バイトに行くのがだるいし辛い!解消するためのタイプ別対処法まとめ
バイトがあるのに行くのがだるくて辛いことはありませんか? 早く行かなければと思うほど気が重く感じてしまうものです。「だるい」とひと口にいっても、原因はさまざまでしょう。
バイト先が楽しくないから行きたくなくてだるいケースや、学校とバイトの両立がハードで辛いケースなど……。
だるさを防ぐ第一歩は、体や心に出る不調のサイン見逃さないこと。サインを感じたら不調の原因を見つけて早めに対処することで、辛い状態を回避できます。たとえば、快適に眠れていたのに睡眠時間が乱れてきた、なんだか気が重くてイライラするといったサインを感じたら要注意。今回はタイプ別対処法を紹介していきます。
バイトへ行く前に「だるい」と思うのはどうして? タイプ別の解消法
バイトに行く時間が近くなるとだるくて行きたくなくなってしまうという場合は、原因を見つけることで対処できます。
ここでは、
・人間関係に不満がある
・作業内容がつまらない
・ミスを引きずっている
といった具体的な理由別で解消法を紹介していきましょう。
▼バイト先の人間関係がだるくて行きたくない時は気が合う仲間を作ろう▼
バイトを始めて間もない時は、人間関係がつくれていないので行くのがだるいと感じやすい時期です。すでにできあがっている輪のなかに入るのは難しく、ほかのメンバーが楽しそうにしているところに声をかけるのは勇気がいります。
おすすめは気が合いそうな人を見つける方法です。話の内容が聞こえてきて「その映画、私も観たやつ」「ぼくも好きなアーティストだ」と話題に加わりたくなったことはありませんか?
この人と話してみたいと思ったら、休憩が一緒になったりロッカーで会ったりした時に声をかけてみるのがおすすめです。周りに大勢の人がいるのが苦手でも、2人の空間なら話しやすくなります。
「この前◯◯の話をしていましたよね? 私も観たんです」と振ってみることで会話が弾むことも。ヘアメイクやファッション、持っている小物など、好みが似ている人とは気が合うかもしれません。趣味が合う人と親しくなることは、バイトに行くのが楽しくなるきっかけになります。
▼単純作業がつまらなくてだるい時はゲーム感覚で楽しもう▼
時給や人間関係などバイト先自体には不満がないけれど、作業が単調でだるいと感じていませんか?
たとえば、スーパーマーケットのレジ係や商品倉庫でのピッキングは、基本的に同じ作業を繰り返します。単純作業は専門知識を必要としないので初心者でも比較的簡単にできる業務。仕事を早く覚えられるのがメリットですが、慣れてくるうちにつまらなくなってくることがあります 。
作業につまらなさを感じた時は、ゲーム感覚で仕事をするのがおすすめです。自分だけのルールをクリアしていくことが楽しみにつながります。
■スピードチャレンジの例
・レジでより速く商品をスキャンする
・制限時間を設けてデータ入力をする
■完璧チャレンジの例
・タイプミスなしでデータ入力をする
・無駄なスペースをつくらずにパズル感覚で荷物を積む
同じ動作が多くてだるいと感じている人は試してみてください。
▼仕事のミスを引きずってバイトに行くのがだるい時は先輩に打ち明けてみよう▼
「昨日、大きなミスをしてしまったので今日はバイトに行きにくい」と思うと、バイト先へ行くのがだるくなってしまいますよね。ミスがあるのは仕方のないこと、次にまたがんばればよいと気持ちを切り換えるのは簡単なことではありません。
モヤモヤした気分が続くと仕事に集中できず、別のミスをして周囲に迷惑をかけてしまう可能性も。引きずってしまうようなミスが起きた時は、頼れる先輩に打ち明けてみるのがおすすめです。
悩みを話しているうちに自分の考えや気持ちの整理がついてくることがあります。先輩が体験談を元にアドバイスをしてくれたら参考にしてみてください。本音を打ち明けることで、親身になって相談に乗ってくれた先輩との関係も深まります。
バイトへ行くのが憂鬱で辛いのは体の不調、原因別対処法を伝授
体がだるくてバイトに行くのが辛いという時は不調の原因を考えてみてください。疲れが取れていない、バイトに行く時間なのに眠い、気分が憂鬱と、不調が起きるのはなんでしょうか? 原因別に対処することで解消することが可能です。
▼学校とバイトの両立がハードで疲れが取れなくて辛いなら働くペースをチェンジ▼
学校の試験前になるとバイトとの両立がハードに感じることはありませんか? バイト後に帰宅してから試験勉強をする日々が続くと、勉強でも仕事でも頭を使い続けることに。頭を使いすぎることで頭痛を引き起こすかもしれません。
疲れが取れないことに悩んでいる状態なら、バイト先の上司に相談してみるのがおすすめです。働くペースを変えることで辛い状況を改善できる可能性があります。「休みをもらえなくて辛い」「シフトがきつくて続けられない」と相談してみてください。
大きな会社の場合、比較的人数が多い部署に配属を変えてもらえるかもしれません。休みが取りやすくなったりシフトを減らしたりできれば、疲れが取れない辛さの解消につながり学業とバイトが両立できます。
▼睡眠不足による疲れで昼間に眠くなってしまうなら生活習慣をチェンジ▼
昼間に強い眠気を感じる場合は、睡眠不足の状態かもしれません。休みの日に夕方過ぎから寝てしまい、深夜に目が覚めることはありませんか? ほかにも深夜まで眠れずに翌日の昼過ぎまで起きられない、だるいと感じるといった場合は、概日リズム睡眠障害(※)の可能性があります。
(※)概日リズム睡眠障害とは、体内時計の不調で望んだ時間に寝起きができない状態のこと
また、平日に睡眠が不足していると休日に起きる時間が2~3時間遅くなる傾向があり、体内のリズムが乱れます。この状態が2日続くだけで、高校生の体内時計はおよそ45分も遅くなるのです。個人差はあるものの、理想的な睡眠時間は6~8時間と考えられています。
スムーズに眠るためには、生活習慣を改善することがおすすすめです。
- 睡眠不足改善のために意識する生活習慣
●日中に適度な運動をする
●遅い時間の夜食は避ける
●寝る前のカフェイン摂取を控える(コーヒー、緑茶、紅茶、ココアなど)
▼ストレスで自律神経のバランスが崩れて憂鬱な気分になるなら考え方をチェンジ▼
自律神経は体を健康的に保つための調整や制御の役割をしている神経で、自分ではコントロールできません。ストレスが蓄積されると、自律神経が乱れて次のような症状が現れることがあります。
- 自律神経の乱れで現れる症状
●体の不調
だるい、疲れやすい、眠れない、朝起きられない、便秘や下痢など
●心の不調
憂鬱、イライラ、面倒くさい、不安、やる気が出ないなど
バイトに行くのがだるくて憂鬱な時は、考え方を変えてみてください。「バイトに行くことがだるい」のではなく、「だるいからバイトに行きたくない」といった感じです。考え方を変えることで「だるいのは寝不足のせいだからお風呂に入って早く寝よう」と、解消するための行動に移せます。
「辛い・疲れた・憂鬱」を解消する対処法
バイトに行くのがだるくなるのを防ぐには、「辛い・疲れた・憂鬱」を解消することがポイント。自分に合った対処法を知っておきましょう。
▼辛いバイト先をチェンジ! 通いやすい場所やシフトの調整ができるバイトを選ぼう▼
バイト先が自宅から離れている場合は、平日は帰宅が遅くなり、休みの日は通勤に時間を取られてしまいます。辛い状態を解消するためには、次のような方法でバイト先を選ぶのがおすすめです。
■シフト調整ができるバイト先を選ぶ
試験期間は休みが取れたりシフトを調整できたりするバイトを選びます。面接の時に、試験期間に配慮してもらえるか確認してください。
関連記事:バイトのスムーズなシフト変更・増減方法を紹介!強制された時の対応も
■自宅近くのバイト先を選ぶ
平日の帰宅時間や休みの日の通勤を考慮して、自宅の近くにある場所を選びましょう。疲れた体を癒す時間が取れるようになります。
▼寝る前のスマホはNG! リラックスタイムをつくって快適な睡眠で疲れを取ろう▼
バイトから帰って寝る直前までスマホでSNSやゲームをする習慣がありませんか? 布団に入ってからスマホやタブレットを使う人は要注意。光の刺激で目がさえたり、夜ふかしが続いて睡眠のリズムが乱れたりしてしまいます。
寝る前のスマホからリラックスタイムをつくる習慣に切り替えることがおすすめ。快適な睡眠によって疲れが取れやすくなります。
リラックスタイムをつくる具体的な例は以下の通りです。
■40℃程度のお湯に浸かる
寝る1~2時間前に40℃程度のお湯にゆっくり浸かるとリラックス効果が期待できます。体温が少し上がり先端の神経にある血管が広がって放熱するため、深い眠りにつながると考えられているのです。
■心を和ませる音楽を聴く
音楽には心を和ませる「1/fゆらぎ」という周波数があり、聴覚から脳に働きかけて自律神経の調整をするのに効果的です。聴きたい音楽をかけることで体の緊張がゆるんでリラックスできます。
■腹式呼吸をする
鼻から息を吸いながらお腹をふくらませて、口からゆっくり息を吐きながらお腹をへこませる呼吸法です。副交感神経の働きが活発になるため、リラックスして気持ちが落ち着きます。
▼バイトのことを忘れて憂鬱解消! 休日に好きなことをしてリフレッシュしよう▼
憂鬱な気分を解消するためには、学校もバイトも休みのオフ日をつくってストレスを解消するのがおすすめです。親しい友達や家族と出かけたり、一人の時間をゆっくり過ごしたり、好きなことをすることがリフレッシュできます。
休日にできるおすすめのリフレッシュ方法は以下の通りです。
■「幸せホルモン」のもとを食べ物から摂取して体のリフレッシュ
「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンを体内で生成すると、質のよい睡眠を促せます。休日に街で食べ歩きをしながら、セロトニンを生成する栄養素を摂取するよう意識すれば、夜にぐっすり質の良い睡眠ができるのではないでしょうか。
- 「幸せホルモン」をつくりだす食べ物
●バナナ
●牛乳やヨーグルト、チーズといった乳製品
●豆腐や納豆といった大豆製品
●さつまいも
●いわし
●くるみ
●麦・玄米・雑穀を混ぜた白米
デザートや定食で気軽に摂取できそうなものばかりですね。バイトで疲れた体のリフレッシュにつながるでしょう!
出典:朝日新聞Reライフプロジェクト 食べる物で違いが出る 自律神経を整える「幸せホルモン」
■ストレス解消! 趣味を楽しんで心のリフレッシュ
心の健康を保つには、ストレス発散が大切。休日は楽しいと感じる趣味に時間を使ってみましょう。特に趣味がないという人は、以下にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
●カラオケ
●映画鑑賞
●スポーツやレジャー
平日とは異なる刺激を受けられて、気分転換になりますよ。
■癒されるものを見たり触れたりする
心が癒えると疲れが吹っ飛ぶような気持になったことはありませんか? 休日は癒しを得られる場所へ足を運んでみるのもよいかもしれません。
●動物やペットとのコミュニケーション(触れる、散歩するなど)
●植物に接する(自然があるところへ出かける、植物を育てるなど)
オフ日は自宅でゆっくり体を休めるのもよいですが、あえて出かけることでリフレッシュできることもあります。気分転換したい時は、ぜひ参考にしてください。
さいごに
バイトに行かなくちゃいけないけど、だるくて辛いと感じるケースはさまざまです。まずは原因を探って、
・体に不調が出ている
・環境が合わない
・気分が憂鬱
など原因を考えてみてください。それぞれの原因ごとに適した対処法を取り入れることが解消へとつながりますよ。
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