web・インターネットマーケティングに携わる仕事内容を紹介

広告プランナーとは、クライアントの求めに応じて広告企画を立てて実行する、広告のスペシャリストです。広告の目的やクライアントが抱える課題をヒアリングし、課題を改善したり、目的を達成するために最適な広告の企画を考え提案します。商品開発を総合的にプランニングする場合もあり、仕事は多岐に渡ります。企画にあたっては必要に応じてマーケティングリサーチなども行います。受注したら、撮影やデザイン、印刷などのスケジュールを立てて、広告制作の進行を見守ります。実施後の効果測定も重要な仕事であり、それにより広告プランナーとしても腕も評価され、次の仕事に繋がります。就職先は、広告代理店や制作プロダクションなどになります。

広告プランナーになるには、特別な資格は必要ありません。広告代理店などに入り経験を積むことで、職務に就くことができます。専門講座で広告プランナーに必要なマーケティングなどの知識を身につけると、仕事を行う上で役立つでしょう。クリエイティブなセンスが求められる仕事ですので、常日頃からアートやファッション、音楽などに興味を持ち、触れておくことが大切です。またクリエイティブな反面、マーケティングリサーチなどの緻密な業務も行うため、どちらも要領よくこなせるバランス感覚が大切です。クライアントを唸らせるユニークな発想や提案が活きる仕事です。モノを考えることが好きで世間一般の流行に敏感な方、実行力のある方に向いています。

IAA日本国際広告協会 　広告業協同組合

SEOコンサルタントは、クライアントが運営するWebサイトに対して、検索エンジンの上位に表示されるよう、さまざまな工夫を行う人を指します。SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、日本語では検索エンジン最適化と呼ばれます。
検索エンジンは、世界中に多数存在するWebページに対して、独自の技術や評価方法で、ユーザーが望むものに近い検索結果が表示されるよう工夫されています。この独自の評価方法などの要素を上手くWebサイトに取り込み、検索結果で上位に表示されるように施策を行うのが、SEOコンサルタントの仕事です。
SEOを専門とする企業は、各々にリサーチやデータ収集を行っており、集積したSEOの知識、技術を駆使して、お客様の運営サイトの課題抽出や施策提案を行います。
SEO対策は、あくまで「Webサイトをより多くの人に見てもらいたい」、「販売数を上げたい」といったお客様の要望に沿って行うため、SEOコンサルタントは、ユーザビリティやコンテンツの改善などについてもアドバイスや提案を行う場合があるようです。
主な就職先としては、SEO対策の専門会社やSEO専門部署を持つインターネット関連企業などになります。

SEOコンサルタントになるには、Web制作に関する知識が必要となりますので、スクールなど学ぶとよいでしょう。
SEOは、各検索エンジン会社の意向で突然変更されたり、新しい技術が採用されるため、コンサルタントは常に情報収集する必要があります。最新のWebの知識についても問われる場面が多いため、学ぶ姿勢が不可欠な仕事です。お客様とのやりとりが多いため、コミュニケーションが上手く取れる人、相手の話をよく聞き、的確な提案ができる人に向いた仕事です。自分の仕事がクライアントのビジネスに直結するため、責任も大きいですが、その分、上手くいったときは大きな充実感を得られるでしょう。

社団法人　全日本SEO協会　一般社団法人　インターネット広告協会

アフィリエイト広告業者とは、成果報酬型のインターネット広告を自分の運営するWebサイトやメールマガジンに掲載し、顧客を誘導することによって報酬を得る人を指します。
アフィリエイト広告を掲載するには、広告を用意している各会社にアフィリエイト登録を行い、各社の専用サイトなどで広告のURLを発行して自分のWebサイト等に貼ることになります。例えば、掲載した広告をクリックした顧客が、そのまま商品を購入したり、資料請求を行った場合に、報酬が支払われます。
就業者数は不明ですが、通販サイトなどでもよく使われる広告手法であり、個人でブログやWebサイトを持つ人たちにも浸透していることから増加傾向にあります。

アフィリエイト広告業者になるには、免許などは必要ありません。自分のWebサイトやブログ、メールマガジンなどをもっている方は、アフィリエイト広告を扱う会社などに登録し、広告リンクを各コンテンツに貼る事でスタート可能です。
ただし広告リンクをクリックしてもらうには多くの人のアクセスが必要となりますので、人気ブロガーなどが行う場合を除き、一般的にはこれだけで生計を立てるのは難しいでしょう。本業以外で仕事を探している方、自宅で出来るアルバイトを求める方はチャレンジしてみるといいかもしれません。

日本アフィリエイト・サービス協会

ユーザビリティコンサルタントとは、WebサイトやWebサービスのユーザビリティ向上を目指して、よりよい使い勝手やユーザーニーズに合った機能の選択やコンテンツ配置などを、設計し、評価する専門家のことです。
ユーザビリティコンサルタントは、ログデータなどの客観的データをもとにユーザー行動を分析し、Webサイトの課題点や改善点を洗い出します。新規にオープンするサイトの場合は、コンテンツ内容や客層などをもとに、コンサルティングを行います。顧客の要望やビジネス戦略を踏まえ、どうすればビジネスを成功に導けるかということを考えながら、業務を進行します。特にインターネットで通信販売を行う会社などはWebサイトのユーザビリティが売り上げに直結するため、ユーザビリティコンサルタントの持つ役割は大きいといえるでしょう。
就職先としては、Webコンサルティング会社が挙げられます。

ユーザビリティコンサルタントになるには、Webサイトの特性を良く知っておくことがカギとなりますので、Webデザインやディレクション経験があることが求められます。Webの制作会社などでスキルを身につけて、ステップアップしていくとよいでしょう。
ユーザビリティコンサルタントには、データを集めて分析するための、情報収集力や分析力、客観性、観察力が求められます。またそれをどう活かすかを考えるビジネス的な視点も不可欠です。顧客のビジネスに大きく寄与することができますので、責任は伴いますが、刺激的な仕事といえるでしょう。

一般社団法人 日本Webソリューションデザイン協会

コンテンツ企画担当とは、主にWebサイトの企画を立案する担当者のことです。
ユーザーは、クライアントの意向とは関係なく、あくまで自分にとって面白いものや役立つコンテンツを求めますので、クラインとの要望を叶えつつも、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作ることが求められます。
コンテンツ企画担当は、プロデューサーやディレクターからクライアントの意向を聞き、それに基づいて企画を立てます。懸賞イベントの実施、独自ゲームの開発など、内容は多岐に渡ります。アイデアに現実性があるか、予算内に収まるか、といったことも加味して、企画を立てることが求められます。また立案した企画について、自ら実務作業に携ることも多いのが特徴です。
就職先としては、Web制作会社やIT系広告代理店などが挙げられます。

コンテンツ企画担当になるには、専門学校などで基本スキルを身につけ、Web制作会社などに入るのが一般的です。
コンテンツ企画担当として必要な資質は、バランス感覚です。ユーザー視点でのアイデアや発想力と、クライアントの要望を叶えるという両面を達成することが重要になります。また次々と進化する技術への対応も不可欠です。企画が上手くいくと、クライアントはもちろん、インターネットユーザーにも喜んでもらえる仕事ですので、やりがいはあるでしょう。世の中の出来事に好奇心を持ち、アイデアを形にすることが好きな人にピッタリな仕事です。

一般社団法人 日本Webソリューションデザイン協会

ウェブ編集者とは、Webサイトのコンテンツを編集する人を指します。
企業によって定義が幅広い仕事ですが、例えば情報ポータルサイトなどでは雑誌の編集者のように、特集コンテンツや記事の企画を立てたり何を載せるかを決める役割を持つ場合があります。また通販サイトでは、日々の情報更新を行ったり、受注や発送管理など運営を管理する仕事が中心となる場合が多いようです。制作の進行管理やディレクション業務、原稿や写真撮影などを担当することもあります。
たいていは各コンテンツの更新時間が決まっており、ウェブ編集者は、そのスケジュールを守りながらさまざまな作業を行います。日々の地道な作業の中で、クリエイティビティが求められる仕事です。
活躍の場としては、ファッションやニュース、音楽などの情報サイトやショッピングサイトなどが挙げられます。

ウェブ編集者になるには、Web制作の基礎が合ったほうが良いでしょう。ただし未経験者でも応募OKという場合もありますので、入社後にスキルを身に付けて活躍することも可能です。他業界で編集やライターの仕事をしていると有利な場合があるようです。編集によってアクセスが増えたり、売り上げが上がったときは、大きな喜びを感じられる仕事です。
Web制作に関する色々な経験が得られるため、その後のキャリアアップに役立てることが出来るでしょう。

一般社団法人 日本Webソリューションデザイン協会

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