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サイトについて

アクセサリーや雑貨を造る仕事内容

七宝工の仕事内容について

七宝工は、日本の伝統工芸である七宝を作る職人のことです。七宝は、従来はアクセサリーや茶器、花瓶、絵皿などに使われることが多かったのですが、最近ではステーショナリーや建築設備といった異なる分野でも、デザイン性が高く評価され、活躍の場が広がっています。
七宝の作品は、金、銀、銅などの基盤の上にガラス質の釉薬を載せ焼成して仕上げます。800度という高温で焼成することで美しい発色を出すことが可能になります。描く模様や作品の大きさは、ものによって異なります。
就職先としては、七宝製品の製造会社が挙げられますが、個人の作家に師事して技を磨いたり、独立開業して、店舗を構える人も多いのが特徴です。なお最近は、実店舗を構える以外に、インターネットショップやイベントでの出店など、独立開業の方法も広がりを見せています。

アルバイトから七宝工になろう!必要な資格・スキルとは?

七宝工になるには、特別な資格などは必要ありません。実務経験を通して技術や知識を磨いていきます。また趣味の講座で学んだ後に就職する場合もあります。
製造会社に勤務する場合は、工程ごとに業務が分かれており、実務経験を積み重ねることで活躍の場を広げることができます。一方、独立開業には相応の知識や技術を持っていることはもちろん、デザインのセンスや個性、世の中の流行を感じ取れる敏感さが大切です。またコンテストへの参加やワークショップなどの活動で知名度を挙げるなどの営業努力も不可欠となるでしょう。七宝に魅了された人、七宝を通して自己表現したい人にはピッタリの仕事です。

七宝工の関連サイト及び団体

特定非営利活動法人 日本七宝会議

ガラス工芸家(ガラス吹き工)の仕事内容について

ガラス工芸家(ガラス吹き工)とは、ガラス製品を作るスペシャリストです。
ガラス製品は、溶鉱炉で原料を溶かし、吹き竿に巻きつけて息を吹き込み、好みの形に変化させて制作します。ガラス工芸家(ガラス吹き工)が手がける製品は、花瓶やグラス、箸置きなどの日常的な製品から風鈴、置物といった趣味の製品までさまざまです。
就職先としては、ガラス工房が主です。工房は小規模なところが多く、その場合は作品制作だけでなく、販売やワークショップなど工房の運営全般に関わることになります。ガラス工芸家(ガラス吹き工)は、熟練した技術が必要となるため、従業員数は横ばいか減少傾向にあります。

アルバイトからガラス工芸家(ガラス吹き工)になろう!必要な資格・スキルとは?

ガラス工芸家(ガラス吹き工)になるには、特別な資格は必要ありません。ガラス工芸を手がける会社で技術を学んで独立する人や作家に弟子入りする人、カルチャーセンターなどの習い事が高じて独立する人など、ガラス工芸家(ガラス吹き工)になる方法は人によって異なります。未経験で工房に入った場合は、アシスタントをしながら技術を習得し、仕事の幅を広げていきます。人を惹きつける作品を生み出すためには発想力やオリジナリティ、何よりセンスが求められます。またガラス吹きは、技術の習得に長い時間がかかるといわれており、目標に向けて地道にコツコツとやり遂げる忍耐力や芯の強さが必要となります。
なお多くの工房では観光客や趣味のためのワークショップやガラス教室を運営しており、その場合はお客様とのコミュニケーション能力も重要です。

ガラス工芸家(ガラス吹き工)の関連サイト及び団体

日本ガラス工芸協会

金属彫刻工の仕事内容について

金属彫刻工は、金属の製品に絵や文字を施す仕事のプロフェッショナルです。例えば、自動車のエンブレムや、アクセサリー、金管楽器やバッジ、トロフィーなど、日常で知られている金属製品の文字や模様は、主に金属彫刻工が行っています。従来は手作業で行うことが多かった仕事ですが、最近はレーザー加工などの技術を取り入れ、制作されることが多くなっています。コンピューターと連動した自動彫刻機を使うことが多いものの、彫刻機の刃は金属彫刻工が準備し、その出来上がりを厳しくチェックします。
就職先としては、金属彫刻を行う企業となります。

アルバイトから金属彫刻工になろう!必要な資格・スキルとは?

金属彫刻工になるには、特別な資格や学歴は必要ありませんが、金属の特性や機械操作といった専門的な作業を伴うため、工業系の高校や大学を出ていると有利でしょう。
関連資格としては、工業彫刻作業技能士や金型製作技能士という国家資格が挙げられます。どちらも実技試験が伴うため、実務経験を経た職人が技能を確認したり、証明するために受けるのが一般的です。スキルアップやキャリアアップを目指す場合に取得するとよい資格といえます。
金属彫刻工は、熟練の技術を要する職人職種であり、技能修得に多くの時間がかかることで知られており、相応の覚悟で臨む必要があります。手先が器用でものづくりが好きな人、機械操作が得意な人は得意分野を極めることができる仕事といえるでしょう。

金属彫刻工の関連サイト及び団体

東京工業彫刻協同組合

鼈甲、貝、角細工士の仕事内容について

べっ甲、貝、角細工士とは、べっ甲やキバ、貝、角といった天然の素材を加工して、ネックレスやブローチといったアクセサリーや、眼鏡などの生活用品を手仕事で作る職人を指します。
例えばべっ甲細工の場合は、まず商品制作の下準備を行います。亀の甲羅をある程度の大きさに整え、材料を白熱灯にかざし、色ごとに分けます。使用する材料を決めたらヤスリをかけて表面のキズを削ります。その後、厚さの調整を行い、材料を張り合わせて形を整えていきます。張り合わせには熱と水分だけを使い、圧力をかけながら張り合わせます。ここまでが下準備です。続いて、図案を材料に下書きし、必要な形に切断します。熱した鉄板の上で熱を加えながら、想定する形に加工します。最後に細かく磨き上げてつやを出して完成します。
伝統工芸としてよく知られていますが、素材の多くは動物など自然界から得るものとなるため、近年は素材自体の入手が難しくなっているのが現状です。
就職先としては、細工士のもとに弟子入りし、技を磨くのが一般的です。独立した後は、店舗に商品を卸したり、自分で店舗を構えたり、デパートなどで行われる伝統工芸展に出店したりします。

アルバイトから鼈甲、貝、角細工士になろう!必要な資格・スキルとは?

べっ甲、貝、角細工士になるには、特別な資格や学歴は必要ありません。ベテラン細工士のもとに弟子入りして伝統技術を長い年月をかけ継承していくのが一般的です。
制作の過程の多くは手作業であり、材料の見極めや張り合わせ、研磨など、どれをとっても熟練の技術が冴える仕事ですので、熟練職人となるためには多くの歳月と努力が必要となります。細工士への強い意志と、何でも吸収しようという貪欲な向上心が求められます。

鼈甲、貝、角細工士の関連サイト及び団体

財団法人伝統的工芸品産業振興会

貴金属、宝石細工工の仕事内容について

貴金属、宝石細工工とは、金やプラチナなどの素材を加工し、宝石と組み合わせてジュエリーを作る人を指します。機械を使って量産する方法と、伝統技術を用いてコツコツと手作業で仕上げる方法があります。手作業の場合、平面のデザインおこしから、地金をなまし、タガネ打ち、ロウ付けなどを行います。機械の場合はプレス加工や自動編み機などの機械を使って作業を進めます。どちらも人の手による仕事が多いのが特徴です。なお貴金属は融点が比較的高いことから加工が難しいことでも知られていますが、一方でデザインに富み、資産的な価値も高い製品として、人気を得ています。
就職先としては、職人のアシスタントとなるのが一般的であり、そこで技術と知識を習得することになります。

アルバイトから貴金属、宝石細工工になろう!必要な資格・スキルとは?

貴金属、宝石細工工になるには、特に資格などは必要ありませんが、デザインや彫金の専門学校で基礎を身に付けてから職に就くことが多いようです。技術が重要な仕事ですので、実務経験を経る中で、職人の仕事を多く見て、真似て、自分のものにする研究熱心さが必要となります。
関連する資格としては、貴金属装身具制作技能士という国家資格が挙げられます。実務経験が2年以上あるか、専門学校で関連する学科を修了している場合は2級の受験資格があります。
資質としては、手先が器用で、美的センスや想像力、発想力に富んだ方が挙げられます。また職人の世界ですので、学びを得るための自主性が重要であり、細かい作業が多いため集中力を要する仕事です。アクセサリーが好きであるだけでなく、厳しい世界でも屈しない強い意志が必要です。

貴金属、宝石細工工の関連サイト及び団体

日本貴金属文化工芸共同組合  全日本貴金属技能士会連合会

漆器工の仕事内容について

漆器工とは漆(うるし)塗りの製品を作る職人のことを指します。
漆器工には、作業工程により細かく職種が分かれていて、木地師が漆器の素地を造り、下地師が素地の木目などを整えます。その後に、塗師が漆を塗り、その上に金や銀を使って蒔絵師が模様や絵を入れて、装飾を施します。細かい手作業を、分業しながら進めていくのが漆器工の仕事といえるでしょう。なお最近は、作業を効率化するために機械による大量生産も行われています。
就職先は、漆器製造所や漆器工への弟子入りが主となります。最近は、伝統工芸職人への憧れから漆器工を目指す人が増えていますが、漆器工自体のニーズは横ばいまたは下降気味といわれています。

アルバイトから漆器工になろう!必要な資格・スキルとは?

漆器工になるには、特別な資格や学歴は必要ありません。昔ながらの徒弟制による技術の習得という流れが一般的です。最近は、伝統工芸職人への憧れから漆器工を目指す人が増えていますが、漆器工自体のニーズは横ばいまたは下降気味といわれています。
漆器工は、細かい手作業を長時間にわたり行いますので、手先の器用さと集中力、忍耐力が求められます。また材料を見分ける目やデザインセンスも必要です。
伝統工芸品の職人の世界で一人前になるには長い年月が必要になりますが、伝統工芸を継承するという点で社会的意義は高く、また新しい世代を担うプレッシャーの一方で刺激も大きい仕事といえるでしょう。

漆器工の関連サイト及び団体

財団法人伝統工芸品産業振興協会  社団法人日本漆工協会

だるま職人の仕事内容について

だるま職人とは、その名のとおり、だるまを作る職人のことです。
だるまは、群馬県高崎市など、全国各地で産地と呼ばれる場所があります。それぞれに色やかたち、材質など特徴が異なっていて、作る職人によっても個性が現れます。
縁起物として広く親しまれており、多くは赤い張子で製作され眼の部分は空白のまま残して、持ち主が祈願がかなうと書き入れるのが風習です。選挙や祝賀パーティ、結婚式、スポーツでの勝利や試験合格や安全祈願など、さまざまなシーンで大小のだるまが使われています。
だるま作りの工程は、生地を作り、木型などを使って底の部分とだるま型を成形します。だるま型に底のおもり部分をつけたら全体を赤く色を塗り、顔の部分を塗って顔を描きます。目の周りや祈願文字などを金で描いたら完成です。だるまの型も職人が作ります。
就職先としては、だるまの製造会社や、職人のもとへの弟子入りとなります。

アルバイトからだるま職人になろう!必要な資格・スキルとは?

だるま職人になるには、特別な資格は必要ありません。多くは、製作現場に携わり、多く経験を積むことで知識や技術を得ていきます。
だるまは縁起物として人々の幸せを願って製作されるものですので、人の幸せのお手伝いをする仕事ともいえ、お客様に喜んでいただけたときは大きな充実感を得ることができるでしょう。
最近は、伝統的なだるまのほかに、アイデアを駆使して、色とりどりのものや用途にあったデザインのだるまが製作されるなど、職人の技と発想力が多く活かされています。職人の技を身につけ、自分の発想や感性を活かしたいという人にも向いた仕事です。

だるま職人の関連サイト及び団体

特にありません。

人形作家の仕事内容について

人形作家とは、その名の通り人形を制作する人を指します。ひな人形や日本人形、フランス人形などの西洋人形、創作人形など、分野によって作り方、技法もさまざまです。また祭事や観賞用から人形劇まで使用方法もそれぞれで異なります。
業務としては、例えばひな人形の場合は、分業が中心となります。手や足、頭を作る人と衣装を仕立てる人はそれぞれ異なり、中には人形の着付師といった仕事もあります。 人形作家の作品にはコレクターも多く、人気がある人形作家の作品は頻繁に取引されます。人気作家となれば、独立して生計を立てることが可能です。
就職先は、主に人形作家の工房へ弟子入りするか、人形の制作会社となります。

アルバイトから人形作家になろう!必要な資格・スキルとは?

人形作家になるには、特に必要な資格や学歴はありません。美術やデザイン系の大学や専門学校で美術の基礎を学んだり、カルチャースクールで人形作りをやってみるのも良いでしょう。
細かい手作業がほとんどですので、手先が器用であることは必須と考えていいでしょう。人形作家は伝統系からアート系まで幅広いので、どのような方向が自分に向いているか、何を目指していくのかを考えることが重要です。人形作家として独立する場合は、イメージを形として表現する技術と鋭い感性や想像力が求められます。
職人仕事であり、一定のレベルに達するには時間がかかりますので、相応の覚悟と努力が必要です。

人形作家の関連サイト及び団体

一般社団法人日本人形協会

デコアーティストの仕事内容について

デコアーティストは、携帯電話などにビーズやラインストーンでデコレーションを施す人を指します。もともとは、ネイルアートから派生したといわれており、若い女性を中心に急速に広がりを見せています。
デコアートは、携帯電話やスマートフォンケース、鏡、ペン、USBやゲーム機など、様々なものに施されます。デコアーティストは、お客様がデコレーションしたいと思う私物を預かり、要望するデザインや自らデザインした図柄を基に、ラインストーンやビーズで装飾したり、エアブラシでペイントを行ってデコレーションを行います。最近はお客様の要望も多様化しており、自転車など大型の商品へのデコレーションを行う場合もあるようです。
デコアーティストの仕事先としては、ショップに就職したり、独立開業してフリーランスや自分の店舗を持って活躍する人も増える傾向にあります。

アルバイトからデコアーティストになろう!必要な資格・スキルとは?

デコアーティストになるには、特別な資格や学歴は必要ありません。独学でスキルを身につける方も多いですが、最近はデコアーティストを養成する専門講座も増えてきており、そういった講座で知識や技能を身につけることも可能です。関連資格として、日本デコアーティスト協会のデコアーティスト検定があります。一定のスキルを持っている証明として取得するのもよいでしょう。
素質としては、まず手先が器用なことが挙げられます。またお客様の私物を預かるため、物を丁寧に扱えることや接客姿勢も大切です。手先の器用さやセンスを生かしたいと考える方にはピッタリの仕事です。

デコアーティストの関連サイト及び団体

日本デコアーティスト協会

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