おすすめディスカバイトとは？一緒に働く仲間
学生時代に住み込みで、約３週間ゲレンデのレストランに勤務しました。
スキー場自体は、某鉄道会社の系列でとても素敵なところでした。
ただし、住み込みの宿となると、いわゆる民宿みたいな一軒家を借り上げて、そこでバイト仲間と６人部屋で寝泊りする（他にも２～３部屋ありました）ことになりました。
修学旅行みたいなノリで、それはとても楽しく良かったのですが、ひとりがインフルエンザにかかった（きちんと診断を受けたわけではありませんので、今から考えるとそう思うというだけですが）ため、その部屋全員が全滅するという事態におちいりました。部屋全員が熱３９℃以上になり、山の中なので医者にも行けず、人生ではじめて『これは死ぬかも』と思ったことが懐かしいですね。当時の少ない知識で、自販機のＣＣレモンを飲んでなんとか回復しようと試みていたことも思い出しました。
きついと感じた事、苦労話
スキー場ですので、とにかく寒いです。
レストランの皿洗いですので、寒さとは程遠いと思うでしょうが、そのレストランに行くまでが苦行でした。
山の上まで行くゴンドラは全然問題ないのですが、そこからは雪上車での移動となります。
雪上車と言っても、トラックのような形状で、その荷台に乗せられていきます。営業前の早朝の吹雪の中の移動は本当に寒くて、防寒具の貸与の中に耳あてがなかったら、恐らく耳がなくなっていたと思います。
人間というものは慣れる動物です。慣れてくれば、寒さなんか何とかなることでしょう。
ちなみにどのくらい寒いのかというと、毎朝ゴンドラ係の社員さんに朝の気温を聞くのですが、今日は晴れていて暖かいと感じた日で『今日は、マイナス１３度だねぇ』、こりゃ今日は寒いって日は『ごめん、温度計凍ってわかんない・・・』って答えでした。
暖かいと感じる日が、マイナス１３度ですって。
人間は慣れる動物だと実感しました。
