バイト面接で行う自己紹介のコツがわかる! 話す内容や例を紹介
「バイト面接で『自己紹介をお願いします』って言われたら何を話したらいいの?」と悩んでいる方も多いのでは。氏名だけでよいのか、ほかにも何か伝えるべきか、具体的な答え方がわからずに頭を抱えている方も少なくないでしょう。自己紹介は面接の冒頭に求められるもの。スタートダッシュをしくじりたくないところです。
この記事では、バイト面接でうまく自己紹介ができるコツを解説。後半には学生・フリーター・主婦といった立場別の自己紹介例も紹介していきます。すべて読み終わったころにはバイト面接で行う自己紹介のコツをつかめて、自信が持てるようになりますよ!
経歴や志望動機を織り交ぜて! バイト面接の自己紹介で伝える内容
バイト面接の自己紹介で何を話せばよいかわからなければ、スタートダッシュでつまずいてしまいます。緊張も重なりモゴモゴとしていると印象が悪くなる恐れも。自己紹介を求められたら要点を押さえてハッキリ答えられるよう、前もって何を話すか決めておきましょう。この章では、自己紹介で話す内容やポイントを紹介します。
▼自己紹介では名前だけでなく志望動機や経歴も添える▼
自己紹介を求められたら、挨拶をしてフルネームを名乗りましょう。名前のあとには経歴や志望動機も添えてください。履歴書に書いた内容を要約するイメージで “簡潔に” まとめることがポイント。最後は「よろしくお願いいたします」と締めます。
- 経歴を織り交ぜて自己紹介する例
「はじめまして、○○(名前)と申します。私はこれまでにカフェでの接客経験が2年あり、主にレジ打ちを担当しておりました。その経験を活かして働きたいと考え、こちらのお店のアルバイトへ応募した次第です。どうぞよろしくお願いいたします」
応募したバイト先でも行う業務経験があれば “即戦力” になるアピールができます。積極的に自己紹介へ織り交ぜましょう。レジ打ちや客対応など以前のバイト先で担当していた具体的な仕事内容を加えれば、あなたが何をできる人なのか、より伝わりやすくなります。
応募したバイト先で役に立つような業務経験がない場合は、名前のあとに志望動機を話すとよいでしょう。あなたのやる気が伝わるように話すことがポイントです。
- 志望動機を織り交ぜて自己紹介する例
「あらためまして、○○(名前)と申します。以前こちらのお店へ来店した際にとても気持ちのよい接客をしてくださったのが印象的で、この度アルバイトに応募させていただきました。接客は未経験ですが、お力になれるようがんばりたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします」
入店時に名前を伝えている際は「はじめまして」ではなく、「あらためまして、○○(名前)と申します」としたほうがスムーズな流れに感じられます。
これから志望動機を考える方は、以下の記事を参考にしてください。
■履歴書の書き方・キホンのキ。~志望動機編~
▼自己紹介は自分の “能力” と “やる気” を伝える機会▼
面接官が知りたいことは、“応募者がどういった人物であるか” です。なかでも “戦力になる人材であるかどうか” は重要な選考基準でしょう。これまでのバイトや職務経歴であなたの “能力” を、志望動機であなたの “やる気” を伝えるのです。
面接官の知りたいことを先回りして答えれば、心をつかめるかもしれません。面接の冒頭で好印象を与えられれば、そのあとの受け答えの弾みとなるでしょう。あなたを採用すれば “戦力として期待できる” とイメージを持ってもらうことが大切です。
▼住所や生年月日は自己紹介で伝える必要なし▼
住所や生年月日は自己紹介で話す必要がありません。履歴書に書いてある内容をすべてまかなおうとすると、ダラダラと要点を得ない自己紹介になります。 挨拶や氏名のほかは、アピールになるポイントを簡潔に添える程度に抑えましょう。
自己紹介に添える内容は、先述した経歴や志望動機のほか、履歴書に書いてある長所でもかまいません。採用担当者に “戦力として期待できる” と思ってもらえる内容なら、長所でも志望動機でも問題ないのです。
ただしアピールポイントを盛り込みすぎると、冗長な自己紹介になってしまうので要注意。簡潔にまとめる意識を持ちましょう。
自分の長所をうまく言葉にできずに困っているなら、こちらの記事を参考にしてください。
■【長所例文付き】バイトの履歴書・面接で使える短所の変換テクニック
【学生・フリーター・主婦】バイト面接で使える自己紹介の例文
この章では、
・学生
・フリーター
・主婦
の3パターンで自己紹介の例を紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
▼高校生などバイト経験がない人は学校生活で得た強みに注目▼
バイト経験が少ない高校生などの若者は、職歴などをアピールできません。そういった人は、学校生活でアピールできる点に触れてもよいでしょう。「学校生活で◇◇した活動が、こちらの××で活かせる」といったようにアピールできることがないか、事前に考えておきましょう。
以下に「バイト経験がない高校生がカフェバイトに応募した」という想定で、自己紹介の例文をつくってみました。
「あらためまして、△△高校△△科2年、○○(名前)と申します。学校ではバトミントン部に所属しており、体力には自信があります。アルバイトは未経験ですが、部活動で足腰を鍛えているので、こちらのカフェでの立ち仕事は問題ないかと存じます。どうぞよろしくお願いいたします」
このようにバイト経歴がない人は、それ以外でどのような強みがあるかしっかりアピールしてください。
高校生や大学生などバイト面接に慣れていない人には、以下の記事もおすすめです。
■あなたは何問答えられる? 知らないとヤバいバイト面接の常識&マナー
▼バイト経験が豊富なフリーターはこれまでの職歴をアピール▼
フリーターとしていくつものバイト経験がある人は、豊富な職歴をアピール材料にできます。過去にどのような業務を担当したか、どういった経験を活かせるかを説明できれば、あなたの持っている能力が面接官へ伝わるでしょう。
以下に「バイト経験が豊富なフリーターがアパレル店のアルバイトに応募した」という想定で、自己紹介の例文を載せます。
「はじめまして、○○(名前)と申します。私は過去に喫茶店でのアルバイト経験があります。そちらではレジや接客を担当し、お客様への接し方を学びました。こちらのお店で採用していただければ、これまで学んだ接客技術を活かしつつ、アパレル業ならではの接客スキルを身につけたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします」
応募先のバイトでも行う業務経験があれば強みになります。自己紹介の際は、その点を重点的にアピールしてください。
▼主婦は今の自分にある能力を活かす▼
社会人生活にブランクがあるような主婦は、主婦業で培った強みをアピールしつつ自己紹介をしましょう。過去の実務経験も大切ですが、面接官が知りたいのは “今のあなた” です。
「育児が落ち着いた主婦がスーパーのアルバイトに応募した」という想定で、自己紹介の例文を紹介します。
「あらためまして、○○(名前)と申します。私は7年前に事務職に就いていましたが、出産を機に退職いたしました。最近は子供が小学校に上がったこともあり育児が落ち着いたため社会復帰したく、この度こちらのアルバイトに応募させていただいた次第でございます。子どもが幼いうちは公園などで地域の方々とコミュニケーションを取ってまいりましたので、採用していただければ従業員の方々やお客様と円滑なコミュニケーションを取れるかと存じます。スーパーのアルバイトは未経験ですが、少しでも早く仕事を覚えられるようにがんばっていく所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします」
このように、今のあなたにどのような強みがあるかアピールし、それが応募したバイト先にマッチするようであれば、採用される可能性はグッと上がるでしょう。
明るい印象を与えるため、自己紹介は面接官の目を見てハキハキと
自己紹介はハキハキと面接官のほうを見てすること。うつむいてボソボソ話していては、声が届かず暗い印象を与えてしまいます。
面接は応募した企業の方との初めてのコミュニケーションの場です。受け答えのなかで、いかによい印象を持ってもらうか、一緒に働きたいたいと思ってもらうかを意識して挑まなければなりません。
明るい印象を与えるためにも、しっかり面接官の目をみてハキハキと受け答えすることが大切です。
まとめ
バイト面接の自己紹介について解説してきました。あらためて、この記事で紹介した内容をおさらいしましょう。
●自己紹介では名前だけでなく、バイト経験や志望動機を添える
→これまでの業務経験で培った “能力” や応募したバイトへの “やる気” をアピールする
●自己紹介は簡潔にまとめること! 基本的に住所や生年月日は必要ない
●人によってアピールできるポイントが異なるため、自分の強みをあらかじめ考えておく
●明るい印象を与えるため、面接官の目を見てハキハキとした声で自己紹介する
記事内で紹介した例を参考に、あなたらしい自己紹介文を考え、自信を持って面接に挑んでくださいね!
以下の記事では面接で行う自己PRの例文を紹介しています。この記事と合わせて読んで、面接対策をバッチリ整えてください。
■バイト面接や履歴書作成で「自己PR」をつくるポイントや例文を紹介
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