一緒に働く仲間
16歳の頃に精神病を発症して高校に行けなくなり、中退後働き先を探し、たどり着いたのがコンビニでした。
オーナーと店長はとても厳しい人でしたが、優しい人でもありました。一緒に働いていた方々も優しく、わからないことがあればすぐに助けてくださって、とても働きやすかったです。
当時は家に居場所がなかったため、コンビニが私の憩いの場所でした。私でも、仕事をきちんと頑張っていれば、先輩や同僚に認めてもらえる。お客様にありがとうと言ってもらえる。そんな喜びを感じていました。
店長には色々な話を聞いていただき、お母さんのような存在でした。今は結婚・引っ越しをしたため会いに行けませんが、とても感謝しています。
お客さん
毎日勤務していたので、常連のお客様に顔を覚えてもらえることが嬉しかったです。たくさんの方に「今日も頑張ってるね!」「まだ若いのにえらいなあ」と声をかけていただいて、とても幸せでした。
たまにクレームを入れられて怖い思いをすることもありましたが、良いことのほうがはるかに多かったです。街中で偶然お客様に会って声をかけていただいたり、ジュースをおごっていただいたりなど、とてもよくしていただきました。
コンビニに勤めていたのは16歳~23歳の頃で、若かったせいもあるかもしれませんが。いろいろなタイプのお客様と接することで、男性恐怖症や人見知り、外見がいかつい人やギャルのお姉さんなどへの偏見も無くすことができました。