お客さん
私がアルバイトしていたのはレストランとバーの中間のような雰囲気のお店で、ワインバーという体裁はとっていましたがホールにはテーブル席もたくさんあり、お客様によってはワイワイガヤガヤ飲み食いしたり、あるいはカップルでまったり食事を楽しんだりと、いろいろな方がいらっしゃっていました。お客様の雰囲気によって接し方を変えることを覚えたのもこの時です。
きついと感じた事、苦労話
ひとつ、ちょっとほろ苦い想い出として残っているのはお客様に赤ワインを思いっきりぶっかけてしまったことです。持って行った手が滑り、グラスが落ちてお客様の白いコートに赤ワインがかかってしまった時の焦りは今でも忘れられません。慌てて副店長が駆け付けてきてくれてお客さんに平謝り、僕も一緒に謝ろうとすると「お前は引っ込んどけ!」と言われました。思い出すと、今でも申し訳ない気持ちになります。