バイト後の交流
生まれて初めてのアルバイト、僕は甲子園で阪神巨人戦の売り子のアルバイトをした。
冷凍みかんとビールを一生懸命売った。
僕は言われたノルマを何とかクリアして試合はまだ途中ではあるが21時で上がらせてもらった。
僕はそのまま空席に座り野球観戦をした。
たまたま放送席の近くで掛布雅之さんが解説をしている声が聞こえていた。
そのまま試合は延長15回まで両者一歩も譲らず、特等席で白熱した試合を見せてもらった。
きついと感じた事、苦労話
同じく、甲子園で今度は夏の高校野球のアルバイトを始めた。
今度は売り子ではなく入口通路の売店店員として働いた。
ここで生まれて初めて玉ねぎを向いた。
あのとき流した涙が僕にとっての青春の涙なんだろう。
そんな時、空き缶を持った決して見た目が綺麗とは言えないおじさんがやってきた、「おつり貰ってない」と僕に言う。
その空きカンはこの店では取り扱っていない商品だったので、違う店じゃ無いですか?と言い諦めて貰った。
いまはどうか知らないけど、当時の甲子園の周りには公園暮らしの方々が沢山いた。
おじさんはそこの住人だったのかな?
良い勉強になりました。