きついと感じた事、苦労話
葬祭センターで、葬祭の進行、お客様の誘導などをしていました。お給料はかなり良かったですが、女性ばかりの職場でとてもギスギスしていました。
一番メンタルがやられたのは、事故、自殺で亡くなった方のご家族様の気持ちを考えると、ただの仕事だと割り切ることが難しく一緒に泣いてしまうことも多々ありました。
その度に「私たちの仕事はご家族様と一緒に悲しむことではなく、ご家族様の悲しみを包んであげることだ」と怒られていました。
時給のわりにメンタルがやられ、家にまでその日の気分を持ち込んでしまうことも多く限界を感じ辞めました。
こんな技術やマナーが身に付く
いろいろな宗教に応じたお葬式のやり方が身につきます。
宗教によって用意する道具などもちがい、進行も全く違います。
たとえばお見送りのときに、亡くなった方が実際に使っていたお茶碗を割るのは、成仏できずに再び戻ってくるということがないようになど由来も勉強になったことが良かったなと思います。
また、お寺さんに対するマナーも学べました。座布団の向き、お茶の出し方、道具を渡すタイミングなどのここで働いていないと知らないことばかりでした。
礼拝の仕方、お辞儀の角度、お葬式の服装のマナー、一般常識も身につきました。