≪三軒茶屋駅のアルバイト・パート求人情報≫

路面電車の東急世田谷線は改札を抜けすぐ、渋谷と郊外を結ぶ東急田園都市線は地上に出ると、まず目に飛び込んでくるのは「キャロットタワー」です。地上124ｍ、27階建て（地下5階付）を誇る三軒茶屋のランドマークで、建物内には商業施設、世田谷文化生活情報センター、オフィスなどが入居しています。

このビルを取り巻くように広がるのは、個性豊かな店舗が並ぶ、たくさんの商店街。おしゃれなカフェやバー、人気レストランが集まっていると思えば、通好みの居酒屋や昔ながらの飲食店、老舗の刃物店が軒を連ねる通りを発見。トレンドとレトロが混在する独特の雰囲気に惹かれ、客として遊びに来るだけでなく、バイト先にする人もいるようです。

三茶の街並みを歩いていると、よく目に付くのがパン屋さん。というのも、三軒茶屋駅のある世田谷区のパン製造業数、並びに生菓子製造業数は、東京23区で第1位なんだとか！ 美味しいパン屋さん、話題のスイーツ店が多いのはそのためなのです。

また、真夏の風物詩として定着している『三茶ラテンフェスティバル』、パフォーマーたちが三軒茶屋の街でジャグリングやアクロバット、ウォーキングアクトなどを繰り広げる『世田谷アートタウン 三茶de大道芸』といった各種イベントも開催。当日は三茶住民、近隣の大学生、観光客も訪れるなど大いに賑わいます。

そんな魅力いっぱいの三軒茶屋駅周辺の様子やバイトスポット情報を、さらに詳しく紹介していきましょう。

三軒茶屋のシンボルといえば世田谷通りに面した「キャロットタワー」。名前は「外壁の色がにんじんのようだ」とのことで、区内の中学生が命名したそうです。最上階の26階には無料の「展望エリア」と「オークラレストラン スカイキャロット」があり、東京タワーやスカイツリー、晴れた日には富士山も見えるとか。夜景もきれいで、三茶のデートスポットとしても人気です。また、現代演劇や舞踊を上演する「世田谷パブリックシアター」があり、たくさんの演劇ファンが足を運んでいますよ。

キャロットタワーの1階は、雑貨屋や花屋、食料品売り場が集まっているショッピングエリア「Carrot St. SANCHA（キャロットストリートサンチャ）」。「ITS'DEMO（イッツデモ）」や「カルディコーヒーファーム」「3COINS（スリーコインズ）」といった人気店が多数入居しています。

地下1階は日々の暮らしに欠かせないスーパー「東急ストア」のほか、「オリーブの木」や「海鮮三崎港」をはじめ飲食店も多数。どの店でもアルバイト・パートスタッフが活躍していました。

2階には「TSUTAYA」がどーんと2つのエリアに分かれて入居。そのほか「カラダファクトリー」がありました。

交通アクセスが便利なところでレジや品出しのアルバイトがしたい、ショップ店員として接客がしたいと思っている大学生やフリーター、主婦の方にとって、キャロットタワーはとても魅力的。仕事のあとに展望台で東京を一望すれば、疲れも吹っ飛びそうです。

三軒茶屋が幅広い世代から親しまれている所以は、カラオケ店「ビッグエコー」を頂点に世田谷通りと玉川通り（国道246号）に挟まれた、世田谷随一の居酒屋街、通称「三角地帯」にあるといえます。「エコー仲見世商店街」「ゆうらく通り（ゆうらく街）」「三茶三番街」をはじめとする路地には、小さいながらも歴史ある商店や飲食店がいっぱい。三軒茶屋駅周辺のなかでも個性的な店が多く、ディープなエリアです。

近隣の店同士が声を掛け合うなど、人情味ある懐かしい景観が残る一方、エスニックやワインが味わえる店やガールズバーなどのトレンド系、「サーティーワンアイスクリーム」や「ガスト」といったチェーン店も出店。さまざまな店舗でホールやキッチンスタッフなどの求人情報が出ているので、三軒茶屋でバイトを探す人にはおすすめです。シフトが柔軟でテスト期間に対応、短期も可能というところもあるので、大学生やWワークでも安心して働けるでしょう。

仕事のあとは、エリア内にある銭湯で一日の汗を流す人も多いとか。超音波ジェット、バイブラバスなどに加え、水風呂、サウナも完備。サウナファンには、広さ、冷たさ共に抜群の水風呂が人気だそうです。コインランドリーも設けられていますから、ひとり暮らしの人は重宝するでしょう。

三軒茶屋と下北沢を結ぶ世田谷区道、通称「茶沢通り」には、「世田谷区民会館別館（三茶しゃれなあどホール）」「世田谷区役所太子堂出張所」といった公共施設を含め、約200店が集まる「三軒茶屋銀座商店街（三茶しゃれなあど）」があります。

「ブーランジェリー・ボヌール（本店）」に代表される人気のパン屋や、話題のカフェやグルメスポットと地域に根差した青果店やスーパーがほどよく混在。地元民も一見さんも、気軽にショッピングや飲食を楽しめます。

毎週日曜日の13:00～17:00は歩行者天国。車を気にせず移動できるので快適に通勤できますね。いつも賑やかなせいか、バイトやパートの人はとても気さくで、和気あいあいとした雰囲気が印象的でした。

駅付近からバイトしやすそうなお店を紹介していきましょう！ まずは「ケンタッキー・フライドチキン」。クリスマスには店の外まで行列ができます。次に100円ショップの「Can★Do（キャンドゥ）」。パートの主婦の方や男性スタッフが品出しやレジをしていました。ほかにも「日高屋」や「CoCo壱番屋」といったチェーンの飲食店がいくつもあります。おしゃれなハンバーガーショップもいくつか見つけましたよ。

茶沢通りでは、ホールスタッフ・キッチンスタッフ、または小型スーパーのパート、新規店のオープニングスタッフの募集が目につきます。途中、通りを横切る「烏山川緑道」は、地元の憩いの場。仕事まで時間があるときは、ここやふれあい広場でひと休みするのもおすすめ。朝まで利用可能なネットカフェ「カスタマカフェ」もありますから、深夜遅くなっても安心だといえます。

初めて三軒茶屋へ行く人が、立ち寄ってみたいというスポットのひとつが「すずらん通り商店街」だといいます。「喰うてかへんか？」と、なぜか関西弁の看板に挟まれた通りの長さは70mほど。その間に三軒茶屋を代表する名店を含め、40軒近い店舗がひしめき合っています。その様子が「すずらんの花が咲くよう」だということで、商店街の名前になったそうです。

なかでも半世紀以上の歴史を誇るのが、鮮魚をはじめ、地方直送の食材を使った料理がずらりと揃う「割烹　味とめ」。手頃な価格で美味しく飲めて、お腹いっぱい食べられると評判の老舗は、女将さんの笑顔と温かい接客も御馳走です。その向かいの人気店「焼鳥 いそげん」も創業40年を超える名物店。焼き鳥はもちろん、揚げ物、炒め物、ボリューム鍋などの一品料理も評判で、バイトのスタッフさんが元気にお酒や料理を運んでいました。

時代の流れで、「マクドナルド」や「餃子の王将」「やよい軒」といったチェーン店も増えているため、バイトやパートの需要は少なくないようです。

商店街の近くにはスーパー「西友」があり、定期的にレジスタッフの募集を行っていますよ。そのほか「無印良品」やドラッグストアなんかも。大学生や主婦が活躍できる店も豊富です。

なお、居酒屋系のバイトはどうしても仕事が深夜に及びますが、商店街の駅側入り口では「世田谷警察署 三軒茶屋交番」勤務のお巡りさん目を光らせています。特に女性には心強い存在ですね。

三軒茶屋の大きな魅力は徒歩5分圏内にあるエリアでも、それぞれ表情のまったく異なる街並みが現れる面白さにあります。昭和そのままの景観を残す路地があると思えば、その目と鼻の先には、トレンドをとらえたショッピング街。それらが違和感なく共存しているから、また足を運びたくなってしまうのです。三軒茶屋駅周辺には、今回紹介していないエリアにも多くのグルメやショッピングスポットが多数あります。駅近くにある昭和女子大学の学生がバイトできる店も豊富でしょう。学生や会社員、近隣住民など、幅広い世代の人が利用する三軒茶屋駅。だからこそ、さまざまなライフスタイルに合った店があります。あなたにぴったりなバイト先がきっと見つかるでしょう。
（取材日：2020年4月23日）