≪大手町駅のアルバイト・パート求人情報≫

東京メトロ丸ノ内線、東西線、千代田線、半蔵門線と、都営地下鉄三田線が通る駅、大手町。東京駅とも非常に近く、いわゆる「丸の内」と呼ばれるエリアにある駅です。

大手町駅周辺には、古くからある多くの大企業が本社ビルを構えており、平日はサラリーマンやOLが洗練された街のなかでせわしなく往来を繰り返しています。建物の雰囲気や周辺の様子は何があっても動じないような風格を備えており、まさに「歴史あるオフィス街」といった、背筋の伸びる街です。

大手町駅は構内が大変広く、出口があらゆるところに伸びているのも特徴。東京メトロ各線そばの、都会のなかのオアシスを思わせる商業施設「OOTEMORI（オーテモリ）」は、温かい照明と緑に囲まれたベンチエリアでほっと一息つける場所です。

一等地で “ちょっとお堅い” イメージもある大手町駅。ですが、「新丸の内ビルディング（通称：新丸ビル）」や「丸の内オアゾ」などのお洒落な買い物エリアが多くあり、洗練されたショップが並んでいます。

一方で、東京駅方面の高架下には「丸の内 味の散歩道」という名の、とっても味のある飲食店街が。昔ながらの中華や、コスパのいいチェーン店が軒を連ねています。

さて、ここからはそんな大手町駅周辺の魅力を、4つのエリアに分けてご紹介します！

まず紹介するのは、丸の内エリアでも屈指の高層ビル「新丸の内ビルディング」です。
地下1階から7階までは113店のショップと40店のレストランを備え、9階から37階はオフィスエリアとなっており、ビジネスと娯楽とを兼ね備えた施設となっています。

こちらに入っている店舗は、有名なアパレルショップや雑貨店が多いのが特徴。「URBAN RESEARCH TOKYO 」や「BEAMS（ビームス）」、「アフタヌーンティー・リビング」など、誰もが聞いたことのあるショップから、箸専門店「銀座 夏野」やイタリア生まれのフレグランス専門店「Santa Maria Novella」などのほかでは見かけないショップまで、ただ歩いているだけでも楽しいこと間違いなし。販売スタッフをやりたいアルバイターさんには、自分の趣味や好みに合わせてわくわくしながらお店を選んでいただけそうです。

また、レストランフロアには日本料理店「恵比寿 笹岡」やモダンなオーストラリア料理店「Wattle Tokyo」、タイ料理専門店「サイアム ヘリテイジ 東京」など、多国籍で個性的なお店が集います。東京駅からもすぐアクセスできて、建物内にオフィスもあるため、外国人観光客や各企業の外国人社員も訪れていそうです。こんなレストランで働けたら、まかないも美味しそうですね。

食に関心があり、外国人相手の接客にも挑んでみたいアルバイターさんは、こちらのエリアを選んでみるのはいかがでしょうか。

次にご紹介するのは、東京メトロ東西線中央改札の目の前に位置する商業施設「OOTEMOTRI（オーテモリ）」。ほかの路線からもアクセスが良く、駅直結なので雨の日でも濡れることなくたどり着けます。

東京駅とは異なり、駅自体はシンプルなデザインの大手町。ですが、この場所には周囲に植物が青々と茂り、木漏れ日が差し込むあたたかな憩いの場「大手の森」があります。その周辺には、丸の内OLが利用しているであろうネイルサロン「スパネイル」が。爪先まできれいにしていたいお洒落女子が足を運んでいます。

そこからエスカレーターで下った先には飲食店街があります。韓国料理「韓国鶏鍋 GOCHU（コチュ）」や豚汁定食専門店「ごちとん」などの変わった店から、ヘルシー志向のサラダデリ「MARGO（マルゴ）」にサンドイッチショップ「BLOSSOM & BOUQUET（ブロッサム アンド ブーケ）」といった女子力高めのランチが食べられそうなお店までさまざま！ コンセプトが “女性が利用しやすいお店” となっているため、お昼時は近隣の大手企業に勤める女子社員で賑わいます。ここではお洒落な飲食店の求人情報が見つけられそうですね。

「憧れの丸の内で、女子力の高いお店で働いてみたい！」というアルバイターさんや、「社会人になる前に丸の内OLの空気を感じたい！」という学生さんは、「OOTEMORI」でホールスタッフや販売スタッフを目指してみるのはいかがでしょう？

朝から開いているお店もあるため、早朝勤務もできそう。飲み屋らしいお店はそう多くはないので、高校生や未成年者が働く場所としても安心ですね。

次は、東京駅と大手町駅の中間に位置する商業施設「丸の内オアゾ」を紹介します。2004年から開業した場所で、30店舗以上のショップ＆レストランが入っている「丸の内オアゾ」。建物の中央にはガラス屋根の通路が通り、2つの駅をつないでいます。

目玉はなんといっても「丸善 丸の内本店」！ 国内でも指折りの巨大書店が、このビル内に本店を構えています。1～4階まである広々とした店内には、ビジネス書から文房具までがずらりと揃えられています。本好きなアルバイターさんや本屋のバイトに興味のある学生さんは、こちらで書店員として働いてみるのはいかがでしょうか。

レストランゾーンには、和洋中からスイーツまでさまざまなお店が揃っています。「OOTEMORI」よりもリッチな雰囲気のお店も多く、ここでしか味わえない料理を出しているところも多いのが特徴です。バーを併設している上海料理の店「The Orchid」、歴史ある蔵元が直営する日本酒レストラン「蔵人厨 ねのひ」など、大人向けの高級志向なお店が向かい合っています。ワンランク上の接客に挑戦してみたいアルバイターさんにおすすめです。

ほかにも、「スープ ストック トーキョー」や「大戸屋」など、リーズナブルな価格で気軽に食事できる店もありました！ 「丸の内オアゾ」なら、あなたの好みや希望に沿った飲食店バイトが見つかりそうです。ぜひここでホールスタッフにチャレンジしてみてください。

夜になると、ライトアップされた東京駅や周辺の古い建物が良い雰囲気を醸し出すエリアでもあるので、バイト前やバイト帰りに少し散歩してみると、ますますこの街が好きになってしまうかもしれませんね。

最後にご紹介するのは、東京駅から伸びるJR各線の高架下、レンガ造りの歴史ある飲み屋街「丸の内 味の散歩道」です。

これまでご紹介してきたお店の多くは、丸の内エリアの響きにふさわしい「高級」「お洒落」といったイメージの所ばかりでしたが、この場所はそれと一線を画しています。東京駅の影に紛れ、ひっそりと並ぶお店の多くは、庶民的で気安い雰囲気のところばかり。空気もがらりと変わります。

ここにあるお店の種類は、大きく分けて2つ。ひとつは、とんこつラーメンが自慢の「東京じゃんがら」や「天丼てんや」といった、さっと腹を満たせるお店。そしてもうひとつは、産地直送の魚介が楽しめる「満点酒場」や肉系の居酒屋「やきとん酒場 大手町とら八」などの飲み屋です。どのお店にも共通して言えるのは、丸の内とは思えないコスパの良さ。だから、新丸の内ビルディングやオアゾなどの高級レストランではない店で食事やお酒を楽しみたいサラリーマンが多く集います。

「格式高いお店よりも庶民派のお店でちゃきちゃき働きたい」という学生さんやアルバイターさんには、まさにうってつけのエリア。昭和の香りが色濃く残るレトロな飲み屋街で、親しみやすいお客さん相手に接客ができるのも魅力的です。チェーン店ではキッチンスタッフも募集している可能性があるので、自分に合った働き方も選びやすいのではないでしょうか。

東京駅からほど近く、どうしても「一流が集う格式高いエリア」という印象の強い大手町駅周辺。やはり歩いていてもほかの場所ではなかなか見かけないような西洋風の建物が多く、見て回るだけでもプチ観光の気分を味わえました。一方で、「味の散歩道」のような意外な一面を発見できたのは、個人的にも収穫です。駅そのものがとても大きいので、恐らく私が見て回れた範囲外にも魅力的なお店やスポットはたくさんあるはず。大手町駅に興味を持ってくださった皆さんには、ぜひこのエリアで働いて「私だけの丸の内スポット」を見つけてほしいと思います！
（取材日：2020年3月28日）