今となっては笑い話だけど……皆のバイト失敗談とその対処法をインタビュー
仕事を覚えられるか、周りと仲良くできるか……バイトにまつわる心配はたくさんありますが、なかでもバイト中の失敗は不安ですよね。
そこでバイト経験者に緊急インタビュー。すると「あるある!」から「こんな失敗も!?」まで、様々な話が集まりました。その失敗にどうやって対応したか、対処法も併せて紹介します。
やってしまった……皆の失敗談と対処法
・Aさん(20代女性)
東京都荒川区のカフェでバイトをするAさんは、久々の出勤のためにこんな失敗をしてしまいました。
「一か月半ぶりの出勤でした。私の働いているカフェでは、午前中におはようございます!行ってらっしゃいませ!とお客様に声をかけるんです。でもそれを午後になってもずっと言ってしまって……。久しぶりに働くと、今までできていた細かい点まで気が回らなくなるんですね」
接客業において、お客様への声かけは重要です。特に久しぶりの出勤時には感覚を忘れていることがあるので、気をつけたいですね。
・Hさん(20代男性)
滋賀県でキッチンのバイト経験を持つ彼は、調理中にあるハプニングに遭遇!
「その日、僕は豚キムチをつくっていました。豚キムチのオーダーは2皿で、材料がギリギリの中なんとか作りました。ところが、オーダーは実は3皿だったんです!」
Hさんは猛ダッシュでスーパーに駆け込んで何とか材料を買い、事無きを得たとのこと。飲食店のキッチンでのバイトは一度に複数の料理をつくらなくてはなりません。いくつもオーダーが続くことがあるので、落ち着いてミスを減らす心がけが必要なようです。
・Sさん(20代女性)
福岡県福岡市で塾講師をしていたSさんは、「先生」としてあるまじきミスを犯してしまいまいた。
「中学や高校の定期テスト前の期間で、イレギュラーな授業が多い時期でした。普段はシフトが固定なのでその分はちゃんと覚えてたんですが、そのイレギュラーな授業を忘れて、なんと授業に先生である私がいない事態になってしまったんです」
当時大学生だったSさんは急いで塾に向かい、授業時間を後ろ倒しして対応しました。それ以降は固定シフトの授業とは別に、イレギュラーに入った授業も忘れないよう、スケジュール帳で予定をきちんと管理したそうです。バイトも立派な社会人。仕事を覚えるだけでなくスケジュール管理も大切ですね。
・Hさん(20代女性)
東京都内の寿司屋のホールスタッフとして働いていましたHさんは、配膳中に思わぬトラブルが。
「いつもより多くの味噌汁を運んでいた時です。私は味噌汁をこぼさないことに気を取られ、周りがあまり見えていませんでした。すると、店内を駆け回っていた小さな子が私にぶつかって、その子に味噌汁がかかってしまったんです。冷や汗をかきました……」
すぐに応急処置をし、その子のお母様にも謝罪したため大事には至らなかったそう。言葉遣いや態度に限らず、このような事故にも気をつけたいものです。
・Mさん(20代女性)
品川区のパン屋でバイトをするMさんは、少し変わった失敗を語ってくれました。
「毎回、売れ残りのパンを持ち帰って夜食にしていました。そうしたら、8か月後にはなんと10キロ弱も体重が増えちゃったんです……」
これは何とかしなければと考えたMさんは、その後数年かけてダイエットし、やっと元の体重に戻すことができたそうです。まかないや売れ残りを食べられる店で働いていると、つい食べ過ぎてしまいます。体重管理は気を抜かずに。
もし失敗してしまったらすぐに謝ろう
バイトをする人の数だけ失敗もあるもの。失敗してしまった時は、取り繕うことはせずにすぐに謝りましょう。そして上司の指示をあおいで適切な対応をすれば、たいていの失敗は許されます。
失敗をすることも多々ありますが、楽しいこともたくさんあるのがバイト。失敗から学ぶ姿勢で、バイトを楽しみたいですね!