職場の環境について
職場の立地は幼い頃からよく通っている道にあった為、面接に行く時から馴染みがあったように感じた。自分が親とガソリンを入れに行くときに見かけたことのある親切なおじさんが店長さんで面接してもらいました。
まだ高校生だった為知らない単語や取り扱いが難しいことなどもあったが、無知な高校生に従業員の方は皆とても優しく接してくれました。大人同士のいざこざも全くなかったわけではないが、全体的に仲がよく、よく飲み会や食事会にも誘ってくれていました。
常連さんとも仲良くなり、ジュースを買ってくれたり、また久しく会っていない地元の同級生と会う機会になるなど、車を所有している人が必ずするガソリンスタンドだからこその体験がたくさんありました。
退職について
ガソリンスタンドで働くことは楽しかったですが、就学に伴い退職することとなりました。2年未満と短い期間の中で色んな人と出会い、また色んな人を迎え入れ、送り出す中で第二の家族のような存在であった為、退職はとても寂しかったです。
常連さんも退職日を伝えると少量でもガソリンを入れにきてくれて、プレゼントをくれるなどとても優しかったです。退職してからも自分の車やバイクのガソリンを入れによく訪れたことを覚えています。
退職したことで唯一よかったと思えたのはガソリン臭がなくなったことです。気にしていなかったけど意外と臭いがきつかったと辞めてから思いました。毎日洗濯してくれていた母には感謝の気持ちでいっぱいになりました。
バイトの掛け持ち
ガソリンスタンドをメインとしながらも以前から興味があった飲食店でもバイトし始め、掛け持ちをしていました。飲食店はガソリンスタンドに比べるとお客さんの滞在時間も長く、関わる機会も多いことにしんどさを感じました。
掛け持ちしている中で自分の中ではガソリンスタンドが息抜きのようになっていました。高校生のバイトの中では時給も高い方だったので掛け持ちしてもガソリンスタンドが効率よく働けているように思っていました。
店長さんは掛け持ちについても前向きに考えてくれる方で、シフトを調節させてくれたり、当時は当たり前と考えていたけど、掛け持ちしやすい店舗だったと今は思います。ただ、掛け持ち自体は色んな職種を体験できてスキルも身につくのでして良かったと思います。