きついと感じた事、苦労話
19才の春、短期で引越のアルバイトを経験。
春の引越シーズンは、バイト代もいい。
だが朝から夜まで連日の拘束。学生生活が温いだけに
ギャップがハンパない。
当然、正社員と一緒に行動するのだが、動きが素早く
バイト連中は、まったくついて行けない状態。
特に大変なのが、公営住宅。
エレベーターがないので、5Fまでの階段を何往復もしなければならない。
そうなると、上り階段の3Fあたりで時間稼ぎのひと休み。
とにかくハードなのでここでバレないように休憩するしかないのだ。
しかし正社員の方は、そんな行動はお見通し。
遅いバイトたちを一喝し、手際よく運搬して行く。
あんなに小柄な人が、こんな重たい物を…
顔色変えずにバンバン運びだす。
1番驚いたのは、エアコンの室外機。
あれは、とんでもない重さで、バイト連中が4人いても運べなかったものを
2人でスタスタ階段を下りて行く。
たった2週間の経験でしたが、若くて甘い自分の考えでは、一般社会で通用しないと
肌で感じられたひとときでした。仕事に対する姿勢と責任を学べるアルバイトは
若いうちから経験したほうがいい。
楽しかった事、やりがい
リラクゼーション屋でアルバイト。
2か月程の研修を受け、カラダの疲れをほぐす施術を学び、いざ本番。
はじめて店舗で施術するときは、かなり緊張したことを覚えている。
しかし、一生懸命やっていると時間が経つのが早く感じられた。
疲れた人たちが喜んで帰って行く。
またしばらくすると、定期的にやってきて指名をいただける事もあった。
やりがいをダイレクトに感じられると、もっと技術力を向上したくなり、
更にお客様が増えていった。自分磨きが出来たアルバイトだった。