バイト応募先からの電話に出られなかった時の正しい対処法
「バイトの応募先からかかってきた電話に出られなかった、どうしよう……」と焦っているそこのあなた。落ち着いて対応すれば問題ないので安心してください。
応募先からかかってきた電話に出ることができなかったら「不採用になるのでは?」と、不安を抱く人もいるのではないでしょうか。着信に気づいたのが次の日になってからだった――なんて場合は、焦る気持ちが出てしまうもの。
この記事では、応募先からの電話に出られなかった時の正しい対処法を解説していきます。電話に出られなかったら不採用になるのか、かけ直すタイミングはいつがよいのか、といった疑問にお答えしていきましょう。「2回連続で出られなかった」と焦る人も、この記事にしっかり目を通して対応すれば大丈夫。最後まで読んで対処法を身につけてください。
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応募の際に、自分が電話に出られる日にちや時間帯をテキストで伝えられるので、安心して採用担当者からの連絡を待てます。
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応募先からの電話に出られなかっただけで不採用にはならない
応募先からの電話に出られなかった時、まず気になることは合否への影響ではありませんか? 着信に気づくのが遅れた場合でも、次を読んで焦らずに対応していきましょう。
▼電話に出られなかったらかけ直せばよい▼
電話に出られなかっただけで不採用になってしまうことは基本的にありません。選考結果の連絡ならば、すでに採否は決定しているはず。電話に一度出なかったからといって “結果が覆ることはない” と考えられます。ですから、パニックを起こさずに対応していきましょう。
不在着信に気づいたら、できるだけ早めに電話をかけ直しましょう。その日のうちに折り返すことが難しい場合は、次の日に電話をかければ問題ありません。
折り返しの電話をかける際は焦らず落ち着いて、話の内容を正しく聞き取れるよう、次の環境を整えてくださいね。
●静かで電波が良好な場所に移動
●メモ帳と筆記用具を用意
電話をかけ直す際は、周辺環境を整えてから連絡するのがマナーです。
▼一度電話に出られなかったくらいで企業は不快にならない▼
電話に出られなかったからといって印象が悪くなることはありません。電話がくる時間を指定されていたなら準備をして待っているべきですが、何時にかかってくるかわからない場合、出られない状況があってもおかしくないからです。
場合によっては留守電に要件を残してくれることもあるでしょう。かけ直す前にメッセージの有無を確認してください。メッセージが残っていたら、電話をかけてきた担当者の名前をメモして、その人宛に折り返しましょう。
▼2回以上電話に出られなかったら理由を添えて謝罪する▼
電話が複数回かかってきている場合はどうでしょうか? 電話に出ない応募者に対して、企業がどのように感じるか回数別で考えてみました。
■2回連続で電話に出られなかった場合
「忙しいのかな」
「不在着信に気づいたら折り返しの電話をくれるだろう」
大半はこのような印象を持つでしょう。2回連続で電話に出なかったという理由で、不採用になる可能性は低いと考えられます。「印象を悪くしたのでは?」と不安が残る人は、折り返しの際に理由を添えて謝罪しましょう。
■3回以上連続で電話に出られなかった場合
数日にわたって連続で連絡がつかない状態は、企業側が不快に感じる可能性があります。「辞退の意思表示では?」と取れるため、次の候補者を採用するかもしれません。あなたの採用が流れている可能性はありますが、不在着信に気づいたタイミングで早めに折り返し、理由とともに以下のように謝罪しましょう。
「先日は何度もお電話をいただいていたのに出られず、大変失礼いたしました。電話が故障してしまったため出られませんでした」
出られなかった電話を2日放置はダメ! 次の日までにかけ直して
不在着信に気づいても「すぐにかけ直せない……」というシーンは多いもの。折り返しの電話はいつまでに行うべきでしょうか? 電話に出られなかった時のビジネスマナーを解説します。
▼着信があれば早めにかけ直すべき▼
着信に気づいた際、できるだけ早く電話を折り返すことがベストです。電話を折り返すまでにかかった日数ごとに、どういった印象を与えるか見ていきましょう!
◎その日のうちに折り返す人はマナーを守った常識人
その日中に折り返せると「なかなか連絡がつかない」といった印象にはなりません。
○次の日の午前中に折り返す人も常識人
遅くても翌日の午前中までに折り返すことができれば、印象が下がることはないでしょう。午後になると少しのんびりしている印象になるかもしれません。
×2日以上放置する人はマナーを守れていない印象
着信が入った日の翌日までにかけ直さなければ「マナーのない人」と思われてしまう可能性があります。心を込めて謝罪しましょう。
もし事情があって応募先からの連絡を2日以上放置してしまった場合は、以下のように電話してください。
「お世話になっております。先日アルバイトの面接に伺いました、○○(名前)と申します。△月△日にお電話をいただきましたが、~~(理由)により着信に気がつくのが遅くなりました。大変申し訳ございません」
このように連絡が遅れたことを素直に謝ってください。繰り上げて採用した人がいなければ、再びチャンスをもらえる可能性があります。
連絡が遅れると「気まずいから電話しなくないな」と思う人もいるでしょう。そういった気持ちがあっても電話はかけるべき。応募先の企業が、あなたと連絡が取れずに困っている可能性があるからです。事情があって2日以上放置した場合でも折り返しの電話をしましょう。
▼折り返しまでの日数は営業日ベースでカウント▼
次の日までにかけ直せばよいといっても、翌日が応募先の営業日でない場合、対応してもらえません。この場合 “次の日” というのは、基本的に応募先の営業日ベースで考えます。
土日が休日の企業から金曜の夜に電話があった例を考えてみましょう。その時に出られなかったとしたら、次に電話がつながるのは最短で月曜です。日数だけでみれば2日以上空いていますが、営業日ベースならば翌日に電話をかけ直した扱いとなり、マナーがないとは思われません。
▼2日以上放置してしまわないための心構え▼
何日も電話を放置しないためには、知らない番号からの着信でも反応することが大切です。登録していないナンバーだからといって電話に出なければ、応募先からの連絡だとしても気づけません。結果として2日以上放置してしまう可能性があります。
また、着信設定を見直す必要があります。非通知の着信拒否をしていた場合、応募先の電話機が非通知設定になっていると受けられないからです。
バイトに応募したら、
●着信制限を解除する
●登録していない電話番号からの着信でも無視しない
という点に気を配りましょう。
電話を折り返す時間帯は応募先が忙しくない時
次に、電話を折り返すのに相応しい時間帯について見ていきましょう。
▼基本的に忙しい時間帯を避ける▼
折り返しのマナーとして、応募先が忙しい次のような時間帯は電話を避けるよう心がけてください。
●始業/終業の時間帯
→朝礼や伝達事項などで慌ただしくしている可能性があるため避けましょう。
●来店客が多い時間帯
→接客対応に追われるため繁忙時間に電話すると迷惑です。飲食店ならランチやディナータイム、コンビニなら朝の通勤・通学や昼休憩の時間帯は混雑するでしょう。
●昼休憩の時間帯
→担当者が休憩に入っていると取りつげない可能性があります。
●21:00以降
→営業時間内だとしても夜間に電話をかけるのはマナー違反です。
上記の時間帯を避け、採用担当者へ電話がつながりやすいタイミングを見計らいましょう。
こちらもチェック!
■業種別電話がつながりやすい時間一覧
▼電話が切れた直後は時間帯に関わらず折り返す▼
電話を取ろうとしたら切れた――という時は、すぐにかけ直しても問題ありません。時間帯に関わらず、電話口に担当者がいる可能性が高いためです。
「今しがたお電話をいただきまして折り返しいたしました」といったフレーズで電話をかけ直しましょう。ただし、留守電にメッセージが残されている際は、必ず内容を確認してから折り返してください。
留守電にメッセージが入っていた時の対処法
応募先から留守電にメッセージが入っていた場合、どのような対応がよいのでしょうか?
▼「また電話します」と入っていてもこちらからかけ直す▼
留守電のメッセージに「改めて連絡いたします」と入っていたとしても、こちらから折り返しましょう。待っていたとしても、次にかかってきたタイミングで必ず電話に出られる保障はないからです。
連続で電話に出られないのは避けたいところ。「無視しているのかな?」と思われる可能性は捨てきれません。応募先からの連絡を無視していないというアピールのためにも、こちらから連絡を入れましょう。
▼担当者の名前と用件を正しく把握する▼
録音されたメッセージを聞く際は、相手の名前と用件を正しく聞き取りましょう。内容を把握したうえで電話を折り返し、「きちんと確認した」というニュアンスを伝えられると話がスムーズに進みます。
折り返す際のフレーズは、以下を参考にしてください。
「お世話になっております。先日アルバイトの面接に伺った○○と申します。先ほどはお電話をいただきありがとうございました。メッセージを確認し連絡いたしました。ご担当の□□様はいらっしゃいますでしょうか」
このように言えば、誰からどのような用件の電話であるか、簡潔に伝わります。
電話をかけてきた人の名前がわからない場合は、「留守番電話にメッセージを残していただきました担当者の方へお取り次ぎいただけますでしょうか」と言いましょう。
■担当者が出られなかったら改めてかけ直す旨を申し出る
担当者が電話に出られなかった場合、以下のステップを参考に、改めて自分から電話しましょう。かけ直すことを申し出る際のセリフ例は以下の通りです。
「かしこまりました。それでは、改めてかけ直します。ご都合がよろしい時間をお教え願います」
何度も電話しなくてもよいように、担当者につながりやすい時間を確認してください。そして、その時間ぴったりに電話するように準備しましょう。
また、かけ直す前に電話がかかってくるケースもあります。次はすぐに出られるよう、以下のポイントを押さえておくことが重要です。
●電話番号を登録しておく
●マナーモードを解除して着信に気づけるようにしておく
●メモ用紙とボールペンを用意しておく
上記のような準備をしておくと、次はスムーズに応対できるでしょう。電話に出られたら、「折り返しいただきありがとうございます」と電話をかけ直してくれたことに対する礼を述べてください。
さいごに
応募先からかかってきた電話に出られなかったとしても焦らなくて大丈夫。落ち着いた判断で、電話のマナーを守って対応しましょう。
電話に1回や2回出られなかったとしても、すぐに不採用にはならないので安心してください。何日も何回も放置するようなことがなければ、悪い印象を与えてしまうことはありません。応募先からの不在着信に気づいたら、この記事を参考に対応してくださいね。
「電話しなくちゃいけないのは分かっているけど、怖い」「どうしても緊張してしまう」という人は、以下のコラムもあわせてご覧ください。電話への恐怖心を克服する方法を紹介しています。ここまで読めばきっと大丈夫です!
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