パン屋のバイトはきつい?経験者が語る販売・製造スタッフのリアルな事情

「パン屋のバイトってどんなきつい面があるの?」
これから働きたいと考える人にとって、どういった業務が大変なのか気になりますよね。
実は、パン屋は「販売スタッフ」と「製造スタッフ」に分かれている傾向があり、職種ごとに仕事内容やきつい点が異なります。
この記事では、パン屋の販売・製造それぞれの仕事内容や、バイト経験者の体験談を交え「実際にきつかったこと」をお届け。アドバイスも紹介していきますよ。これさえ読めば、リアルなバイト現場をイメージできるようになるでしょう!
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【目次】
1. パン屋バイトの主な仕事内容
2. 【体験談あり】パン販売スタッフのきつい点
3. 【体験談あり】パン製造スタッフのきつい点
4. パン屋バイトのメリット3つ
5. パン屋のバイトあるある
6. まとめ
パン屋バイトの主な仕事内容
パン屋のバイトは、販売スタッフと製造スタッフに分かれている傾向があります。どちらもバイト未経験者でも始めやすい仕事内容なので安心してくださいね。さっそく、それぞれの詳しい仕事内容を解説してきましょう!
▼販売スタッフの仕事内容▼

- 主な仕事内容一覧
●接客
●レジ業務
●商品陳列
●店頭の清掃
パン屋の販売スタッフは、その名の通り販売に携わる業務全般を担当します。具体的には来店客に挨拶したりレジを売ったり――といった接客が中心。あなたの接客が店のイメージを左右するので、気持ちよい対応ができるよう努めましょう。
また、パンの陳列や店頭の清掃も商品の売れ行きを左右するような大切な業務のひとつです。清潔で見栄えがよい店内を保てるよう、接客がないときは周囲を見渡して仕事を見つけてください。
ちなみに、販売スタッフはパンを作る仕事ではないので、料理の腕に自信がないという人でもチャレンジできます。
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▼製造スタッフの仕事内容▼

- 主な仕事内容一覧
●調理補助全般
●パンの成形(形作り)
●洗い物
●厨房内の清掃
「パンを作ったことがなくても大丈夫?」と不安な人は少なくないでしょう。安心してください。未経験者でも製造スタッフは務まります。初めは粉の量を計ったり、洗い物をしたりと簡単な業務からスタートします。慣れてくればパンの成形なども任せてもらえるようになるでしょう。
製造スタッフの勤務開始時間は販売スタッフよりも早め。早朝の6:00や7:00からスタートする場合が多いようです。早朝勤務が難しい人は、応募時に相談してみるのもありですよ。
なお、製造スタッフの求人には、未経験者を歓迎するバイト先があります。
研修やマニュアルを用意している職場もあるので、自分でパンを作った経験がなくても応募が可能です。
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【体験談あり】パン販売スタッフのきつい点

この章では、Career Gooveを運営するアルバイト情報サイト『おすすめディスカバイト』に届いた体験談を紹介し、販売スタッフのきつい点を解説してきます。経験者が苦労したエピソードを見ていきましょう!
▼商品名と値段を覚えるのが大変▼
パン屋の販売スタッフ経験者から数多く寄せられた苦労話は「覚えることが多くて大変」というもの。
袋詰めされたパン以外にはバーコードが付いていないので、商品名と値段を覚えないとレジがスムーズに打てません。初めは覚えることに苦労する人が多いようです。
- 経験者の体験談
●「パンの名前と値段を覚えるのが大変でした。次々と新商品が出るし、アレルギーがあるお客様に質問されてもいいように、商品の成分も把握しなければいけません。ですが、働いて1ヵ月もすれば慣れられました! それ以外は特にきついことはありません」(10代/女性)
●「コンビニやスーパーなどのレジ打ちとは違い、商品そのものにバーコードが付いていないので覚えるのが大変です。なかでも食パンは見分けづらくて非常に苦労しました」(20代/女性)
●「初めは商品の種類と値段を覚えるのが大変です。一度覚えてしまえばパターン化しているので楽ちんでした」(30代/女性)
体験談を見て分かるように、大変だけど慣れられるようです。
多くの店では各商品のそばに、値段とアレルギー表示などの商品説明が書かれているプライスカードが置かれています。焼きたてパンを陳列する際に、カードを見ながら勉強して覚える努力をしましょう。
表示がない店では、「パンの特徴を書いたポップを作りませんか?」など店長に提案してみるのもあり。来店客に商品の特徴を伝えやすいうえ、自分でポップを作れば勉強にもなるので一石二鳥です!
▼パンをつぶさないように挟むのが難しい▼
販売スタッフは、トングでパンを挟むシーンが一日に何度もあります。柔らかいパンやチョコレートでコーティングされた商品など、見た目を崩さないように挟むのが意外と難しいんです。
- 経験者の体験談
●「最初はパンの袋詰めを担当しましたが、つぶさないように入れるのが大変でした」(20代/女性)
●「柔らかいパンは力の加え具合を感覚で覚えなければなりません」(10代/女性)
●「すべての商品が柔らかいのでつぶれないように気を使います」(20代/女性)
客目線で美味しそうに見える向きに揃えたり購入された商品を袋に詰めたりと、パンをつぶさないようにトングで挟むのは必須作業。力加減はとにかく感覚で覚えなければなりません。
ポイントはトングの面を大きく当てて優しく持ち上げること。接触面が小さいと一点に力が集中して崩れやすくなります。フワっと持ち上げられるように練習してくださいね。
なお、店によっては手袋をはめて手づかみでパンをつかむ場合もあります。
【体験談あり】パン製造スタッフのきつい点

次に製造スタッフ経験者から届いた体験談を交え、パン製造の大変なところを解説していきます。
▼筋肉痛になるほど力仕事がある▼
パン屋の製造スタッフは力を使う仕事が多め。慣れないうちは筋肉痛になることもあるようです。
- 経験者の体験談
●「焼きたて食パンが売りの店で、12斤分の生地をこねるのが大変でした。コツを掴むまでは普段使わないような筋肉を使うので腕全体が筋肉痛になります」(20代/女性)
●「つらいことは鉄板の拭き掃除です。とても重いのに量が多くて大変でした」(10代/女性)
●「熱い釜の近くで汗をかきながら作業することもあり、かなり体力仕事でした」(30代/女性)
特に体力を使う仕事は、生地をこねるときや鉄板を扱うとき。パン生地をつくる “ミキサー” を用意している店ではある程度楽でしょう。
力を使ったあとはケアが大切。入浴後はマッサージをして筋肉の張りを取ってください。翌日に残る痛みが和らぎますよ。自分でマッサージしにくい肩や腰には、湿布を貼るのもよいでしょう。
▼失敗すると売り物にならなくなる▼
パン作りの技術が身につく前は、成形や焼き上げ時の失敗がつきもの。売り物にならなくなるので「無駄にしてしまった……」とショックを受けることもあるでしょう。
自身のミスについて語ってくれた経験者の声を紹介します。
- 経験者の体験談
●「今までパン作りをしたことがなかったので最初は何度も失敗ばかりしていました」(20代/女性)
●「若いころに勤めていたパン屋では、失敗作ばかりでいつも怒られていました。優しい先輩によく言われたのは『パンを食べ物だと思ってはいけない。生き物だと思え』という言葉です。その言葉を胸に必死で作業していました」(40代/男性)
●「初めは全然だめで上手にこねたり成形したりできませんでした。でも、練習していくうちに徐々に身についていき、形になるのが楽しくなりました」(20代/女性)
パンの製造方法は頭で覚えられても体に覚えさせるのに苦労するでしょう。失敗を乗り越えるメンタルが必要になります。ミスしたときは、原因をノートにまとめて見返せるようにしましょう。原因が分かると改善しやすいですよ。
未経験者は技術が必要ない粉の軽量や生地の分割といった簡単な業務からスタートします。初心者のうちから難しい作業は任せられないので安心してくださいね。簡単な作業を担当している間も先輩の動きを見てイメージトレーニングをしておくと、早くコツを掴めるでしょう。
パン屋バイトのメリット3つ

パン屋のバイトはきつい一面もありますが、大変な業務はどんなバイトにもつきもの。ここからは、いい面にも目を向けてみませんか?
パン屋のバイトならではのメリットを3つ紹介していきます。
▼メリット① 楽しく働ける▼
パン屋のバイトはきつさを補えるくらいに楽しく働けます。体験談に目を通すと、販売・製造スタッフ問わず「楽しかった」という投稿がいくつもありました。
パン屋には、小さな子どもからお年寄りまでさまざまな年齢層の人が訪れます。美味しそうなパンに目を輝かせる来店客を見ると、販売スタッフも製造スタッフもモチベーションが上がるのではないでしょうか。
▼メリット② いいにおいに囲まれて幸せ▼
楽しかったという意見が多い理由には、パン屋特有の香りが関わっているかもしれません。いいにおいに囲まれて働いていると、幸せな気持ちになれる、癒される――という人は少なくありませんよね。
働いているメンバーだけでなく、来店客も美味しそうなにおいに癒されていることでしょう。朗らかな気持ちで働けそうです。
▼メリット③ パンの試食ができる▼
味を覚えるためだったり新商品の味見だったりと、パン屋で働くと必ずといっていいほど試食する機会があります。経験者のなかには、「毎日のようにパンを食べていた」という人もいました。
- 経験者の体験談
●「とにかく毎日のようにパンを食べていました(笑)。おかげで働いて3ヵ月で体重はプラス3kg……」(10代/女性)
●「お客様に味を伝えるための試食をしたり、社員さんが考えた新商品の味見をしたり。とっても美味しかったので試食が楽しみでした」(30代/女性)
試食はうれしいですが、一点注意したいのは “食べ過ぎ” です。制限なく食べると体形が崩れる可能性があるのでほどほどに。我慢できない人はできるだけ体を動かしてカロリーを消費しましょう!
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パン屋のバイトあるある

続いて、パン屋経験者なら納得の “バイトあるある” を一挙に紹介していきます!
●「パンが好き」という理由でバイトを始めた
●「焼きたてパンが美味し過ぎて、もうほかのパンが食べられない!」と言いつつほかも普通に食べる
●失敗作が美味しい
●食パンのスライスがうまくなる。でも、仕事以外で発揮する機会がない
●早起きが苦痛ではなくなる
●毎日パンを食べて太る
●ほかのパン屋が気になりつい入ってしまう
●デパ地下パン屋は閉店後に隣接店とお裾分け大会が開催される
●実はずっとおなかが鳴っている
あなたがバイトを始めた際は、いくつ共感できるでしょうか。
まとめ
本文でも解説した通り、パン屋のバイトは販売スタッフと製造スタッフに分かれています。改めて、それぞれのポイントをおさらいしておきましょう。
- 販売スタッフ
【仕事内容】
・接客
・レジ業務
・商品陳列
・店内の清掃
【きつい点】
・商品名と値段を覚えるのが大変
・パンをつぶさないように挟むのが難しい
- 製造スタッフ
【仕事内容】
・調理補助全般
・パンの成形
・洗い物
・厨房内の清掃
【きつい点】
・筋肉痛になるほど力仕事がある
・失敗すると売り物にならなくなる
体験談に目を通すと、それぞれの職種ならではの大変な一面があるようでした。しかし、きついことばかりでなく以下のようなメリットもあります。
メリット① 楽しく働ける
メリット② いいにおいに囲まれて幸せ
メリット③ パンの試食ができる
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この記事でパンの製造スタッフは早朝から勤務が開始することを紹介しましたが、朝早くから働けるバイトはほかにもあります。以下の記事でおすすめの早朝バイトをピックアップしているので、ぜひチェックしてみてください。
■【経験者の声あり】大学生におすすめのメリット満載早朝バイト4選
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