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心のケアやカウンセリングに携わる仕事内容

医療ソーシャルワーカーの仕事内容について

医療ソーシャルワーカー(MSW)は、主に病院などに勤務して、ケガや病気をもつ患者さんの悩みや不安などを聞き、それらを解決するための援助をする相談員・相談援助員のことを指します。相談者は思いもよらぬケガや病気、抱えている持病に付随する沢山の悩みや不安を持っているので、ひとつひとつに対し真摯に向き合い、相手の立場に立って話を聞けることが第一の条件です。相談内容としては、精神的な不安や悩みはもちろん、入院費などの金銭的な問題や人間関係のトラブル、退院後の生活について、医療補助金の制度についてなど多岐にわたります。これから飛躍が期待される職種ではありますが、まだ医療の現場の中で明確な基準や制度がない職種であり、医療ソーシャルワーカーの有無は各病院の判断に任されています。病院によっては、求められる仕事が本来の職と異なることもあり、自らがその必要性と職能性を提示しながら仕事をしていく必要があるといわれています。

アルバイトから医療ソーシャルワーカーになろう!必要な資格・スキルとは?

医療ソーシャルワーカー(MSW)自体には資格はいりませんが、扱う内容が精神的問題や医療・介護など専門的な分野がメインであり、精神保健福祉士、社会福祉士、看護師などの国家資格をはじめとして、医療・福祉関連の有資格者が仕事に就いているケースが多いという現状です。また、近年医療ソーシャルワーカーを目指す人が飛躍的に増え、求人数に対し非常に高い競争率の職種です。そのため、まずは医療系や社会福祉系の教育機関で基礎知識・専門知識を学び、資格を取っておくことが必要と言えるでしょう。

医療ソーシャルワーカーの関連サイト及び団体

公益社団法人 日本医療社会福祉協会 社団法人 日本社会福祉士会 日本精神保健福祉士協会 など

臨床美術士の仕事内容について

臨床美術とは、認知症患者や、心に問題を抱えた子ども、一般社会人のメンタルヘルスケアなどを対象とした芸術療法で、クリニカルアートとも呼ばれています。
得意、不得意に関わらず、誰もが参加できるように工夫されたアートプログラムを通じて、対象者の感性を引き出し、脳機能の活性を促すのが臨床美術です。臨床美術士は、臨床美術を実践するスペシャリストのことを指します。
美術の基礎知識のほか、認知症などに関する医学的な知識、介護、福祉に関する知識が必要な仕事です。アートは用いますが、絵などの芸術的才能は必ずしも必要ではありません。
近年、注目を集めている療法の一つであり、大学や自治体が臨床美術に関する講座を開くなど、裾野は広がっています。

アルバイトから臨床美術士になろう!必要な資格・スキルとは?

臨床美術士になるには、日本臨床美術協会が実施する臨床美術士認定試験に合格すると資格を得ることができます。資格は5級から1級まであり、2級、1級の受験にはそれぞれ実務経験が必要です。
医療や介護、美術など専門的な知識が求められる仕事ですので、実際に臨床美術士として活躍するには、資格取得だけでなく、実務経験が必須といえるでしょう。
活躍の場としては、医療機関やリハビリテーション機関、保健、福祉、教育現場などが挙げられます。美術の素養があり、それを社会で活かしたいという人にはぴったりの仕事です。

臨床美術士の関連サイト及び団体

日本臨床美術協会

心理判定員の仕事内容について

心理判定員とは、児童や身体障がい者、知的障がい者の自立を、心理面からサポートする人のことです。児童相談所では、児童心理司と呼ばれている職種です。対応するケースは、障がいのほか、児童の虐待や非行、養護その他について児童本人や保護者の相談になる場合など、多岐に渡ります。
心理判定員は、まず心理状態を把握するために心理検査を実施して、その結果をもとに医師と相談しながら個別療法と集団療法を試みます。個人療法とは、本人とマンツーマンで話を聞くことで患者の心を開放し心理状態を見るものです。また集団療法では同じような悩みや障がいを持った人同士がレクリエーションなどの集団行動を行うことで、心を開放したり、自分を見つめなおすことを促します。児童向けには遊びを手段とした遊戯療法も行われます。医師や児童福祉司などとチームを組み、問題解決に当たる場合が多くあります。
仕事先としては、児童相談所や婦人相談所、身体障がい者更生施設などが挙げられます。

アルバイトから心理判定員になろう!必要な資格・スキルとは?

心理判定員は主な職場が児童相談所などの行政機関になるため、公務員試験への合格です。パートやアルバイトなどの求人募集は稀と言えるでしょう。また自治体によって専門職として採用を行う場合がありますが、非常に数が少ないのが現状です。公務員試験などに合格後、心理判定員として職に就くには、任用資格である心理判定員資格が必要です。資格を取得するには、精神衛生に関係する学識経験を持つ医師か、大学または大学院で心理学を修了した人などとなっています。なお臨床心理士の資格があると採用に有利でしょう。
心理学を学び、悩みを抱える障がい者や子どもたちの役に立ちたいという強い意思を持った人にはピッタリの仕事といえます。

心理判定員の関連サイト及び団体

特にありません。

産業カウンセラーの仕事内容について

産業カウンセラーとは、会社や工場などの職場を対象に、メンタルヘルスなどの支援を行う専門家です。
具体的には、職場での人間関係や過大な業務、人事異動などにより心身にストレスを感じたり、不調を訴える人の相談を受け、サポートを行います。その一方で、職場環境の改善や働く人々のモチベーション向上のために、メンタルヘルス研修など様々な施策を行うのが役割です。皆が安心して働ける職場環境を作るために、経営側のコンサルティングと従業員のサポートの両方を実践するのが産業カウンセラーといえるでしょう。最近は、社内にカウンセリングルームを設けたり、カウンセリング担当者が配属されるなど、ニーズは高まる傾向にあります。
就職先としては、企業の人事部や産業メンタルヘルス業務を請け負う専門会社、医療、教育現場などが挙げられます。

アルバイトから産業カウンセラーになろう!必要な資格・スキルとは?

産業カウンセラーになるには、民間資格である産業カウンセラーの資格試験への合格が必要です。受験資格は、心理学の学士や4年以上の実務経験を持っているか、日本産業カウンセラー協会が認定する養成講座の受講で得ることが可能です。学科試験に加え、ロールプレイおよび口述による実技試験が行われます。
世の中の変化に合わせて、ニーズが高まってきた職種といえます。ストレスを抱える人たちの相談に乗り、早期の解決を後押しするため、心理学の専門的な知識だけでなく、コミュニケーション能力や判断力が求められます。また企業経営に対するカウンセリングという側面もある仕事ですので、企業全体を見渡す客観性も必要です。

産業カウンセラーの関連サイト及び団体

社団法人 日本産業カウンセラー協会

臨床心理士の仕事内容について

臨床心理士とは、人々の心の問題を解決に導く専門家です。心のカウンセリングについては色々な職種が挙げられますが、その中でも国の認定資格として知られているのが臨床心理士です。
臨床心理士は、カウンセリングでじっくりと悩みを聞きながら、解決方法を探ります。心の問題はすぐに解決するものではないため、辛さを和らげたり、改善に向けたサポートを行います。
仕事の場としては、病院の心療内科や精神科、福祉関連施設、学校などが挙げられます。高い専門性を持ち、将来性も高いといわれる仕事ですが、雇用については正規雇用が少なく不安定な現状であるといわれています。

アルバイトから臨床心理士になろう!必要な資格・スキルとは?

臨床心理士になるには、指定の大学院を修了して、臨床心理士の国家試験に合格することが必要です。学校によっては、国家試験に際して実務経験が必要な場合もあります。
臨床心理士として仕事に就くまでの道のりも長いですが、仕事に就いた後も、常に最新の情報にアンテナを張り、学び続ける姿勢が問われます。
人の悩みを聞くのが基本ですので、相手の立場に立ち、親身になれる人が求められます。一方で、カウンセリングのプロとしての客観性も大切な要素です。
心の問題はとても複雑なため明確な解決方法が導き出せない場合も多いですが、そういった時にも建設的に状況に対処できる精神的な強さも必要です。

臨床心理士の関連サイト及び団体

日本臨床心理士会 日本臨床心理士資格認定協会

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