほか、“焼肉ラーメン” の看板が気になるラーメン処「けん太」というラーメン屋さんも。とにかく飲食店が多いので、駅チカの飲食店で働きたい方はこのエリアがおすすめです。

南改札を出ると「紅葉坂橋」という橋になっています。駅を背にして右手方向のくだりの階段を降りていくと「富士そば」や「ガスト」が入るビルがありました。

この通り沿いにはリサイクルショップや古本屋、ネットカフェ、カラオケなどあるのでバイト先に早く着きそうなときの時間つぶしや、バイト仲間と立ち寄るスポットとして最適です。

和牛一頭買いの焼肉「房家」をはじめ、「牛角」や「大阪焼肉・ホルモン ふたご」などの焼き肉屋さん、“究極” と話題の匠のローストビーフ「キッチンフォーク」などお肉のお店が揃っていたので食べ比べするのも楽しいですね。

アパホテルもあり、併設の「TKPカフェ＆バンケット」ではなんと780円で時間無制限のランチバイキングが食べられるんだそうです！

さらに、きれいなガラス張りの建物が目に入ったのでのぞいてみると、2019年5月にリニューアルオープンしたばかりという「羽二重団子」の本店でした。お年寄りやカフェ利用の女性客で賑わっていましたよ。

そのほかには居酒屋の「鳥貴族」や「土間土間」、火鍋のお店、美容院、日蓮宗のお寺「善性寺」もありました。一本通りを入ったところには結婚式やレストランの利用ができるホテルラングウッドもあります。

細い路地には夜のお店や、昼間は営業していない小さな個人経営の飲食店なども並んでいたので、夜はまた雰囲気が変わりそうな印象でした。

改めて日暮里駅周辺を歩きまわってみると、下町ならではのどこかホッとするような懐かしい雰囲気を味わいながらも、最先端のお店や話題の名店も混在していたので、歩けば歩くほどに新しい魅力を発見できる街だなと感じました。現在改装中の駅ナカのエキュートも、2020年夏ごろにリニューアルオープン予定。オープニングスタッフの募集なんかもありそうな予感です。「初めてのアルバイトは先輩後輩の関係なく、皆で一緒にゼロからスタートしたい」という高校生や大学生は、ぜひ今後の最新情報を要チェックですよ！ 駅構内もエレベーターの増設やトイレやスロープの整備などの改良工事を行っていました。これから車いすやベビーカーの方はより利用しやすくなりそうです。古きよき文化を残しつつも、どんどん新しく生まれ変わっていく街 “日暮里” でアルバイト生活をはじめてみてはいかがでしょうか。
（取材日：2020年2月17日）