どうしてバイトを辞めたの?気になる「理由」を集めてみました
今までにいくつのアルバイトを経験したことがありますか?新しいバイトの面接で時折聞かれる質問、「前のバイトはどうして辞めたの?」これを聞かれるとなんだかドギマギしてしまう人もいるでしょう。
でも、正社員として就職するよりも勤め先を簡単に変えて様々な経験がでできるフットワークのよさがアルバイトのいいところ。人それぞれの「バイトを辞めた理由」を集めてみました。
お給料が稼ぎづらい!
都内デパートのケーキの販売(約2年間勤務)
「クリスマスなどの繁忙期にはここぞとばかりに駆り出されるのですが、普段は週1回くらいしかシフトを入れてもらえず、あまり稼げないので辞めました。 ケーキ屋さんのアルバイト自体は昔から憧れで楽しかったのですが、実際働くとなるとお給料が稼ぎづらいというのは大きな不満になりますね。」
神奈川県のカフェチェーン(約1年半勤務)
「フリーシフト制だったのですが時給が安く、途中から人が増えてシフトにも入りづらくなってしまったので、シフトを減らしていきました。 もともとお気に入りのカフェで、社割制度があったので辞めるのをしばらく踏みとどまっていました。でもほかにやりたいバイトが見つかって、そっちのほうが時給もよかったので辞めました。」
やっぱりバイトの一番の目的はお金を稼ぐこと。時給に納得がいくか、シフトに入りやすいかなどはバイトを選ぶときにも重要視したい点ですね。
バイトがきつすぎる、合わない
埼玉県のファストフードチェーン店(約半年間)
「15時から20時までシフトに入って、ヘルプで21時から朝5時までのシフトに入る、みたいな働き方が当たり前のバイト先で、あまりにもつらいので辞めました。 人手が足りないので辞める時に止められましたが、大学生活に支障が出るので。でも手当が色々ついたので、とても稼げるバイトでした。」
三重県の塾講師(約7ヶ月間)
「自分の趣味のスキーのシーズンと、塾の繁忙期である受験シーズンが被ってしまって。塾講師は休みにくいですし、このままだと受験生に迷惑がかかってしまうので冬が来る前に辞めました。 意外と冬に繁忙期が来るアルバイトは多いので、趣味と両立できるバイト選びには苦労します。」
学校や趣味と両立しにくいバイトはなかなか長く続きませんよね。バイトを選ぶ時や面接の時などに繁忙期や、普段どれだけ忙しいか?などを聞いておけば無理のないアルバイト生活を送れるでしょう。
進学・就職のため
都内の出版社での倉庫内作業(約3年間勤務)
「大学の時に3年間勤めましたが、就職が決まったため辞めました。気の合うバイトも多く、社員さんとも仲が良かったので、辞めるというよりも”卒業”という感じがしました。 学生時代にもっといろいろなバイトを経験しておきたかったなとも思うんですけど、今でも連絡を取り合うバイト仲間や社員さんがいるので続けて良かったと思っています。」
札幌市の引越し屋さん(約2ヶ月勤務)
「大学受験が終わって上京が決まった時に、2ヶ月だけ引越し屋さんでバイトしました。仕事内容もキツく、バイト先の雰囲気もあまり合わなかったのですが、もともと2ヶ月だけということで入っていたので、多少つらくても一生懸命働くことができました。 繁忙期だったら短期でも歓迎してくれることが多いので、自分の知らない世界も覗きやすいですよ。」
前もって分かっている進学や就職。バイト先にも進路が決まった時点で言っておけば、祝福して送り出してもらえるでしょう。進路が決まってからの空白期間にバイトをして、新生活のための軍資金を貯めておくという働き方も賢いバイト選びですね。
始まりがあれば終わりもある
アルバイトを始めて長く続けた結果、仕事が合っていれば社員登用される人もいますが、多くの場合には辞める時が来ます。
進学や就職が理由だったり、バイト先が合わないからだったりと様々な理由がありますが、バイトを辞める時は新しい環境に飛び込むチャンスなのです。
もし今のバイトを辞めて、新しいバイトを探す時には自分がバイトを辞めた理由を見つめ直して、自分にぴったりのアルバイト先を見つけましょう!