≪神楽坂駅のアルバイト・パート求人情報≫

東京メトロ東西線が走る神楽坂駅周辺は、国内外から多くの人が訪れる情緒あふれる街です。

神楽坂といえば、花街として栄えた名残を残す石畳の風景が有名。また、神楽坂にはフランス料理店が多く、これは以前フランス大使館やフランス人学校があったからだといわれています。そんな縁もあってかゲストハウスが複数あり、多くの外国人観光客が拠点にする地でもあります。

神楽坂駅の改札は、飯田橋方面の神楽坂口（出口1）と中野方面の矢来口（出口2）の2つ。まず神楽坂口から降り立つと、飯田橋方面に向かって神楽坂商店街があらわれ地元の買い物客で賑わいます。

この商店街を歩いていくと神楽坂上交差点～毘沙門天エリア～神楽坂下とエリアが分かれて続いていき、神楽坂下まで行くとそこは東西線飯田橋駅の一帯となります。この通りにはコンビニや食品スーパー、カフェ、100円ショップといったお店のほか、老舗和菓子屋やお茶屋、和雑貨屋、和洋さまざまなレストランなど、目移りしてしまうほどたくさんのお店がありますよ。

神楽坂駅矢来口は先ほどの神楽坂口と比べると閑静なイメージですが、ファミリーレストランやカフェ、コンビニなどのお店は余すことなく点在しているので不便はありません。また、音楽を楽しめるお店や本好きが訪れて楽しいスポットが多いのもこのエリアの特徴です。

ではここからは、神楽坂駅周辺の様子やバイトスポットについてご紹介します。

神楽坂駅神楽坂口（出口1）を出て飯田橋方面へ神楽坂通りを5分ほど歩いたところに善國寺（通称：神楽坂毘沙門天）があります。ここはパワースポットとして有名な寺社。周りにはたくさんの飲食店が立ち並ぶほか、向かいの小道を入っていくと石畳の景色があらわれます。

毘沙門天の周辺にはコンビニ、カフェ、ワイン居酒屋、ドラッグストア、雑貨屋など目移りしてしまうほど多くのお店が所せましと軒を連ねていました。アルバイトを探すにはおすすめのエリアです。近くに大学があることや飯田橋駅が近いこともあり、学生アルバイトから主婦パートまで幅広い年齢層の方が働いている姿を見かけました。

毘沙門天の向かいには有名なうどんすき屋「鳥茶屋 本店」があり、目にも華やかな和服姿のスタッフが接客してくれます。神楽坂には和風と洋風の飲食店がそれぞれ数多くあるので、和洋の雰囲気の違いもアルバイト探しの決め手のひとつとしてもいいかもしれませんね。飲食店がとにかく多いので、調理補助スタッフやホールスタッフの求人募集は豊富でした。

有名店や敷居の高そうなお店だけでなく「カフェ・ベローチェ」や「椿屋珈琲店」などチェーン店もあります。そういった身近なお店の “神楽坂店” で働いてみるのもとても良い経験になりそうですね。「セブン-イレブン 新宿神楽坂3丁目店」は街の雰囲気に馴染むように看板の色がほかの店舗とは異なっていて、神楽坂らしい見た目の店舗になっていますよ。

神楽坂上エリアは、先ほど紹介した毘沙門天エリアから少し神楽坂駅寄り。神楽坂（出口1）を出て飯田橋方面へ徒歩3～5分でたどり着く商店街です。

神楽坂上交差点を南西方向に向かうとすぐに都営大江戸線「牛込神楽坂駅」があることや、スーパー「SainE（セーヌ）よしや」やドラッグストア「ココカラファイン」などで生活必需品がそろうこともあって、特に地元の人が日常的に往来するエリアとして賑わっています。

スーパーやドラッグストアのほかにもコンビニ「ファミリーマート」や居酒屋をはじめとする飲食店が多数。レジスタッフやホール・調理スタッフのアルバイト募集がありそうです。「栄光ゼミナール」では塾講師のアルバイトも期待できます。

「おかしのまちおか」や本屋「文悠」はアルバイト前の立ち寄りスポットとして最適。「カフェ・ド・クリエ」でもアルバイト前に一休みできますよ。

神楽坂上交差点周辺は深夜まで営業する飲食店が多いので夜に働きたい人は注目のエリア。アルバイト後にバイト仲間と食事をして帰ることもできるでしょう。

また、この周辺には手土産や贈り物選びに重宝しそうな和菓子屋が集まっています。「鼓月」「神楽坂地蔵屋」「神楽坂菓寮」などがあり、なかでも「梅花亭」は昭和10年創業の老舗店です。アルバイトの前に、こうした和菓子屋で贈り物探しをしてみるのもいいかもしれませんね。

ここまでは活気のある神楽坂通りの飯田橋駅寄りの雰囲気を紹介してきましたが、東西線神楽坂駅の駅前についても見ていきましょう。神楽坂駅はホームの端と端がそれぞれ出口になっていて、どちらも神楽坂通りにつながっています。

神楽坂口（出口1）で有名なスポットといえば、なんといっても「赤城神社」。地元の人や観光客、受験生にも愛されています。鳥居をくぐると神社のイメージを覆すようなモダンな拝殿とおしゃれなマンションが現れます。ここは建築家の隈研吾氏が監修してリニューアルした神社で過去にグッドデザイン賞も受賞しているそう。敷地内のマンションも設計監修は隈研吾氏。統一感のあるデザインで神社にいることを忘れそうな非日常空間です。境内に併設されている「あかぎカフェ」では、カフェやランチ、ディナーを楽しめます。

駅前や赤城神社付近にもコンビニ「ファミリーマート」や「ローソン」、カフェ「珈琲館」、ファミレス「ガスト」などあらゆるお店がそろっていました。神楽坂全体にいえることですが、飲食店が多いのでホールスタッフや調理補助のアルバイト探しにおすすめです。

周囲にはスポーツジムやアパレルショップもあるので、アルバイト前に一汗流したり買い物をしたりすることもできますよ。

赤城神社の近くにあるパン屋「亀井堂」はクリームパンが有名。買えたらラッキーかもしれません。神楽坂口付近でアルバイトをする際にはぜひ買いに行ってみてください。

神楽坂口の反対側、矢来口（出口2）についても詳しく見ていきましょう。これまで紹介してきた神楽坂と比べると閑静な雰囲気ではありますが、アルバイトを募集していそうなお店はたくさんあります。

駅前にはコンビニ「ファミリーマート」「セブン-イレブン」、「カフェ・ベローチェ」、ファミレスの「ジョナサン」があり、学生から大人までアルバイトスタッフが活躍していました。「オリジン弁当」や「まいばすけっと」がすぐ近くにあるので、アルバイトの休憩用にお弁当も買い出ししやすいですね。ラーメン屋やイタリアンレストラン、そば屋など飲食店も豊富です。

出口を出てすぐに目に入る倉庫のような建物は「AKOMEYA TOKYO in la kagū（アコメヤ トウキョウ イン ラカグ）」。実際の倉庫をリノベーションして作られた商業施設です。ここには雑貨屋や飲食店が入っていて、出版社「新潮社」のイベントが行われるイベントスペースもあります。本好きなら一度訪れたい場所です。

本好きといえば、矢来口を出て左に曲がるとすぐに「かもめブックス」というカフェ併設の本屋があります。コーヒーのよい香りに包まれ落ち着いて本を探せる名スポットですよ。ちなみに、石原さとみさん主演のドラマ『地味にスゴイ！校閲ガール・河野悦子』のモデルとなった校閲社「鴎来堂」が運営しています。

たくさんの魅力が詰まった神楽坂は、地元の人やアルバイトスタッフ、学生、国内観光客や宿泊中の外国人とたくさんの人が行き交う街。さまざまな職種であらゆる年齢層のアルバイトスタッフが活躍できるエリアだと思いました。訪れるたびにおもしろい発見があり、とにかく和洋さまざまな飲食店が立ち並んでいたり、老舗の和菓子屋があったりおしゃれなパティスリーがあったりと、アルバイト探しをしていたらあれこれ目移りしてしまいそう。働く姿をイメージしながら一度街を歩いてみることをおすすめします。神楽坂で働くことで和の心やさまざまな文化、ホスピタリティを学べるかもしれないと感じました。
（取材日：2020年6月27日）