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渋谷駅のバイト関連情報(渋谷の地域情報や文化、カルチャーについて)

渋谷よしもと∞ホールについて

 「お姉さん!ちょっと見てってよ!」そんな居酒屋のアルバイト店員を思わせるような軽いノリで話しかけられる場所が渋谷の路地にあります。井の頭通りから1本入った場所に突如現れる「よしもと∞ホール」は若手の芸人が多く出演している劇場の一つです。よしもとのテレビ番組や記者会見の収録に使われることもあるので、「行ったことはないけど、見たことはある!」と言う方もいるかも知れませんね。

 基本的には若手のお笑い芸人がライブを行っており、若手芸人自身がお客さんの呼び込みをすることもあります。「やたらと話がうまい人だなぁ…」と思ったらぜひ確認してみてください。養成所を卒業したての芸人さんかも知れませんよ!

 ライブは1日に複数回行われており、チケットは1000円~2000円代と大変安価です。「お笑いに興味はあるけど、劇場はちょっと敷居が高くて…」と言う方にピッタリ!さらに、劇場自体が狭いので、ステージと客席はほとんど距離がありません。何せ定員は282名!300人も入れないほど小規模な会場なのです。ステージの上の芸人さんから話を振られることもあり、気軽にお笑いを楽しむことができます。

 「それでもやっぱり勇気がいるなぁ…」と言う方は、バイト終わりにでもちらっと覗きに行くことをおススメします。実はこの劇場、、外からでも中の様子が見えるように作られているので、まずはここから始めましょう。

渋谷芸術祭について

 渋谷芸術祭りは2009年から始まったアートや音楽、映画などの芸術イベントを行う祭りであり、今年で6回目を迎えます。渋谷ハチ公前、渋谷ヒカリエ、渋谷マークシティ、SHIBUYA-109、マルイシティ渋谷など、複数の会場で10以上のアートイベントが行われ、バイトや仕事、学校といったいつも何気なく見ている渋谷の街とは違う姿を見せてくれます。

 昨年の第5回では「シブヤスマイル」をテーマとしました。渋谷のシンボルと言えば仕事中の時間と言えども常に多くの人で溢れているスクランブル交差点です。あの大きな交差点で大勢の人々が行き交うように、渋谷という街を様々な芸術が交差する芸術作品の交差点となることをイメージしています。テーマや副題は毎年変えているそうなので、今年はどんなテーマになるのか楽しみですね。

 1990年代には「渋谷系」と呼ばれる音楽が存在していたことや、さらに歴史を遡れば与謝野晶子なんて著名な文豪が暮らしたこともあり、渋谷という街はいつの時代も芸術への関心は高いと言えるのではないでしょうか。まだ新しいイベントではありますが、今後大きな可能性を秘めていることもあり、参加団体も年々増えています。今後が楽しみな新しい渋谷のお祭りですね。興味のある方は、ぜひ実行委員会について調べてみてはいかがでしょうか。求人などは出ていませんが、公式ホームページやFACE BOOKも解説し広く情報を拡散しています。

渋谷と映画館について

 ファーストフード店やコンビニ等で働く若いバイトの子に「今から約50年前の渋谷は何の建物が多かったと思う?」と質問をしたとしましょう。おそらく正解に辿り着ける人はかなり少ないと思います。それほど50年前と今の渋谷では、街の姿が大きく変わっているのです。

 しかし、そんな渋谷でも一つだけ変わらないものがあります。それが、先ほどの答えでもあるのですが、皆さんは分かるでしょうか?

 正解はズバリ「映画館」です。実は渋谷にある映画館の数は全国的に見ても1.2を争う多さなのです。50年前から渋谷には「映画館街」と呼ばれるほど多くの映画館が建ち並んでいました。まさに「映画のメッカ」と呼んでも違和感はありません。映画館の数が多いので、もちろん映画館でのアルバイト求人も頻繁に出ます。映画館の中で仕事をしたいという方は一度探してみるのはいかがでしょうか。

 渋谷の映画館の特徴は、都内有数のスクリーン数を誇る大型の映画館と単館と呼ばれるミニシアターの映画館が混在しているところです。映画館の数が多い分各ミニシアターは特色を出すため、上映作品選びには相当な力を入れています。B級もの、シュールな作品、映像の美しい作品、埋もれている名作など、「これだけは是非見てほしい!」という映画館側からの想いが伝わるようなプログラムが多く、大衆向けの映画に慣れている若い人には新鮮に映るかも知れません。

 レンタルショップで手軽に映画を借りることができる現在において、わざわざ映画館まで足を運ぼうという若者は少ないのが現実です。若者の映画館離れを防ぐ意味でも、渋谷という若者の街で若い世代の映画愛好者を発掘して欲しいところです。

渋谷が舞台となった作品達について

 映画館の多い街だからでしょうか、渋谷を舞台にした作品には小説や漫画よりも映画が多いように感じます。中でも、最も渋谷らしい作品と言えば「ハチ公物語」ではないでしょうか。言わずと知れた、渋谷駅前に建てられている忠犬ハチ公像のモデルとなった犬がメインとなっている作品です。1987年に上映され、仲代達矢や八千草薫といった豪華な出演陣も見どころの一つでしょう。ハリウッドでもリメイクされ、「HACHI~約束の犬」として、日本でも大ヒットしました。若い方にはこちらの方が記憶に新しいと思います。当時は渋谷駅でも大々的に宣伝をしていたので、「バイト帰りに駅でポスターを見た!」と言う方はたくさんいるでしょう。

 また、「渋谷」という街の名前がついた映画もいくつかあります。中でも2004年に上映された「渋谷怪談」は、その後続編も作られるほどの話題作でした。渋谷には幸せを呼ぶというコインロッカーがある一方、そのロッカーを使った物は呪いにかかってしまう…という設定です。当時はネットで求人を探すために漫画喫茶を利用する人が増え始めた時期でしたが、夜になると漫画喫茶で一夜を明かす…なんて若者も増えていました。そんな生活をしていた人達は、大きな荷物はコインロッカーに預けていたそうです。「このロッカー呪われてないかな?」当時はそんな会話がコインロッカーの前で何度もされていたかも知れませんね。

渋谷おはら祭りについて

 渋谷では大小合わせていくつものお祭りやイベントがあります。バイト帰りにフラっと立ち寄ることのできるイベントや、数日間渋谷一帯を染め上げる大掛かりなお祭りまで規模も様々です。

 おはら祭りとは、鹿児島で行われているおはら節を中心とした鹿児島に伝わる民謡を歌い踊る祭りのことで毎年2万人の人が集まります。「花は霧島、煙草は国分、燃えて上がるはオハラハー桜島」という歌い出しで始まるおはら節は小林旭を始め有名歌手がカバーするほど有名であり、おはら祭りも鹿児島市内で2日にかけて行われています。

 では、そんな鹿児島発祥のおはら祭りがどうして渋谷で行われるようになったのか。祭りを始めた当初、渋谷区長が鹿児島の地を引いていたこと、ハチ公の初代銅像を作った安藤氏も鹿児島出身など、いくつか理由は挙げられますが、それ以外にも歴史的な結びつきが大変深いと言われています。渋谷おはら祭りは本家の鹿児島おはら祭りの丁度半年前にあたる5月に毎年開催され、祭りには鹿児島から遥々やってきた有志の団体がいくつも参加し渋谷一帯を鹿児島へと変えてしまいます。鹿児島の民謡だけでなく渋谷音頭といった渋谷に縁のある曲も踊ることが多いです。渋谷で働く人と、鹿児島で仕事をする人々を繋ぐ橋渡しのような祭りとして、開催され、今年で17回目となります。遠く離れているからこそ、こうして協力して開催できるお祭りは貴重ではないでしょうか。興味のある方はぜひ調べてみてください。登録ボランティア制度もあるので、バイトやパート、仕事といった日常の中では達成できない満足感を感じることができるかも知れません!

渋谷氷川神社例大祭について

 渋谷には学生がアルバイトをしている姿をよく目にしますが、その理由の一つに学校が多いことが挙げられます。渋谷二丁目の交差点を過ぎると実践女子学園や國學院大学の校舎やキャンパスが広がっています。渋谷氷川神社は、そんな学生街の風景と溶け合うようにひっそりと建てられています。その歴史について、はっきりと分かっていることは多くありません。慶長10年に宝泉寺住職である実円が記した「氷川大明神宝泉寺縁起」には景行天皇の御代の息子日本武尊東征の時、この地に素盞鳴尊を勧請したとあり、このことからも大変古い歴史のある神社だということが伺えます。

 渋谷氷川神社の大祭は毎年9月末に行われ、一説によると渋谷区最古の祭りとも呼ばれています。2日間において渋谷中を神輿が担いで周回し、いつも仕事や学校へ行くために歩いている通いなれた道も人や露天で埋め尽くされるのです。渋谷には30以上もの祭礼会が存在し、全ての祭礼会毎に神輿を担ぎます。次から次へと神輿が担がれていく姿を見ると渋谷が一気に下町の雰囲気に様変わりするのが何とも新鮮な光景ですね!また、太鼓を乗せた山車も目玉の一つとなっており、幡ヶ谷地区から渋谷氷川神社まで往復します。ぜひ今年の例大祭は神輿だけでなく山車の時間までチェックして出かけてみてはいかがでしょうか。

渋谷とライブハウスについて

 「渋谷系」と言う音楽の発祥ともなった街渋谷、独自で渋谷音楽祭という音楽を中心にした祭りを企画、運営するほど音楽好きな人が多く集まる街です。渋谷でアルバイトをする人の中にはバンドを組み、音楽活動をしているなんて人も少なくないでしょう。そういったバンドマンが渋谷に集まるのは理由があります。音楽を愛する街渋谷は、ライブハウスの数が圧倒的に多い街でもあるのです。渋谷駅から徒歩圏内で行ける距離に、大小合わせて30軒以上のライブハウスが存在しています。スタッフは常に不足しがちなようで、多くのライブハウスは定期的にアルバイトの求人を出しているのも特徴の一つです。

 しかし、一口にライブハウスといってもその規模は店によって様々です。狭い場所では40人弱しか入ることのできないバー形式の店もありますし、渋谷公会堂や渋谷SOUND MUSEUM VISIONのように1000人以上収容できるライブハウスもあります。しかし、最も多いのは150~300人規模のライブハウスであり、近年はステージに立つアーティストにも少しづつ変化が出てきました。

 例えば、渋谷で4か所のライブハウスを運営しているO-Group系列のライブハウスでは、近年アイドルの出演が一気に増えるようになりました。また、eggmanというライブハウスではお笑いのLIVEを開催することもあります。総合エンターテイメントのステージに変化している証拠ですね。

 ネットの普及により、以前と比べて音楽を身近に感じるようになったという人は少なくありません。しかし、その半面、ライブを見に行くほど熱意のあるファンをつけることが難しいとも言われています。気軽に音楽を楽しむ場所としてライブハウスへ足を運んでもらうようになることは、今後の課題かも知れません。

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