バイト面接はスーツで行かなきゃダメ?男女別スーツの色・柄の選び方

「バイト面接はスーツで行くべきかな?」
バイト面接へ行く際の服装は悩みますよね。格好の指定がない場合「スーツかな?私服かな?」と、どちらを選択するか頭を抱える人は多いでしょう。
実は、応募先の業種や職種によって、スーツがよいケースと私服がよいケースがあります。筆者の知人は「私服で行くべきバイト面接をスーツで行ったら、非常識と思われたのか不採用だったことがある」と話してくれたことがありました。
この記事では、スーツ着用のほうがよいバイトの特徴を解説。あわせて、バイト面接に適したジャケットやシャツ、ネクタイの選び方を男女別で紹介していきます。これさえ読めば、あなたが応募したバイト先はスーツか私服か、どちらでバイト面接に向かうべきかわかりますよ! ぜひ、参考にしてください。
【目次】
1. スーツを着て行くべき応募先の特徴
2. 男女別!バイト面接に適したスーツの選び方
3. スーツ着用時の髪型・靴・鞄
4. 私服でもよい応募先の特徴
5. さいごに
バイト面接でスーツを着て行くべき応募先の特徴

バイトの面接を受けるときの服装は、スーツが好ましい職場もあれば私服を求められるバイト先もあります。迷ったら応募先はどのような職場なのか――という点を考えてみましょう。
バイト面接を受ける際にスーツ着用のほうがよいのは、以下のような特徴がある応募先です。
●スーツを着て働くところ
●スーツで働いている人が多いところ
たとえば、塾講師や試験監督、受付業務、ホテル、オフィスワークなどのバイト面接は、スーツを着ていくのがマナーです。
オフィスワークの場合は私服勤務の職場もあるので、普段の様子をホームページや求人サイトに掲載されている写真を見て確認しておくとよいでしょう。
実際に、スーツでバイト面接を受けた人たちの声を見てみましょう。Career Grooveを運営する『おすすめディスカバイト』に届いたバイト体験記を紹介していきます!
●「塾講師の場合、面接時はスーツが基本です。働くときにスーツを着るところもあるので、用意しておいて損はないと思います」(女性/塾講師)
●「試験会場ではスーツを着用するので、面接もスーツで行きました。私のときは、ほかの応募者の方々も皆スーツ姿でしたよ」(女性/試験監督)
「面接はスーツが基本」というバイト先に私服で訪れては、準備が不十分な印象を与える可能性があります。上で紹介した「スーツ着用のほうがよい応募先の特徴」を参考に、スーツか私服かを選んでくださいね。
一方で、「スーツでバイト面接を受ける人がほとんどいない店に、スーツ着用で行った」といった体験談も届いていました。
●「焼肉屋のバイト面接へスーツで行きました。採用されましたが、店長から『実をいうと最初は君を不採用にしてたんだよ』と言われびっくり。なんでも堅苦しすぎる印象だったとか……。でも、女将さんが推してくれたおかげで採用されたそうです」(男性/焼肉屋)
●「スーツでキメて行ったら珍しいという印象を与えました。業界的にスーツで面接に来る人はあまりいないようです」(女性/パチンコ店)
●「面接は5人同時に行われました。僕を含めた4人は私服で、1人だけスーツで来ている男性がいました」(男性/コールセンター)
「私服面接が基本」という応募先へスーツで行ったとしても、必ずしも不採用になるわけではないでよう。ただし、「うちの店のイメージと違う」と思われると印象がよくありません。事前に応募先の職場の雰囲気を調べておくことが大切です。
男女別!バイト面接に適したスーツの選び方

スーツ着用でバイト面接を受ける際は、「スーツならなんでもOK」というわけではありません。面接に適したスーツ姿でないとマイナスイメージになりますよ。
この章では、ジャケットの色やシャツの柄など、どういったスーツを選ぶべきか男女別で解説していきます。
▼【男性】スーツは「清潔感」を意識▼
スーツは「着ればいい」というものではありません。面接官に好印象を持ってもらえるよう、清潔感を意識してアイテムを選びましょう。
●スーツ・ジャケットの色
面接では派手な色合いのスーツは避け、黒やグレーなど落ち着いた色を選びましょう。
●ネクタイの色
青やグレーなど誠実さがアピールできる色が無難です。また、派手な柄は相応しくありません。
●Yシャツ
白やブルーを基調にした無地が一般的ですが、薄いストライプ柄も面接官に好印象を与えるといわれています。
●ベルト
落ち着いたシンプルなものを選び、派手な色のものは避けましょう。
▼【女性】スーツ姿での露出を控えて▼

女性がスーツを着てバイト面接に臨む場合は、次のような点を意識するのがポイントです。
●スーツ・ジャケットの色
男性同様、派手な色合いのスーツは避け、黒・グレー・紺・ベージュなど落ち着いた色を選びましょう。
●ボトムス
スカートの場合、座ったときに裾が膝から5cm以内に収まるものがよいとされています(立ち姿では膝丈)。活発さを演出したい場合は、スーツとセットになっているパンツを選んでもOK。
●インナー
Yシャツ一択の男性に比べて、女性はシャツ・ブラウス・カットソーが選べます。色や柄・デザインはシンプルなものを身につけましょう。
清潔感を意識する点は男性と同じです。ミニスカート、胸元が開いているシャツなど露出の多いアイテムは避けましょう。
スーツ着用でバイト面接を受ける際の髪型・靴・鞄

バイト面接に適したスーツを選んだら、服装だけでなく全体の身だしなみを整えることに目を向けましょう。
この章では、スーツでバイト面接を受ける際の、
・髪型
・靴
・鞄
について解説していきます。
▼髪型はキレイに整えて▼
バイト面接を受けるときには、髪型にも注意しなければなりません。面接の際には次の点に意識して、あらかじめ髪型をキレイにしておきましょう。
●前髪が目にかからないようにする
●ボサボサの髪は、クシや適量の整髪料で整えて
●相手に不快感を与えるフケ対策をしっかりと
●派手すぎる髪色は避け、黒や暗いブラウンに染める
●男性はヒゲの手入れも忘れずに
もっと詳しく知りたい方は、以下の記事をお読みください。バイト面接でマイナスイメージを与えるダメな髪型や、男女別のおすすめヘアスタイルを紹介しています。
▼シューズの手入れは万全に▼
面接官はさまざまな視点から、応募者の “人となり” をチェックしています。足元もそのひとつで、汚れた靴で面接に行くと採用担当者に悪い印象を与えてしまうかもしれません。
そのため、シューズは事前に手入れを行っておくのが基本。スーツに合わせて革靴やパンプスを履いていく場合は、ブラシ、ウェス、クリーナー、各種クリームといった専用グッズで磨いておきましょう。
以下の記事では、バイト面接に適した靴について取り上げました。女性のヒールの高さはどの程度までOKかなど、細かなポイントまでしっかり解説していますよ。あわせてチェックしてください。
▼鞄は履歴書を折り曲げずに入れられるサイズ▼
スーツ着用でバイト面接へ行く際は、黒やグレーなど落ち着いた色のビジネスバッグが最も無難です。
とはいえ、手提げ鞄やリュックでもかまわないでしょう。バイト面接時の鞄は履歴書を折り曲げずに入れられるサイズで、派手なデザインでなければ、ほぼ問題ないからです。
面接官は応募者の服装を見て「採用するとこんな格好で働くんだろうな」とイメージし、職場の雰囲気に合う/合わないの判断材料にします。一方の鞄は、仕事中はしまっておくもの。服や靴、髪型よりも厳しくチェックされない傾向にあります。
ただし、スーツを着る営業職のバイトはビジネスバッグがよいでしょう。鞄を持って客前に出るため、しっかりチェックされる可能性があるからです。
私服でバイト面接を受けてもよい応募先の特徴

コンビニやスーパー、ファミレス、ネットカフェなど、スーツを着て仕事をすることがないバイトでは、私服で面接を受けてもかまいません。
ただし、面接官は身だしなみをチェックしています。汚れたシャツやダメージ加工されたジーンズなど、一般常識と照らし合わせて清潔感に欠ける私服は絶対に避けましょう。
▼【男性】私服のときはカジュアルすぎないように▼
「私服でよい」といわれているバイト面接も、普段通りでよいというわけではありません。個性を発揮したいと思っても、バイト面接ではTPOに合わせて自分らしさを抑えることが必要な場面もあります。したがって、次のような私服は避けましょう。
×穴あきジーンズ、パーカーなどラフすぎる服装
×Tシャツにデニム、スウェットなどカジュアルすぎる服装
私服がラフすぎたりカジュアルすぎたりすると、面接官に好印象を持ってもらえません。シンプルなパンツに襟のついたシャツをチョイスするなど、誠実さをアピールできる私服を選びましょう。そのときには清潔感にも意識して、汚れやヨレのない私服を選ぶのを忘れずに。
▼【女性】面接時の服装はシンプル・イズ・ベスト▼
私服で臨めるバイトの面接でもスーツと同様に、派手すぎないシンプルなアイテムを選びましょう。おすすめはシンプルなシャツやブラウス、カットソーに、膝丈くらいのスカートやパンツの組み合わせ。清潔感も意識しましょうね。
避けたほうがよいアイテムも明記しておきます。
×カジュアルな印象になってしまうワンピース
×ラフすぎるTシャツにジーンズなど
×露出の多いキャミソール、ミニスカート、ホットパンツ
以下の記事では、大学生、高校生といった立場ごとや、応募先の業種・職種別でバイト面接に適した服装を紹介しています。私服でバイト面接へ行く際のポイントが詳しくわかるので、ぜひチェックしてみてください。
⇒バイトの面接に適した服装はコレ! 立場・男女・季節別に紹介
▼美容室やアパレル関係のバイト面接は服装にセンスが問われる▼
美容室やアパレル関係のバイト面接では、“私服がスーツか” といった議論より服装の “センス” が問われます。面接を受けるバイト先の雰囲気に合わせ、自分らしさをアピールできる服装を選びましょう。それがスーツなら堂々と着こなして。
バイトの面接を受ける前に応募先を下見して、スタッフがどのような服装で働いているのかチェックするのもポイントです。
以下の記事でバイトに適したメイクもチェックして、より好感度を上げましょう!
さいごに
バイトの面接は、服装だけで合否が決まるわけではありません。しかし、面接官に不快感を持たれると採用通知を受け取ることは難しくなります。応募する職種やTPOに合わせ、ときにはスーツを選ぶ柔軟性を持ち合わせてみてもよいでしょう。清潔感や誠実さが伝わるアイテムを臨機応変に選んでみてくださいね!
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